黒い館
けいもく:作
■ 22.香子さんの処女喪失1
そんなタイミングでドアがトントンとノックされ、香子さんが入ってきました。
「何やってるの?」
香子さんは、すでに裸にされてしまっている亜紀ちゃんを見て驚きました。
「ずいぶん、早いじゃないか」
「一緒に来ようと思って、亜紀ちゃんの部屋に寄ってきたの。そしたらいないじゃない。もしかしたらと思ってあわててきたら、案の定ね」
「おれは亜紀を犯してはいない」
「ぎりぎり、セーフってところかしら」
香子さんも勘はいいのかもしれません。お館様がまだパジャマを着ていたところから、まだ亜紀ちゃんは犯されていないだろうと思いました。
「それにしても亜紀ちゃん、こんな人の部屋にひとりできてはだめじゃない。何をされるかわかったもんじゃないから」
香子さんに言われて亜紀ちゃんは可笑しそうにクスッと笑いました。
実際のところ、お館様は亜紀ちゃんにはそれなりに気を使っていました。何をされるのかわからないのは香子さんの方でした。亜紀ちゃんは、今から責めを受ける香子さんを見にきたのでした。その時にお館様が亜紀ちゃんを抱こうとするなら、それでいいくらいに思っていただけでした。
お館様は裸のまま倒れている亜紀ちゃんの乳首を少しだけ吸い、香子さんの腰に手を回して引き寄せ、唇を吸いました。随分と長い時間、吸っていたのかもしれません。
ようやく唇を離された香子さんが「今日は、いつもと意気込みが違うね」と言いました。
「そう、まったく亜紀にあおられちゃって。まあ、これを見てくれ」
お館様はパジャマとパンツを腿のところまで下げて、猛ったものを香子さんに見せました。
「まったくもう、男ってすぐそんなもの見せたがるんだから。亜紀ちゃん、あなたの身体がこんなに大きくしたんだって、どうする?」
「どうする?」と聞かれても亜紀ちゃんに答えられるわけがありません。まさか「それでわたしの処女幕を破ってください」とも言えません。
「亜紀に何とかしてもらわなきゃあ」お館様は亜紀ちゃんの股間をなぜました。
「それはだめ。ちょっと、年とってるけど、わたしので我慢しなさい」
「ちぇ、しょうがないか」
「それにしても大きくなって。よく我慢したね」香子さんがチュと音をたてて先端を吸いました「亜紀ちゃんもキスしてあげて」
お館様が向きを変えると、亜紀ちゃんが唇をとがらせてキスしました。お館様がその後頭部をつかみ、押さえました。お館様のもを口の半分くらいにまで入れたところで止められ、亜紀ちゃんはフェラチオを強要されていたのでした。
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