晴美携帯電話調教
はなまる:作

■ 11

 目隠しをされたまま処女を奪われた。
 相手の顔は分からないけど、自分の膣内にある肉棒の形は意識できる。
 それが動くたびに脳を貫く刺激。待ち望んでいた快楽。
 恥じらいもなく、晴美は叫んでいた。

「いい! 気持ち…いい!」
「ははは! ヨガってるぜ、こいつ」
「本当に気持ちいい、って顔している。…じゃあ、コッチのほうも」

 ヌルゥ…。菊座の中に指が入ってくる。その指に塗られた軟膏のようなものが、ひんやりとして心地いい。
 だけど菊座はすぐに熱を帯びたように敏感になる。そこにさらに指を挿入される。何度も、何度も指でクスリを塗りつけられる。
 そして、お尻に押し当てられる肉棒。亀頭がアナルに押し当てられ、そのまま侵入してくる。

「オシリ…。晴美の、オシリの穴、犯されてる…。きつ、ぃ」

 事前に塗られたクスリがペ○スのすべりをよくし、抵抗なく挿入される。
 前と後ろ。その両方から来る圧迫感。最初戸惑っていたその感覚。
 しかし、晴美の淫らな体はそれをすぐに快楽に変えた。前後の肉棒をより深く受け入れようと自ら腰を降り始めた。
 
「ああああああ! 前と、後ろ…晴美、の全部が犯されてる…!」
「まだ全部じゃねーよ。お口がお留守になってるぜ」
「ふぐぅ…! んちゅ…、んっ…んっ…」
「この胸、やわらけー。でかくて弾力あって」
「んー!」

 無理やり口の中にペ○スをつっこまれる。電車の中での淫行を思い出しながら、晴美は慣れない動作で舐め始める。
 同時に両方の胸を一人ずつ攻められる。片側の胸は力強く揉み解され、乳首をつねられる。もう片方の胸は乳首にローターを押し付けられ、振動を加えられる。
 穴という穴、性感帯という性感帯を攻められる晴美。
 そんな中、『ご主人様』の声だけはやけにはっきりと聞こえた。

「あーあ。皆に秘密知られちゃったね。
 これでここにいる皆が『ご主人様』だよ。みんなの命令、聞かなくちゃね」

 晴美の体が震える。それは淫らな地獄が濃くなったから。
 もっともっと、淫らに堕ちることができるから! もっといじめてもらえるから!

「出すぞ、出すぞ!」
「コッチもだ。どうする、中か、外か?」
「最初は外でいいだろう。どうせ一回で終わりじゃないんだ!」

 晴美を攻める肉棒も限界が近い。自らを攻めるスピードが増し、晴美の体もまたアクメに向かって加速する。
(イク……、イク……、もう、ダメェェェ!)

「あああああああああああぁぁぁ……!」

 全身に白濁液を浴びながら、皆川晴美は堕ちていった。
 もう戻れない、淫らな世界へと…。

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