僕の転機
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■ 第8章 変わりゆく関係11

 そんな、美咲を昌聖のチ○ポが一気に突き刺してゆく。
「あふぅ〜ん…!気持ち良い…。あ〜身体が…、蕩けちゃいます〜。昌聖様〜…」
 抽出を繰り返しながら、ピシャピシャと美咲の白いお尻を平手で打ち、赤く染めて行く。
「昌聖様〜…それ、気持ち良いです…もっと打って下さい…あぁ〜ん…だめ…もう…来ちゃう…」
 絶頂がそこまで押し寄せて来たのか、美咲のオ○ンコがキュウキュウと昌聖のチ○ポを締め付ける。
「ふっ、もう駄目なのか?まあ良いや…脱衣所に佐知子が居るから、声を殺してイキなさい…」
 昌聖の許可に、堪らず絶頂を迎える美咲は、その声を完璧に殺して、ブルブルと震えた。

 余韻に浸る間もなく離れていく主人に、直ぐさま向き直りチ○ポに唇を被せお掃除フェラを始める。
 時折、ブルっと余韻に襲われ、震えながら舌を這わせる美咲は、とてもエロティックだった。
 お掃除フェラが終わると土間に平伏し、感謝の言葉を述べる美咲。
「大変素晴らしいご褒美を、有り難う御座いました」
 昌聖に促されて、顔を上げリビングに向かう。
「昌聖様…脱衣所から佐知子が覗いてました…宜しいのですか?」
 耳元に小声で、美咲が話しかけてくる。
 ニタリと笑い
「ああ、構わない…。これで…」
 不敵な笑いを浮かべ、小声で返す昌聖。

 脱衣所では、佐知子がバスタオルを手に震えている。
(そんな…。そんな…、美咲様と昌聖様は主従関係だったの…?じゃぁ…、美咲様を変えたのは…。昌聖様……。…そんな…)
 佐知子の頭の中は、衝撃的な事実にグルグルと掻き回され、昌聖に対する思いを強くする。
(私も…、お仕えしたい…。お仕えしてあんな風に…。どうすれば…。どうすれば…。どうすれば…)
 自分の願望とそれを満たす方法の答えを出せずに、佐知子の思考はループし出す。
(だめ、早く行かなきゃ…。こんな所でボーッとして良いわけ無い…。でも…)
 佐知子は自分の立場と、今の状態に気付きノソノソと身体を持ち上げ、四つん這いでリビングに向かい出す。
(教えて…。誰か…、私に……。…美咲様…。私に、奴隷になれる方法を教えて下さい…)
 佐知子は、答えを見つけるが、同時にそれが実現しない事も理解した。
 リビングに着いた佐知子は、入り口で平伏し、何事もなかったように挨拶する。
「遅くなって申し訳御座いませんでした。昌聖様素晴らしい、ご褒美有り難う御座いました」
 佐知子が身体を持ち上げ、昌聖の横に平伏しようとしたその時。

 タッタッタッタッタッと廊下を走る音と共に、宗介がリビングに飛び込んで来た。
「昌聖。テレビを付けてくれ」
 息を切らせた、宗介が昌聖に言う。
 昌聖は、直ぐ傍らにあったテレビのリモコンを操作する。
 テレビでは、山田商事の犯罪疑惑を、一大キャンペーンとばかりに、各局が報道している。
 テレビ画面を確認すると、宗介が携帯電話を取り出し、何処かに電話し出した。
 その時、リビングの入り口に、ビショビショに濡れ、グッタリした歩美が姿を現す。
「ちっ!どこからリークされた?…部内?…という事は…。あいつか…!」
 宗介は、有る人物の顔を思い浮かべる。
「だけど、単体では出来ない筈だ…。必然あいつか…。は〜ん、と言うと…おっさん焦りやがったな…!良し、そっちは何とかする…」
 宗介は電話を切ると、全員に今日の調教終了を宣言する。
「俺は、急いで出なきゃいけ無い。昌聖、歩美の服は、下に有るのを適当に着せろ。美咲ちゃんは佐知子を頼む。戸締まりは、下の道具部屋に合い鍵がある」
 それだけ言うと、バタバタと玄関を出て、車に飛び乗り走り出した。

 残された4人は、宗介に言われた事をそれぞれに始める。
「歩美行くよ…」
 昌聖は、歩美の身体に触れると、その冷たさに驚く。
(宗介さん…。何したんだろう…?このままじゃこいつ風邪引くな…)
 昌聖は、体調管理も主の仕事と言わんばかりに、歩美を風呂場に連れて行く。

 昌聖に導かれ、浴室に入ると、
「歩美座れ」
 昌聖の指示に従って、正座する。
 ズボンの裾を曲げ、腕まくりした昌聖が、歩美に掛け湯をしてやると、気持ちよさそうに目を細める。
 風呂の湯は、大分ぬるく成っているが、今の歩美には丁度良い。
「湯船に入って肩まで浸かれ」
 昌聖の命令にコクンと頷くと、浴槽に静かに入って行く。
 身体がユックリと温まって行く感触に、歩美の心もリラックスする。
「こっちに背中を向けて、上を向け」
 意味が解らなかった歩美だが、言われた通りに行動する。

 昌聖は、湯桶を持つと歩美の髪の毛に、ユックリと掛けて行く。
 歩美の髪の毛は、高圧洗浄機でメチャクチャに洗われ、その後の鞭と治療で頭を振り回しすぎたため、グチャグチャに絡んでいた。
 昌聖は、充分に濡らした髪にお湯で少し薄めたシャンプーを付け、優しく洗い出した。
 無言で為すが儘に成っていた歩美が、
「どうして、こんな風に優しくするんですか?」
 昌聖に問い掛けて来た。
「ん?僕に情けを掛けられるのが、腹立たしいか?」
 惚けながら、昌聖が答える。
「……やっぱり…、意地悪なんですね…。…こんな事をして貰って、そんな事思うわけ無いじゃないですか…」
 歩美が呟くように答える。
「なら、少しは歩美も変わったんだ…。前は、勉強を教えただけで酷い虐めの対象にしたんだから…」
 髪の毛を洗い終わり、お湯を掛けて泡を落とす。
 昌聖の言葉に、返事を返せない歩美。

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