母はアイドル
木暮香瑠:作

■ 突付けられた罰4

「もう何回も抱かれてるくせに、いまさら何カワイ娘ぶってんだ。この部屋に戻れなくなってもいいのか? 下にはヤツ等が居るんだぜ。星野奈緒だと知ったら驚くだろうな。それもスキャンダルまみれの……」
 脅しを掛けながら、龍一は胸とお尻に食い込ませた指をせっせと蠢かせた。
「あまり時間が掛かると下のヤツ等に怪しまれるぜ。さっさと始めようぜ」
「うっ、酷い……」
 龍一に胸とお尻を強く揉まれ、まさみの肢体の力が抜けていく。龍一に身を任せるように倒れこんだまさみを、龍一はベッドの上に横たわせた。

「俺の前では正体を隠す必用はないんだぜ」
 龍一は、まさみのメガネに手を掛ける。
「隠してなんか、ないもん。こ、これが本当の私だもん」
 まさみが手で押さえるのを制して、龍一はメガネを奪い取った。そして、三つ編みに束ねていた髪を解していく。まさみが星野奈緒へと変わっていく。
「ああ……」
 まさみは、絶望の溜め息を吐き顔を背けた。そして龍一の手が、まさみの衣装に掛けられた。

 まさみを全裸に剥いて龍一は、太腿の間に顔を埋めた。恥丘に奔る縦裂に舌を這わせ、その奥に隠れている陰核を舌先でコリコリと転がす。
「ううっ、うぐっ、うむむむ……」
 見上げると、荒くなった息に合わせ上下に揺れる肉丘の谷間の向う側で、まさみの顔が苦しげに歪んでいる。階下にいる耕平に、みんなに聞かれないよう必死で声を押さえているのだ。
「ここが感じるんだろ? もう尖り始めたぜ」
 龍一は、まさみの脚をM字に大きく開いた。開かれた太腿に引っ張られ、縦筋が扉を開く。龍一は、その中に隠れていた淫芽に唇を被せ吸った。
「うぐううう……、うぐっ!」
 まさみは両手で口を覆い、吐き出される呻き声を殺した。

 龍一の舌が、襞を弄るように掻き回していく。クリ○リスを指で転がしながら、舌が襞を掻き分けるように舐め廻す。膣襞を掻き回した舌が、裂け目の頂点で皮を突き破った淫芽をベロッと舐め挙げた。ザラザラとした舌の感触に、背筋をザワザワと刺激が駆け上る。サーモンピンクの淫肉が、ジュッと淫蜜を滲ませた。
「淫乱なマ○コだな。そんなに舌で嬲られるのが良いのか? 穴がヒクヒクしてるぜ」
 龍一は指を二本蜜壷に埋め込み、天壁を弄りながらクリ○リスを甘噛みする。
「ひいっ、痛っ……」
 まさみの悲鳴と共にジュクジュクと愛液が溢れ出し、まさみのベッドのシーツに染みを広げていく。

「はうっ、はあ、はあ……。いやっ、も、もう……、焦らさないで……。は、早く始めて……」
 息は荒く、顔は紅潮したまさみは、切なそうに声を上擦らせた。
「おねだりかい? もう我慢できなくなったか、淫乱な身体だな」
「ち、違うわ。早く終わらせたいだけ……」
 あまり遅くなるとみんなに怪しまれる、そんな不安がまさみを急き立たせる。これ以上愛撫され続ければ、官能の渦に巻き込まれそのような思慮さえ出来なくなってしまうかもしれない。まさみは、とにかく早くこの悲しい時間を終わらせたかった。
「じゃあ、どうして欲しいか言いな。舌で嬲って欲しいのか、それとも……」
「ううっ、ま、まさみのあそこに……、龍一さんのを……ください」
 まさみは、吐息混じりにおねだりの言葉を口にした。しかし、龍一は愛撫を止めた。
「それじゃ判らねえな。どうして欲しいかはっきり言いな、それも思いっきりすけべな言葉でな」
 突然、愛撫を止められ呆然とするまさみに冷たく言い放つ。はっきりとした意識の中で、はっきりと卑猥な言葉を言わせる企みだ。
「ううっ、龍一さんのおチン○ンを……、まさみに頂戴。まさみのオマ○コに……」
 早く終わらせたい一心でまさみは、口にするのも恥ずかしい言葉を吐き出した。

 龍一は、まさみの膝を割り腰を太腿の間に入れた。
「お望みのものをすけべなマ○コに入れてやるぜ」
 亀頭を濡れそぼった割れ目に宛がい擦り付ける。焦らすように、クリ○リスから蜜壷の入口へと割れ目の中を往復させる。
「は、早くして……。みんなに……気付かれちゃう……」
 まさみの切羽詰った呻き声が、龍一へ行為を促す。
「そんなに欲しいのか? 一週間で本当にスケベになったなったもんだな、奈緒……」
 毎日犯され続けた一週間は、まさみの意志とは関係なく秘孔をヒクつかせる。
「は、早く……」
 まさみは急かすように腰を浮かし、受け入れ態勢をとった。
「ふふふっ、ばれるのが怖いのか? それとも、早く逝きたいのか? どっちでもいいや。お望みどおり呉れてやるぜ。ほらっ!」
 グジュッ!!
 龍一は腰を送り込み、肉根を一気にまさみの蜜壷に埋め込んだ。蜜壷に湛えられていた愛液が、音を立て迸った。

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