売られた少女
横尾茂明:作

■ 少年の性3

 二人は縺れる様に湯殿に浸かる。光男は後ろからさも大事な物を慈しむような抱き方で美由紀を抱きしめる・・柔らかく乳房を揉み、乳首を摘む。

「光男君・・きょうも優しくしてね・・」

「う・・うん・・」

「美由紀の体って・・真っ白ですごく柔らかいね」

「この体は光男君のもの・・今日も・・すきにしていいのよ」
「光男君・・私の体の何処がすきなの?」

「んんー・・・全部!」

「ウフフ・・じゃぁ・・私の体・・全部洗ってくれる」

「うん!」

 二人は洗い場に出て檜の床に腰を下ろす。美由紀は光男を誘うように見つめてから膝立ちし、ゆっくりと後ろ向きになり美麗なお尻を見せつけながら後背位の姿勢をとり脚を開いた。

 湯に濡れてピンクに光る美麗な性器と肛門を見せる美由紀の破廉恥で挑発的な行為は、うぶな光男には射精感に近い刺激的行為に映る。・・その美尻に震えつきたい想いをこらえるのがやっとである光男であった。

「光男君・・私のお尻・・綺麗?」

「お・・おおぅ・・」

「優しく洗ってね」

 美麗な太モモの間からたわわな乳房が覗けた。性器は半開きで小陰唇が綺麗な色を見せ、肛門は可愛く収縮を繰り返している。

 光男は唾液がこぼれているのに気づき手で口元を拭い、大きく口中の唾液を飲み込んだ。

 石鹸を手に取り泡立てて、まずその泡を美由紀の性器に塗りつけ、ゆっくりと輪をかくように尻と太モモに塗り込み、徐々に手のひらを性器に近づけていく・・。

 指に小陰唇・・クリトリスが柔らかく当たる、光男は手から伝う艶めかしい感触に脳はとろけていった。

 光男は美由紀の横ににじり寄り、肛門の感触を指先で楽しみながら空いた手でロケット型に下がる乳房を揉んだ。・・指は肛門と膣の辺りで躊躇しながら円をかいている。

「光男君・・・・指を中に入れて・・」

 光男は許しを得た子供のように・・驚喜した顔でまず膣の入り口を探し・・薬指をゆっくり沈めていく。付け根まで差し込んでから再び抜き、次は内部の構造を探る様にまた挿入する・・まるで子供が欲しくてたまらぬオモチャを得て・・その玩具に没頭するに似ていた。

 注挿に没頭する光男のペニスは淫らにも上下に揺れ、先からは透明な液がとろとろと零れて檜の床に広がる・・。

 美由紀の口から時折あえぎ声がもれる・・光男は膣内部のどの部位を擦ると声が上がるかを研究するように注挿している、時折小陰唇とクリトリスにも触れてみて、美由紀のせつない喘ぎの高まりで敏感な部分を認知していった。

 次に人差し指を肛門に挿入してみる。・・その入り口は狭く、まるで輪ゴムを幾重にも巻いた小さな穴に指をコジ入れる感覚に似ていた。・・その輪ゴムの箇所をすり抜けると中は意外と広く、膣に入れている中指と薄皮1枚で隣り合わせの構造であったことを知る。

 美由紀は下半身をうぶな少年に自由にさせる。・・それを驚喜夢中で探る少年を弄ぶ感覚は、倒錯した被虐的な感覚で・・むず痒い陰湿な悦びに心が震えていく。

 光男は美由紀の性の構造をもっと艶めかしい形で見たいと・・湯桶で双臀にお湯をかけ、泡を流す。

(ァァー・・なんて淫らで・・なんて素敵な構造・・これが僕の物だなんて・・)
(こんな柔らかな手触りのお尻もモモも乳もみんな僕の物・・)
(美由紀の声も・・顔も・・心も・・もう全部僕の物なんだ・・)

(毎日・・毎日・・この裸を見つめていたい・・この柔らかな膣に僕のチ○ボをずーと入れていたい)

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