人妻の事情
非現実:作

■ その時は妻であらず10

「驚きですよ奥さん、まぁ一月の歳月放置してたのは認めますがね。
まさか単身店に乗り込むとは思ってもいませんでしたわ。」
「す、スイマセン…… で、でもっどうしても我慢が出来ず……」

そう私は今、田崎さんが経営しているお店にいる。
受付の人にはアポを取っていると嘘を付いての無理矢理の対面だった。
目的は決まっている。
貞操帯を外して頂き、満たして貰う為だ。

「でもまぁ……一月ですからまぁまぁよく持った方かもしれませんね。
それにケアもしないといけないし……。」
「ケア、何のケア…ですか?」
「奥さん……失礼ですけどまだ生理は続いているのでしょう?。
その時はどうしていましたか?。」
「っぁ……」
「何をいきなり恥ずかしがっているのですか奥さんったら。
でも、それを管理する僕も一月も放置してた事は大変申し訳ない事だったと反省です。」
「……は、はぁ……」

途端に恥ずかしさが蘇る。
これは女性ならではの生理現象であり、女である証拠でもある物。
だが……改めて云われると途端羞恥は増すものである。
先に田崎さんが言った「管理」という言葉、そうかと思った。
貞操帯の鍵を管理する田崎さんは、私の生理の時期すらも把握するような立場なのだ。
(私の下半身は夫ではなく……田崎さんによって全てを管理されている……のね)
その状況を知り得て、一層に身体が疼いてしまう。

「じゃあケアを確認しましょうか」
「はぃ……」

言葉足らずではあったものの、田崎さんの言葉は貞操帯を外すという前触れだと認知した。
私は命令去る前に事務室のソファーに腰を下ろし、スカートを腰までたくし上げる。
そして……両足を最大限に広げて待つのだった。
二度三度と大きく頷き、田崎さんはベルトに付けたホルダーキーを手にして私の股間へ手を差し伸べた。
カチリ。
その音と共に自慰防止版が外された。
カチリ。
更なる鍵による金具音にてオ○ンコを押し開いている前のブレード板が外される。

「ぁあっぁ、ふぅっぅ…はっぁ!!」

下半身を締め付けるほどに苦しめていた物が外され、私は不覚にも声を上げていた。

「フッフッフ……良い臭いだ奥さん〜〜とてもいい臭いがしますよ、ココ。」
「ぃっ、ぃいやっぁですっぅ〜〜〜」

田崎さんは下半身に付くほどに近付けた鼻をフンフンといわせて嗅ぐわう。

「とても……とても良い臭いだぁ奥さん〜〜これは……何だろうか。
そうっ、ぁあっアレだ、満たされたいという欲望の蜜ですよっぉ!!。」
「かぁ…きあ、かあぁ嗅がないでっぇっ!!」
「ふふふふふふふ……なぁんて甘くて淫靡な臭いを放つんだぁ。
奥さんのココっドロドロのクチュクチュで〜とっても美味しい臭いがするよっぉ!。」
「ぁぁ……ふぁ…ンぁやっぁですうぅぅ」

更に田崎さんは取り外された自慰防止板を手にして云う。

「やはり生理後の汚れがありますネェ〜こういうのが一番厄介だぁ」
「ぇええ……え」

田崎さんの唾液に塗れた長い舌……それが自慰防止板を這いずり回る。
私の生理現象の証を田崎さんが舐め取ったのだった。

(ゃぁあぁ)
「奥さんの生理の付き物だ、綺麗綺麗にしないとねぇ」

私は大股を広げてその行為を……ただ見守る他無い。
ただ…… ……この屈辱とシュチュエーションと羞恥に私はイった事だけは云えない。
ソファーを無駄に濡らした時点で言い訳は最早皆無であろう……。

「生理までよく頑張りましたねぇ」
「はっぃ……」
「申し訳ない、これからは月一で奥さんの下半身を管理しますねぇ」

出来ればそっとして欲しい生理現象だが……言葉に苦しんだ。
だ……が……だが。

「…… …… ……どうぞ……お願い……します」

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