僕の転機
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■ 第8章 変わりゆく関係9

 肩、胸、腕、腹、腰、お尻、太股と優しく丁寧に撫でる。
 佐知子の身体は、今まで受けた事のない優しい動きに戸惑いながら、熱を持ち始める。
 昌聖は、そんな佐知子の首や肩、うなじや耳たぶに、後ろから優しいキスを降らせだす。
 佐知子は、半開きの口に曲げた人差し指を添え、甘い吐息を漏らしている。
(はあ〜ぁん…。昌聖様…、昌聖様…。こんなの…、私には毒です…。こんなの…、私…、我慢できない…)
 昌聖は、佐知子が充分に感じているのを後ろから理解しながら、まだ肝心な部分には一切触れていない。
 佐知子の身体が、ブルブルと小刻みに震えだした時、
「気持ち良いかい…?もっと欲しい…?」
 耳元に優しく囁く。
 コクンと小さく頷いて、
「ここに…。お願いします…」
 昌聖の右手を、そっとオ○ンコに誘導する。
 昌聖は、佐知子にグイッと腰を突き出し、チ○ポをお尻に押しつけると、佐知子の望みを叶えてやった。
 佐知子は、お尻に当たる剛棒を感じながら、右手でオ○ンコ、左手で乳首を責められ、あっと言う間に上り詰める。
 佐知子は、未知の快感に頭では制止しようとしたが、身体がそれを受け入れなかった。
 主人に対する許可も、イク時の言葉も出さずに、ただ自分の快楽に負けてしまった佐知子は
「申し訳ありません!昌聖様の…、許可も頂かずに…。お許し下さい」
 奴隷としての立場を誇示するために、謝罪の言葉を並べる。

 しかし、昌聖の言葉は、そんな佐知子を思いやっているのか、意外な程普通だった。
「構わないよ、僕を感じてる証拠だし…。こんな風にイク佐知子が、凄く可愛いから…。僕は満足してるよ…。気にしないでいっぱいイッて…」
 恐縮する佐知子に愛撫を続けながら
「今度は、佐知子が一人で感じる所を見たいんだけど。良い?」
 昌聖が肩越しに佐知子に依頼する。

 佐知子は、直ぐさま昌聖の依頼に応え、浴槽から上がり、縁に腰掛けると足を大きく開いて座る。
 大きく開いた股間の真ん中で、パックリ開いたオ○ンコは、真っ赤に充血し、ヒクヒクと蠢いていた。
「昌聖様。佐知子のオナニーショーをご覧下さい。はしたない奴隷がイク所を見て下さい!」
 佐知子は、右手を股間に左手を乳房に当てると、指を激しく動かし出したが、その動きは2分も保たなかった。
 昌聖により目覚めさせられた性感は、佐知子の理解を超えて強かったため、またも、許可も求められず、言葉も発する事が出来なかった。
 そしてそれ以上に、佐知子は果てた瞬間、支えを失い浴槽の中に落ちて、昌聖の頭から飛沫を被せ、ビショビショにした。

 佐知子は、浴槽から飛び出し洗い場の床に平伏すると、
「済みません!昌聖様のご指示を聞く事も出来ず。昌聖様にとんでもないご無礼を…。申し訳御座いませんでした!」
 床に額を打ち付け、平謝りに詫びる佐知子に、昌聖はそれでも微笑みを浮かべ
「良いよ、良い…。ここはお風呂場なんだから、濡れるのは当たり前だし。それに佐知子の姿も充分可愛かった…」
 そう言いながら、昌聖は浴槽から立ち上がり、平伏する佐知子に手を差し伸べ
「だから、気にしなくて良いよ」
 ニッコリ笑って、佐知子を慰める。
(昌聖様…本当に申し訳ありません…私は、奴隷失格です…)
 佐知子は、込み上げてくる自分の不甲斐なさを嘆き、昌聖の優しさに、ただ感謝の気持ちを大きくするだけだった。
 落ち込む佐知子に、昌聖がソッと肩に手を置き、優しく語りかける。
「さぁ。身体を洗ってあげるから、こっちへおいで…」
 昌聖の言葉に、佐知子は涙が込み上げてきた。
「申し訳ありません…。私なんかに…、こんなに…、優しくして頂いているのに…。私、何も満足に出来ない…」
 佐知子は幼子のように、泣き出した。

 昌聖は、そんな佐知子の背後から、ボディーソープを泡立てたスポンジを手に、ソッと抱き締める。
「良いんだよ…、良いんだ…。佐知子は、僕と居る時はそんな事気にしなくても…」
 昌聖の言葉を受けて、優しさと勘違いした佐知子は
「済みません…。済みません…。だらしない奴隷で済みません…」
 涙を流しながら、必死に詫びる。
 佐知子の正面に回った昌聖が、佐知子の唇を塞ぎ、抱き締めて立たせる。
 昌聖は、そのまま佐知子の身体をスポンジで丁寧に洗う。
 佐知子は、昌聖の為すが儘になり、その身体を泡だらけに変えて行く。
 昌聖に洗われて泡だらけに成った佐知子は、昌聖の身体に抱きつき、自分の泡で昌聖を洗い出す。

 激しい口づけを交わしながら、お互いの身体を泡だらけにし、絡み合う昌聖と佐知子。
 昌聖の手が佐知子のオ○ンコに差し掛かると、佐知子の手も昌聖のチ○ポを握る。
 昌聖は佐知子の口の中に
「欲しいの?」
 質問を投げ掛けると、佐知子は
「はい、欲しいです…」
 ウットリとした表情を浮かべ、昌聖の口の中に答える。
 昌聖はそのまま佐知子を、壁際に押しやるとシャワーの取っ手を捻り、水流を出す。
 2人で絡まりながら、水流の中に身を滑り込ませ、激しく口づけしながら、全身の泡を落とす。
 昌聖はシャワーを止めて身体を入れ替え、佐知子を仰向けに寝かせ、自分の身体を被せる。
 佐知子の頭を片手で抱えながら、正常位で佐知子の中に入って行く。

 佐知子のオ○ンコは、しとどに濡れて昌聖のチ○ポを飲み込んで行く。
(あ〜ぁ、入ってくる…。昌聖様が…、入ってくる…。私、こんなの初めて…。抱かれながら、正常位なんて…。なんて気持ち良いの…)
 佐知子は、その優しい快感の感覚に酔っている。
 昌聖、は空いた左手で佐知子の頬を撫でながら、ユックリと抽出を繰り返す。
 佐知子は、昌聖の身体に手足を絡め、昌聖の動きに合わせ腰を振る。

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