売られた少女
横尾茂明:作

■ 同級生4

 しかし光男はまだ知らない・・見るとか触るなどの悦びなど軽く超越する「超快感」がもうすぐ己の肉体で爆発するということを、このあまりにも美しい少女の・・甘い粘膜に包まれて・・。

「光男君・・女の子の恥ずかしいとこ・・見たこと・・有る?」

「・・・・・無い・・」

「見たい?」
 美由紀は震える声で思い切り甘く囁いた。

「見ても・・いいのか」

「だって美由紀の体・・全部・・光男君のものだよ・・」

 そう言って美由紀は光男の首に手を回し・・口づけを求めた。

 光男はどうしてよいか判らず・・ただ口を尖らす。美由紀は優しく唇に触れてからすぐに強く長く吸った。光男は鼻で息することも忘れるぐらい興奮の体で・・窒息直前に美由紀を振り解き・・大きく体を震わせ深呼吸する。

 美由紀はクスっと微笑んで・・、「もっと・・して」と甘えた。

 光男が先程から美由紀の下半身に焦がれていることは判っていた。だからわざとキスをせがむ・・今度はもっと強く吸ってそっと舌を入れてみた・・光男は大きく反応し、美由紀の舌を求めて自分からも舌を入れ、それに飽きたらず美由紀の歯茎を丹念に舐めて震えた。

 美由紀は「くすぐったーい」と身を捩り・・背中を見せながら膝を立てて後背の姿で、「光男君・・もっと見て」と甘え、脚を軽く開いて・・光男に柔らかで真っ白な双臀を見せた。

 光男はシミの全くない初肌に、導かれるかのように顔をお尻に近づける・・。

 綺麗な肛門に続く柔らか色の性器・・淫唇は少し開き、中のピンク色の襞が可愛くはみ出している・・そして美しく量感のある2柱の太モモがそれらを魅惑的に際だたせる。


(あぁぁーこれがオ○ンコなんだ・・なんて綺麗なんだ)

 初めて目にする少女の肛門と性器に光男は呆けたように見惚れた。

 神秘な性具の構造をもっと知りたい・・少年の欲求に限りはない・・

「光男君・・そんなに見つめたら美由紀・・恥ずかしいよー・・」

「光男君・・見てるだけなの?・・」
「女に子の恥ずかしいとこ・・全部光男君のものだよ・・すきにしてもいいの」

 光男は意を決して震える指で・・憧れの少女の性具に軽く触れた・・
「柔らかい・・」

 今度は陰唇の奥・・性の源泉がもっと知りたくて指を深い狭間の両にかけ・・そっと押し開いた・・。

 そこはピンクに濡れた幾重もの襞が花のように咲き、中心には暗い穴が見える。

 恋に焦がれた少女の魅惑の性器と肛門が目の前にある・・女の子の羞恥の源泉そのものを指で押し広げ・・今・・暗い穴に指先を入れかけた・・透明な液がツツーと糸を引いて零れ指先を濡らす・・
(暖かい・・なんて柔らかな穴・・)

 指に伝わる感触は光男の心をとかしてしまう・・光男はたまらず口を付けた・・所かまわず舐め・・そして噛んだ・・舌の感触だけでは飽きたらず、両手は柔らかな双臀を掴み、肛門と性器に顔中を埋め、少女から止めどなく零れる愛液を顔中に塗り込めはじめた。

 光男のペニスはこれ以上固くならないというほど硬化し・・パンツを濡らす。

 舌を美由紀の膣に深く差し入れた時・・それは起こった・・
「うっ・・ぐぅぅぅー・・くぅぅー」
美由紀の双臀にしがみつき、光男の腰は大きく跳ね・・そして小刻みに震えた。

「くぅぅ・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「光男君・・出ちゃった・・の?」

 美由紀の問いは聞こえず・・光男は射精の恍惚感の余韻に忘我し腰をヒクヒク痙攣させている。

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