売られた少女
横尾茂明:作
■ 性の玩具5
風呂を出て政夫は美由紀の裸をタオルで丹念に拭った・・。それは、大事なものを・・さも慈しむような拭い方であり・・政夫の心はこのとき少年に還っていたと言える。
美由紀は幸せと感じた・・。今まで人に・・こんなに優しく扱われた経験が無かったから・・。
二人・・裸で布団に入った。政夫の左腕を枕に美由紀は仰向けで・・。
政夫は美由紀の乳房を優しく揉みながら美由紀の顔をしばらく見つめていた。
「おじさん・・そんなに見つめられたら・・美由紀・恥ずかしい・・」
政夫は我に返った・・。美由紀の端正な顔立ちに見惚れてしまっていたのだ。
「美由紀・・おじさんのこと・・憎んでる?」
「ううん・・さっき・・おじさんが美由紀の体を優しく拭いてくれた・・」
「美由紀・・幸せって感じました」
「お風呂に入るまでは・・おじさんのこと少し恐かった・・」
「美由紀・・美由紀・・きょうまでスゴク寂しかった」
「美由紀・・これからは・・おじさんに甘えてもいいですか・・?」
「いいとも・・毎日はここには来れないけれど・・おじさんが来たときは思いっきり甘えてもいいよ」
「美由紀・・嬉しい・・」美由紀の目に涙が溢れた・・。
政夫の心は少し痛んだ・・。無垢な少女を性のはけ口として買い取り、その柔らかで華奢な体を傍若にも好きなように陵辱する・・。
恨まれ憎まれこそすれ・・逆に甘えられるとは・・。
この時・・政夫は少女の思考の幼さを痛々しく感じると共に・・この少女の育った壮絶な環境に胸が痛んだ。
きょうはこのまま帰ろうと政夫は思った・・。今の感情でこの子にSEX出来るほど政夫は冷酷にはなれなかった。
無垢な少女に接し・・心が洗われた感情になるとはナ・・
政夫は今の奇妙な感情に終止符を打つべく起きあがろうとした。
「おじさん・・おじさんまだ帰っちゃイヤ・・」
美由紀は何かに縋りたかった・・。14才の心には・・今の試練は余りにも過酷で有った。
幼心なのか・・女の本能なのか・・オスに寄宿する代償を無意識下で表現していた・・。
「美由紀を抱いて・・一杯可愛がって下さい・・」
「美由紀のここ・・ほら・・こんなに濡れてます」
美由紀は政夫の指を取り羞恥に震えながら・・陰唇に引き寄せた。
ふっくらと盛り上がったはざまは、湯が溢れるように熱く濡れていた・・。
政夫の指はまるで吸い込まれる様に・・美由紀の膣に滑り込んだ。
「あぁぁぁー・・おじさんの・・チンポ・・下さい・・」
幼過ぎる口から艶めかしい言葉が零れ・・政夫の脳に再び靄が掛かり始めた。
政夫は突き動かされるように美由紀の下腹部に移動し、顔を太モモに埋め・・性器の臭いを胸一杯に吸った・・。
萎えていたペニスが再び頭をもたげた・・。政夫は陰唇に指を掛け押し開く・・。
キラキラ光る愛液が会陰に零れ・・政夫は思わず舌を延ばして愛液を舌先ですくい、さも貴重な蜜を味わうかのように喉元を動かした。
「美由紀・・チンポ差し込むよ・・」
「うん・・美由紀初めて・・おじさん・・痛くないですか・・?」
「痛くないよう優しく入れるヨ・・怖がらずに力を抜いて」
政夫は美由紀の脚を開き腰を進めた。ペニスを左手で摘み・・亀頭を美由紀の膣口にあてがい・・円を書く様にクレパスの中で揺らした。
亀頭が美由紀の柔らかな果肉を割裂き・可愛い小陰唇が踊った。
亀頭は愛液に濡れ・・滑らかにクリトリスの峰をすべり・・膣口に落ち込むような錯覚を政夫は感じた。
「おじさん・・美由紀・・スゴク気持いいヨ・・」
美由紀の肛門が激しく伸縮し快感の度合いを現していた。
「美由紀! ゆっくり差し込むぞ!」
政夫はまず亀頭を膣の入口にヌルっと沈めた・・。美由紀の陰唇が大きく膨らむ・・。
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