晴美携帯電話調教
はなまる:作

■ 5

 口と胸と菊座と秘所。四箇所を同時に攻められる。
 体の中を蹂躙する指とローター。
 がくがくと震える足はもう自分を支えることはできず、晴美は痴漢の一人に体を預けた。
 痴漢たちはニヤリと微笑むと、掴んでいる晴美の腕を自らの股間に誘導する。
 そこにはすでに勃起した肉棒があった。熱く脈打つ男の欲望に宛がわれる晴美の手。

「ひっ……」
「キミだけ気持ちよくなるつもりかい?」
「さすれよ、やり方ぐらいわかるだろう」
「断ったらキミのオ○ンコに入れさせてもらうよ。それともそっちのほうがいい?」

 そんなのヤだ……。晴美は固く太い肉棒をその手で掴み、ぎこちない手でさすり始める。
 男の性器に触るのは、これが初めてだ。しかもこんな状況で……。
 しばらくさすっていると、肉棒が大きくなってくるのが分かった。それに火をつけられたのか、ア○ルを攻める男の指が加速する。
 第一間接までもぐりこんだ指を、いったん引き抜きさらに挿入する。
 挿入のたびに晴美の体は震え、それから逃れようと体をよじる。
 そうしても拘束から逃れられないことは、何度も試しているのに。
 指を入れられた口から喘ぎ声が漏れてくる。

「む……むぐぅ……。むぅ!」
「ははは。後ろはまだ未開発だったか」
「いやいや、前のほうも開発途中のようだ」
「んむぅ!」

 ローターの振動がクリ○リスを刺激する。
 晴美の顔はそれだけでとろんとなる。性欲におぼれるメスの顔。
 すぐに我を取り戻すが、ローターの振動を強めればすぐに戻る。
 同時に濡れた花弁に指を沿わす。誘うように腰を振り、愛液の量を増した。
 痴漢の指が晴美の膣内に入る。処女の膣はその侵入を拒むが、十分に濡れた花弁は男の指を少しずつ受け入れ始める。
 自分よりも太く力強い指が、自慰のときよりも深く荒々しく膣内を動き回る。

「お。そろそろイキそうか?」
「ぷはぁ……。そんなこと……ない」
「嘘言うなよ、この淫乱学生が。スケベ顔でイキそうっ、ていってるぜ」


 晴美は痴漢の言葉を否定するが、それが嘘であるのは明白だった。
 口内の指をいとおしげに舐める舌も。
 こね回され、歪んだ乳房にぴんと立った乳首も。
 男の指を受け入れる膣も菊座も。
 痴漢の動きに過敏に反応し、痙攣するその体も。
 晴美が絶頂間近だということを示していた。

「んん! んー!」

 公衆の場で、晴美はイった。
 同時に男の肉棒も白濁液を発し、晴美の制服を汚していく。
 最初は絶頂の開放感に酔いしれていたが、その事実に気づき羞恥に見舞われる。
 しかし晴美の花弁は、我知らず羞恥により濡れるのであった……。

 電車のスピードが緩やかになる。降りる駅が近い。
 達したばかりの体で出口に向かおうと体を向ける。
 もう痴態は終わった。これで開放される。
 晴美のそんな甘い考えは、痴漢たちによって打ち砕かれた。

「離して……もう、もう降りないと……」
「ああ。降りてもいいぜ。だが……」

 痴漢たちの手が晴美の股間に伸びる。
 くちゅ……。晴美の膣内に冷たい何かが侵入する。
 膣だけではない。先ほどまで指を挿入されていた菊座にも何かが入り込んできた。
 潤滑剤が塗られているのか、それは痴漢の指よりも深く晴美の体内にもぐりこむ。
 
「ああ……。なに、こ、れ……!」
「貞操帯だ。私たちが着けてあげよう」
「オ○ンコとア○ルとクリ○リスの三点責めができる特製品さ」
「ご主人様からのプレゼントさ。前も後ろもほしい、っていってるぜ」
「い……いらない……こんな、っああ!」

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