明の復讐
あきよし:作

■ 遥の日記2

(しゃぶれ?)
どういうことだろうと考えましたが、すぐに答えは見つかりました。
(フ○ラってやつかしら。)
学校でも女友達とたまにこういう話をするので単語は知っていました。少し躊躇しましたがすぐに地面に膝をついてその男性の突起物にキスをしました。

『臭い。』
と思いつつ徐々に口の中に含んでいきました。そして口を上下に動かしていきました。暫くその行為を続けていると男性は私の顔を押さえつけて口の中で射精しました。
『気持ち悪い。』
と思っても顔を押さえつけられていたので、飲み込むしかありませんでした。ゴクゴクと精液を飲みこむとやっと開放されました。初めて飲んだ精液は特に味がしませんでした。ただ、ぬるぬるしていただけでした。こうして開放された私はゆっくりと家路に向かいました。
(また今度行こうかな。)
私はもうすっかり『性の虜』になっていました。本当はもっと突かれたかったです。でもやっぱりHは好きな人とするのが一番ですよね。でも今はこれでもいいと思っています。いつか彼とやりたい。これが私の夢です。

2月12日(月)
今日は学校だったのですが、私は行く気にはなれず家で寝ていました。やっぱり彼とは会いにくいと思ったからです。あんな事があったので私は彼に何て話しかけたらいいのかわからなかったんでしょうね。彼もまた私に話しかけずらいと思ったのでこれでよかったんでしょう。学校に行かないとやっぱり暇ですね。何もすることがありません。なので私時々自慰をしていました。こんな私を見たら彼は今以上に私を嫌うでしょう。なので、暫くは学校に行かないようにします。そして、私が彼に本当に愛される自身がついたら学校に行こうと思います。まぁ彼は格好いいのですぐに違う女の子と付き合うと思いますけど…………。

2月13日(火)
私は学校に休暇届けを提出してきました。理由は病気ということにしておきました。本当はピンピンしてますけどね(^^) この日も私は自慰をしてしまいました。私でも怖いくらいに『性の虜』になっています。

2月14日(水)
私はあの快感を忘れることが出来ずまたあのマンションに行ってしまいました。ですが、事務所に行っても誰もいませんでした。おかしいなと思い周りを見渡していると、私の携帯が鳴りました。誰からだろう。と思い画面を見ると非通知着信でした。私は出てみることにしました。
『もしもし?』
私はドキドキしながら相手の応答を待ちました。電話の相手は先生でした。内容は今から褐I山コーポレーションの裏にある公園に来いというものでした。私は行くことにしました。公園につくとそこには見覚えのある顔の男性がいました。その男性とは私の大好きな彼でした。
『あっ。』
と思わず声が出そうでしたが、気づかれないようにマンションの影に隠れました。2、3分たった頃でした。一人の女性が彼に近づいてきたのです。その女性は先生でした。
(えっ?どういうこと?)
と考えていると二人は接吻を始めました。
(そういうことか。)
私はピンと来ました。彼はあの後も先生たちの性対象になっていたのだと。
(その行為を私に見せようとしてあんな電話したんだ。)
ショックでたまりませんでした。帰り道で思い出したのですが、今日はバレンタインデーです。直接本人には渡しづらいので小包で郵便受けに入れることにしました。さすがに時間も時間だったので買ったチョコですが、今の私の精一杯の気持ちを手紙に書いて添えました。食べてくれてるかな?そんなことを思いつつ眠りにつきます。おやすみなさい(- -)Zzz

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊