晴美携帯電話調教
はなまる:作
■ 7
「見ないで……見ないで……ふぁあああああああ!」
晴美の膣が痙攣し、内に含んでいるものをきつく締め付ける。
絶頂の瞬間、デジカメのレンズと目が合う。
撮られた。それは今までのような気づかれずに撮られたというものではない。
撮られているという「視線」を自覚する。あのデジカメを通じて自分のはしたない姿が万人に映る。
ドクン、と心臓が跳ね上がった。首を振ってこの現実を否定したかった。
だけど現実は、彼女が思う以上に残酷だった。
「まだ……うごく……だめ……。ああああ!」
晴美への攻めは止まらない。これからが始まりなのだ。
膣と菊座を陵辱する器物の動きは止まることなく、陰核を弄る貞操帯の振動は先ほどよりも増す。
達したばかりで敏感になった晴美は、快楽に負けるように声を上げる。
今の声も、今の姿も撮られてる。快楽に流されながらそれだけは自覚できた。
撮られたくなければドアを開けて逃げればいい。
だけど、熱く燃え滾る下半身が言うことをきいてくれない。
膣内を責めるモノの形が分かるほど、晴美の性器は敏感になっていた。肉襞をめくり回転する。そのたびに膣内は熱くなり愛液で潤っていく。
左手でデジカメから顔を隠しながら、右手で貞操帯を外そうと必死になる。だけどそれはスカートをめくり、自らの太股をデジカメに晒しているのだが、そこまで頭が回らない。
快楽が止まらない。熱く昇りつめながら、心は淫らに落ちてゆく。
「また、またイク……! やだ、やだ、やぁあああああ……!」
オーガニズムが彼女を虚脱させる。
その余韻に浸る間もない。今度は菊座内を前後するモノの動きが激しくなる。
異物感に体をよじり、その痛みが快楽に変わる。
刺激はイク度に強くなり、そしてその度により激しい絶頂を迎える。
そしてそれは真上から絶えず記録されていた。
晴美の絶頂の嬌声を、快楽に震える下半身を。堕ちて行く晴美そのものを。
「ゆるして……。これ……はずし、お願い……!」
懇願はすぐに嬌声に変わる。貞操帯を外そうとする手は、いつしか器物をより深く受け入れようと、押さえこむようになった。
そして七度目の絶頂。
それが晴美の限界だった。体中を痙攣させ、口をパクパクと開きながらよだれを流し、彼女は意識を失う。
意識を失いながら、しかし彼女の体は貞操帯の振動に反応し痙攣するのだった……。
晴美を覚醒に導いたのは、携帯電話の音だった。
トイレで大きく足を開き、スカートを大きくめくっている姿で気を失っていた彼女は、まず自分の格好を元に戻す。
膣内を激しくかき乱され、昇天するほどの痴態を思い出す。
そして今もなお、貞操帯は外れていないのだ。動いてはいないものの異物感は変わらずに晴美の陰部を熱く湿らせる。
下半身からくる微熱に揺れ動かされながら、晴美は自らを現実に引き戻した携帯電話を見る。
メールが一件入っていた。
<さっきはすごかったね、お姉さん。すごく感じてたよ。
最後のほうは、自分で腰まで振ってたしね。^^>
確かに激しく悶え、腰を振っていた。
晴海はそれを思い出し、顔が赤くなる。
<貞操帯のバイブは切っておいたよ。でもスイッチ一つで動き出すからそれを忘れないでね。
それじゃあ三つ目のお願いだよ。貞操帯をつけたまま学校に行ってほしいんだ>
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