僕の転機
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■ 第13章 僕の転機8

 歩美は大淫唇をピアスで止められ広がっているため、オ○ンコの様子が後ろから見ると良く見えた。
 歩美のオ○ンコは、お掃除フェラを行ってる最中から、ずっとグニグニとうごめいていた。
 暫くすると、歩美のオ○ンコからドロリと、歩美の本気汁と昌聖の精液が、混ざりあった体液が吐き出された。
 その体液は歩美の添えた両手の中に、綺麗に受け止められた。
 そしてその動作は、平伏した今も続いている。
 平伏した歩美のオ○ンコの動きが止まると、その口が大きく一度開き、最後に残った体液を掌に落とす。
 オ○ンコを自在に操る歩美に、尊敬さえこもった視線を向ける、佐知子と美由紀。
「ご主人様。放って頂いたご褒美を、味わっても宜しいでしょうか」
 歩美は平伏しながら、昌聖に伺いを立てる。
 昌聖は歩美が何をしていたのか、解らないため[何の事だ?]と質問する。
 股間に下ろしていた手を器用に回転させ、歩美はその掌を差し出し。
「これで御座いますご主人様」
 大量の愛液と昌聖の精液の混合物の中の物を昌聖に示した。
 それを見た昌聖は、一瞬驚き美咲達を見渡し
「みんなで分け合いなさい…」
 微笑みながら告げた。

 歩美の周りに美咲、佐知子、美由紀が集まると掌に顔を寄せ、4人は舌を延ばして体液をすすり出す。
 ピチャピチャと湿った音が響かせ、一心に舐め上げてゆく4人。
 最後は、お互いの唇の周りに、着いた物を舐め有った。
 全ての体液が無くなった後、4人は横に並んで昌聖に対し感謝を述べる。
「美味しく戴かせて頂きました。ありがとうございます」
 4人はぴったり息を合わせ、平伏した。
 昌聖はそんな4人を満足そうに眺め、頷く。
「これで、歩美の歓迎会も終わりだ…所で今何時?」
 昌聖が聞きながら時計を探す。

 ふっと見上げた本棚の上にデジタルの時計が、19:05と表示している。
 その時計の横にいくつかの写真が、並んでいる。
 昌聖が興味深げに、見に行くと美咲達も付いて来る。
「こら…人のプライバシーだぞ…」
 昌聖が注意すると
「昌聖様もですわ…」
 美咲が切り返してくる。
「ここは取り敢えず内緒という所で…」
 少し考えて、昌聖が人差し指を立て唇の前に置きひそひそ声で言う。
 美咲がくすっと笑い、
「みんな同罪ですね」
 みんなの顔を見渡す。

 5人はその写真を、覗き込む。
 すると昌聖には幾人か、自分の記憶にある人物が写っている。
 一人は紛れもない自分の爺さんで、もう一人は宗介本人、そしてもう一人
「あっ…兄さんだわ…宗介さんと、こんな頃からの知り合いだったんだ…」
 そこに有る一枚の写真には、学生服を着て顔を腫らした、宗介さんと肩を組んでる美咲の兄が写っている。
 背景に広がる学生服姿の倒れた人々には、取り敢えず触れなかった。
 そして、もう1枚の写真、宗介が小学生くらいで綺麗な女性に手を引かれている。
 その横に赤ん坊を抱いた、女性と青年、それに若い頃の爺さん。
 何処かの庭園で、みんなにこやかに笑っている。

 昌聖はその写真を見つめ、じっと動かなくなった。
 美咲が昌聖の表情に気づき
「昌聖様どうしました…」
 心配そうに聞いてくる。
 昌聖は写真から視線を放さず
「この人達…たぶん僕の両親だ…そして、ここに写っているのは…僕だ…」
 小さく囁いた。
 昌聖は急に何も知らない自分が、情けなくなった。
 そして、事実を覆い隠す、周囲の大人に腹を立てた。
(宗介さん僕は、必ず一人前になる…その時は全部教えて貰うからね…)
 固い決意を新たに誓った。

 昌聖は写真を置くと、踵を返し奴隷達に
「何かお腹空いたな…出前でも取ろうか」
 固めた誓いを覆い隠すように、微笑ながら言った。
「はい、昌聖様何に致しましょうか…」
 美咲が昌聖に伺いを立てる。
「ん〜、取り敢えず出前の王道、ピザかな…」
 昌聖の意見に
「はい、はい!私会員なんで頼んでも良いですか」
 美由紀が元気に答える。
「おいおい、僕も立派な会員だぞ…見ろ、このクーポンチケット!」
 二人はじゃれ合いながら、リビングに向かう。
 それに従う、美咲達も歩美を真ん中にして、歩き出す。

 携帯をダイヤルし掛けていた、昌聖がリビングの入り口から中を見て、携帯を閉じる。
 後ろから付いてきた3人は、訝しみながらリビングを覗く。
 そこには、昼に作った料理が並べられていた。
 優瞬の乱入で宗介とともにバタバタして、美咲の家を出たため余り減らなかったのだ。
「この家には…親切な小人でも住んでるのかな…まあ良いや、みんなで食べよう」
 昌聖は呆れながら、ソファーに向かう。
 テーブルの上には優瞬の名前で[自分らで食べろ!]と書き置きがされていた。
 苦笑しながら昌聖がその紙を美咲に渡すと、美咲はクシャクシャに丸めて、ゴミ箱に投げた。

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