拾った女
横尾茂明:作

■ 恥に目覚める3

両足の間から剛を恥ずかしげに見る女…。
もう…とろけてしまいそうなペニスの先は透明な糸を引いていた…。

「さーチ○ポを舐めるんだ」

女は身を起こす…逆に剛は寝てチ○ポを反らす、女は愛しげにチ○ポを掴み…顔を寄せて舌で尿口の透明な液を舐める…。

そしてチンポを口に頬張る…。
女の口技は素晴らしかった…剛はチクッと胸に痛みを感じる。
それはこの女にフェラチオを仕込んだ男の影を見たからだった…。

(こんな美しい女に性技を仕込める野郎とはどんなやつなんだろう…)
嫉妬の焔が突き上げるが…亀頭を舐められ茎を擦られてすぐに嫉妬は薄らいでいく…。

「お…おい…オマ○コを舐めるから、こっちに尻を向けろ、俺を跨げ…」

「ハイ…ご主人様…」
女はもぞもぞと動きシックスナインの形を取る…。

目の前に割れたオマ○コが開く…剛はまたもやその魅惑の狭間をさらにくくつろげる…。
舌先が…皮が剥けた白い真珠の芽ををとらえる…それを擽るように舌先で揉みあげた。

「うぅぅぅぅ…ご主人様…そんな…そんなとこばかり…気持ちよすぎますー」

女は言ってからチ○ポを喉元近くまで呑み込み、顔を上下に振り…剛の睾丸を優しく揉み上げた…。

(ああー…こりゃすぐに果ててしまう…)

「女! もういいから…そんなに強く吸ったらすぐ出ちまうだろう…」
「御免なさい…」

女は剛に叱られ…俯くように体を向き直り…剛の胸に甘えるように頬を寄せ、剛に許しを請うように見つめる…。

剛は女の髪を指で梳き上げる…女は剛のチンポを軽く握り目を潤ませて見つめていた…。

「俺のチ○ポが好きなのか…」

「ハイ…何か…懐かしいような気がして…」

「記憶をなくす前の男のチ○ポに重ね合わせて見ているんだろう…」

「そんなこと…ありません…今はこの体…ご主人様の物…」
「どうぞ…好きなようにオモチャにして下さい…」

剛は女の物言いにまたもや嫉妬を覚える…。
(こいつの男…よほどのSだったんだろうなー)

(しかし…性器は荒れてないし…肛門も使った形跡はない…)
(前の男は…この女に何をして喜んでいたのだ…)

剛は嫉妬を振り払う様に女の頭の下に腕を通し…口づけをする、そして優しくクリトリスを揉みはじめた。

中指が膣に呑み込まれる…指先で膣の上辺…Gスポットを探す…。
その辺たりのざらつきが指先に感じられる…剛は…この殊勝な女を愛おしいと感じた。

膣に指を入れたり出したりしてその柔らかな感触を楽しみながら…クリトリスを緩やかに揉み込んでいく…。

女の口からは、またもや可愛い喘ぎが洩れだし剛の耳を擽る…。

「気持がいいのか」

女は恥ずかしげに顔を赤らめ黙ってコクっと頭を振った…。

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