明の復讐
あきよし:作

■ 明と遥4

俺は約束した時間に絵里の家に行った。絵里はまだ帰ってなかったので俺は待つことにした。約束の時間から1時間たっても絵里は帰ってこない。不思議に思った俺は絵里の携帯に電話をした。
プルルルル
「おかけになった電話は電波のとどかない……。」
携帯は電源が切られてるみたいだ。俺は取り合えず学校に向かった。

学校についた俺は遥のクラスに行ってみた。クラスメイトに尋ねると、和田とどこかに行ったらしい。俺は急いで校内を探し始めた。しかし、どこにも遥の姿はない。学校を出ようとしたとき携帯がなった。着信は遥からだ。
「もしもし? 遥か?」
「柳生君? 今から絵里の家に来なさい。」
「誰だ?」
ブチッ
俺の問いかけに答えることなく電話は切れた。絵里の家の前についた俺は息を大きく吸い込み、呼吸を整えた。
「誰かいるのか?」
リビングの方から音が聞こえる。恐る恐る近づくとそこには和田と遥がいた。
「柳生君遅かったわね。」
そう言う和田の近くには気絶した遥がソファーに横たわっていた。
「お前何してんだ!!」
「落ち着きなさい。気絶してるだけよ。あなた絵里をどうするつもり?」
「ど、どうするって?」
「聞いちゃったのよね。遥と柳生君が話してること。絵里は私のものよ。近寄らないでくれる?」
俺の予想は的中してしまった。やはり絵里は和田の奴隷だったのだ。
「何言ってんだ。俺は何も……。」
「とぼけても無駄よ。どうしても近づくならこっちにも考えがあるわ。」
和田は俺に近づいてきた。そしてズボンのファスナーを一気に下ろした。呆気にとられていた俺はそれをただ呆然と見ていた。そのまま力いっぱい俺を押し倒した。そして自分のマ○コを露にした。そこにはローターが入っておりすでに濡れていた。何をするのか見ていると、俺のペ○スを取り出しそのまま自分の中に入れたのである。
「な、なんのつもりだ?」
「いやぁー。遥助けてー。」
パンパン
和田が俺の上になって激しく腰を振る。
(この女……どういうことだ?)
その答えが出るのは以外に早かった。
「んー。」
遥の目が覚めたようだ。
「遥ー。柳生君が……。」
「えっ? 明君?」
「い、いやこれは違うんだ。」
いつの間にか体位が変わっており、遥から見れば俺が無理矢理和田を犯しているように見えたのかもしれない。
「どういうこと?裕美に何してるの?明君ってそう言う人だったんだ。」
和田の顔は少しにやけていた。和田と言う女は恐ろしい女だとこの時認識した。
「ダメ。逝っちゃう。」
俺は急いでペ○スを取り出し和田の腹にザー○ンを飛び散らした。
「説明してよ。なんなの?これ。」
「違うんだよ。これは和田が……。」
「もういい。帰って。顔も見たくない。」
俺は諦めて家に帰ることにした。

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