僕の転機
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■ 第13章 僕の転機7

 昌聖が歩美の身体を、組織の加工所から奪い返した瞬間だった。
「気持ち良いか…僕も歩美の中気持ち良いよ…」
 昌聖が柔らかく笑いながら、歩美に口づけする。
「はう〜ん…ごしゅじんさまのキス…おいしい…だいすきです〜う…」
 歩美が昌聖に甘えだす。
「そうか…ほら…身体全部で感じてごらん…」
 昌聖はそう言うと、歩美の身体の届く所にキスの雨を降らす。
 歩美は昌聖の口づけを受け、恍惚の表情を浮かべながら。
「ごしゅじんさま…ごしゅじんさま…あゆみのからだ…かじになってます…キスのあとがあついの…」
 歩美の身体はバラ色に染まり、甘い吐息を漏らしている。

 昌聖は歩美を抱き寄せると、対面座位の姿勢を取り、美由紀に目配せする。
 美由紀は頷き、歩美の背中に回って、唇を這わせ出す。
「はっあん…なに…せなか…きもちいい…」
 歩美の疑問に昌聖が答える。
「お前のもう一人の主の美由紀が、歩美を気持ち良くしてるんだ…」
 昌聖の言葉に直ぐさま応える歩美。
「あ〜っは〜…みゆきさま…ありがとうございます…とても…きもちいいです…」
 美由紀の愛撫に感謝の言葉を言いながら、歩美は腰を振る。

 昌聖はそのままの体位で、佐知子に目配せをした。
 佐知子も頷くと歩美の右側に回り込み、乳房を愛撫しながら舌を這わす。
 美由紀は佐知子の参加と共に、身体をずらせ左半身を担当する。
「くう〜っ…さちこさま…きもちいです…いっぱい…されて…あゆみきもちいいれす…」
 昌聖は完全にペースを取り戻し、上体を倒すと美咲に目配せする。
 美咲は待ってましたと、昌聖を跨ぐとお尻を突き出して歩美の唇を奪う。

 昌聖の目の前で美咲のオ○ンコが、パクパク動いている。
(やれやれ…美咲って結構嫉妬深いんだな…上の口は文句言わないけど…下の口は…)
 昌聖は苦笑しながら、目の前のお尻を引き寄せ、美咲の下の口を塞ぐ。
 歩美にディープキッスをしていた、美咲は歩美の口の中に、快感をまき散らす。
(ふや〜ん…きもちいい…昌聖様の舌って…最高です…だめ…もうイキそう…)
 昌聖の舌で快感を引きづり出された美咲は、腰を小刻みに動かし快感ポイントへ、昌聖の舌を誘う。
 昌聖は左手で佐知子、右手で美由紀のオ○ンコをまさぐり、快感を送り出す。
 佐知子は左手で歩美の右乳房を右手でアナルを刺激し、美由紀は右手で歩美の左乳房、左手で佐知子のアナルを愛撫する。
 そして、佐知子と美由紀は歩美の太股に、クリトリスを擦り付け快感を高める。
 美咲は右手を、美由紀のアナルに延ばし、指を滑り込ませ、左手で歩美のクリトリスを刺激した。
 歩美は正面にいる、美咲の両乳房を揉みしだく。

 5人はお互いに身体を絡ませ、快感を貪ってゆく。
(よし…歩美はもう十分だ…美由紀はもう少しか…佐知子もこの様子なら…美咲は…直ぐにでもOKだな…)
 昌聖は全員の快感の度合いを測り、身体の動きをコントロールする。
「よし…全員同時にイクぞ…肌で感じろ…息を合わせるんだ…」
「は…い、わたしはいつでも…だいじょうぶ…です。ああぁはぁん〜」
「わた…しも…いつでも…イケます…くう〜っ」
「ひゃん…まって…おねえさま…あっ…くる…きました…ああああぁ〜」
「ごひょじんさま…あゆみ…こわれそうです…もう…もう…」
「準備出来たな…3つ数えたら…イクぞ…1…2…3!」
 昌聖の合図で全員が同時に上り詰める。
 宗介の寝室で4人の絶頂を告げる声が、笛のように高く響いた。

 4人の蜜壷から大量の愛液がほとばしり、アクメを知らせる。
 特に歩美の量は、おもらしと思える程の多さと勢いだった。
 歩美は絶頂を極め失神し掛けたが、持ち直し昌聖のチ○ポを抜くと、昌聖の股間に跪き両手を自分の股間に添え、後始末を始めた。
 自分の愛液でビショビショになった、昌聖の下腹に舌を這わせて舐め清め、チ○ポに舌を絡めながら上昇すると、一挙に咽の奥までくわえ込む。
 咽奥に納めたチ○ポを咽頭で軽く締めながら、舌を這わせ唇をすぼませる。
 唇で適度に締め付けながら、亀頭部分まで舌を絡めつつ引き上げる。
 歩美の舌は別の生き物のように、口の中で絶えず動いていた。
 ジュプジュパと音をたて、頭を上下し口腔内に溜まった、唾液をジュルルと吸い上げる。
 再度咽の最奥部迄飲み込み、唇をすぼめゆっくり上昇する。
 亀頭部分で止まると、鈴口を舌先で刺激しながら、頬を窄めて残滓を吸い上げる。
 見事なまでのテクニックに、全員が目を見張った。
 つい6日前浮浪者にまで、役立たずと罵られたのと、同じ人物とはとても思えなかった。
 いかに、この5日間の調教が激しかったかを、想像させる変わりようだった。
 最後に亀頭にキスをして唇を放し、膝を使って数歩後ろに下がると、頭を深々と下げた。
 この間も歩美の両手は、常に股間の下にあった。
 その理由は、後ろから歩美を見ていた、佐知子と美由紀が知っていた。

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