拾った女
横尾茂明:作

■ 恥に目覚める4

(なんて可愛いやつ…)
鼻先で擽るように剛の耳を刺激し…甘えるように鼻で泣きながら胸に顔を埋める…。

「さー上に乗って…自分で差し込んでみな…」

言われて女は恥ずかしげに起きあがり…剛を跨ぎ、チ○ポを逆手で摘んだ…。
下を向いて亀頭を自分の性器に当て腰を沈める…一回目は横にそれて可愛い悲鳴を上げた…。

二回目できつめの膣に刺し込まれた…。

「あぁぁぁ入ったー」女は嬉しそうに剛を見つめる…。

「ご主人様…動いていいですか…」
いちいち恥ずかしげにお伺いをたてるとこが可愛かった…。

剛が頷くと…目を瞑って腰を上下に動かしはじめる…。

女が動いてくれてるせいか…リアルに膣の挟み付けと内部の構造が知覚でき…自分で動くより数倍気持が良かった…。

女は時折腰を前後にも振る…自分の気持ちいい所を見付ける仕草にも見えた…。
チ○ポが…陰毛の殆ど無い性器にいやらしく呑み込まれる構図と、柔らかな乳房が上下に踊る情景は剛の脳を焼く…。

(あぁぁ…もう出てしまいそうだ…こりゃたまらん…)

女も上下に動きながら悲鳴に近い喘ぎを洩らしはじめる…。
真っ白な肢体…腰がくびれ、柔らかな胸が躍る…見事なまでの性美…。

こんなのを見せつけられて長持ち出来る男がいるものかと剛は思う…。
女房とやるときは…射精に行くまでに、気が遠くなるほどの徒労を感じたものだが…。
この女は逆に、射精を引き延ばすのに絶望さえ感じさせる女と思う…。

女の可愛いえくぼが快感に歪み…長すぎる睫が震えはじめた…。

「ぅぅぅううううう……ご主人様…もう…もう…我慢できません…」
言うと女はガクガクと震えはじめる、よほどいくのを我慢してたのだろうか…。

大きく胸を反らせ…剛に結合部を見せて絶頂に震え咆哮する…。
その奔放ないきかたに唖然とはするが…剛もたまらず引き金を絞る…。

精液の奔流を子宮口に感じたのか、女は飛び上がるように声を引き絞り無様なほどに体を痙攣させる…。

剛は超快感のなかで…女の狂い方に驚く。
(このおんな…よほどの敏感症なのか、それとも淫乱なのか…)

女は暫し…痙攣なのかシャックリなのか剛の腹の上で踊り、倒れるように剛の胸に突っ伏す…。

女は余韻を貪るように震え…泣きじゃくるように剛の胸に甘える…。
「ご主人さまー…こんなにSEXが凄いものなんて知らなかったの…」
「あぁぁぁ…何回でもしたい…もう記憶なんて戻らない方がいい…」
「こうしてずーっとご主人さまに抱かれ…刺し込んでもらえたら…私嬉しい」

剛は女の狂いようには少しは驚いたが…どうせ拾うならSEX嫌いの女よりこっちの方がどれだけいいやらとほくそ笑む…。

二人繋がったまま少し微睡む…そして肌寒さに身を起こす…。
女の方ががヌルっとチ○ポ抜き出し…ティッシュで性器を塞ぐ、そして可愛く息んでティッシュを見る…。
「ゥワー…こんなに出て…赤ちゃん出来るかなー…」

この言葉に剛は背筋が冷たくなるが…すぐさま、この女とならいいかと思う…。

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