瑞希と悠希の放課後
木暮香瑠:作

■ 姉は妹のために肌を晒す8

 ついに、ショートも剥ぎ取られすべてを晒した。裕司が投げ入れた瑞希のショートを巡って生徒たちが取り合いをしている。
(ああ、ついに全部、見せてしまったわ……。す、全てを見られているのね……)
 瑞希は、ヘナヘナと腰から崩れ落ちた。ステージ上に腰を落とした瑞希を、裕司は体育座りさせた。

「これからが本番だぜ」
 えっ? と驚きの表情を浮かべた瑞希が裕司に振り返る。全て見せて終わったと思っていた瑞希に、裕司はそういうと背後から瑞希の膝に手をやった。そしてゆっくりと開いていく。
「いやっ。そんな格好させないで……」
 瑞希の膝が開き、M字開脚させられる。イヤイヤと首を振り膝に力を入れようとするが、まるで石か木で出来ているように、瑞希の意思を受け付けてくれない。恥辱に苛まれた肢体は緊張から思うように言うことを聞かなかった。瑞希の膝は、じわじわと開かれて行った。
「全部見せなきゃ終わらないぜ。女の全てをな!」
「ひいっ、いやあ……!!」
 瑞希の悲鳴が響き渡ると同時に、太腿は大きく開かれた。

「ううっ、ううう……、み、見ないで……、恥ずかしいの、ううっ……」
 瑞希は、恥ずかしさに俯き目を硬く閉じる。ヒクヒクと痙攣する内股で、繊毛がそよそよと揺れる。裕司は瑞希の肩越しに股間に目をやった。
「恥ずかしい? 濡れてるんじゃないか、気持ちいいんだろ」
 朝露に濡れたように、絹毛に露玉がきらめいている。
「そんなこと、ない……。恥ずかしい……、ううっ……」
 身体がカアーと熱くなる。ドクッ、ドクッ、と血液が渦巻き、股間に集まって来るようだ。
「も、もう、許して……、ううっ……、うううっ……」
 瑞希は自分の変化に気付き、瞳を閉じた顔をいやいやと左右に振った。

 観客たちが、驚きにざわめきだした。瑞希の股間が湿り気を帯びているのを見つけたからだ。いつもは清楚で凛々しい女教師が、生徒達に見られ濡れていることが信じられないこととして映った。
「濡れてる、毛が濡れてる……」
「瑞希先生、感じてるぞ」
 興奮を我慢できない生徒たちは、ズボンの中から男根を取り出した。飛び出した怒張はどれも凶暴にいきり立っていて、これ以上ないほどに膨らみ天を向いていた。

 目一杯に開かれた太腿に引っ張られるように、花唇が扉を少し開く。露に濡れ艶やかな光沢を放つ繊毛の奥のスリットが左右に割れ、その奥にサーモンピンクの媚肉が覗ける。
「すげえ……、今まで見た誰よりも綺麗だ……」
 観客たちが、瑞希の股間をじっと見詰め怒張をしごく。異様な雰囲気に気付いた瑞希は、恥辱に硬く閉じていた瞼をそっと開いた。普段の生徒からは想像できないほど大きくなった猛り狂う一物が、瑞希を睨みつけている。
「いやっ、そんなもの見せないで……。やめて……、オ、オナ……」
 自慰をやめさせたいが、恥ずかしくて口に出来ない。初めて見る男性のオナニー、マスターベーションに目のやり場を失い、眩暈すら覚えた。彼らは私を牝として見ている。瑞希にとっては、知りたくはない事実だった。

「さあ、立ってお尻も見てもらえよ」
 裕司は、瑞希を後ろ手に拘束している手錠を持ち上げ立たせようとする。しかし瑞希は、恥辱に脚の力が入らず、緊張から眩暈に襲われる。瑞希は崩れるようにステージから落ちてしまった。

「うわあああ……」
 最前列の生徒から悲鳴が上がる。目の前に落ちてくる憧れの女教師に驚き、摩っていた怒張が跳ねた。勢いよく噴射された熱い白濁液が、弧を描いて落ちてくる瑞希の顔に掛かる。
(ああ、熱い……。熱いわ、なんて熱いの……)
 朦朧とした意識の中、瑞希は性の熱さを噛み締める。

「お、俺にも掛けさせろ」
「俺も……、もう我慢できねえ!」
 瑞希の色香に当てられていた生徒たちは、瑞希がザーメンを被るのを見て制御を失った。前列の生徒を掻き分け床に横たわる瑞希に砲身を向ける。

 憧れてた女教師に思いの篭った熱い滾りを掛けるチャンスに興奮していた。清楚で凛々しい女教師を、自分の精子で汚す機会は二度と訪れないだろう。みんな我先を争って瑞希に向かって男根を扱いた。

 興奮が絶頂に達した生徒たちの性が迸った。入れ替わり立ち代り生徒たちの性が降り注ぐ。思い焦がれていた憧れが、熱い飛沫となって放出される。ザーメンは、シャワーのように瑞希に降り注いだ。

 情熱の篭った熱い飛沫が瑞希に降り注ぐ。
(ああ、熱い? シャワー? ああ、汚れた私を洗い流して……)
 朦朧とした意識の中、顔に掛かる液体を感じた瑞希は、頭を擡げ顔を降り注ぐ液体に向けた。自ら精液を浴びるような瑞希の仕草に、生徒たちは瑞希の顔を目掛け狙いを定めた。

 瑞希の顔が、バストが白濁液で汚されていく。瞳を閉じた眉毛に、絹糸のような黒髪にザーメンが注がれていく。
(洗い流して……。全てを洗い流して、汚れた私を……)
 粘り気のある液体は、流れ落ちることなく瑞希の肢体に絡み付いた。
(どっ、どうして? どうして流れてくれないの? いやあぁぁ……)
 洗い流すどころか、髪に顔に、張り詰めた双乳に、優美な曲線を描き盛り上がったお尻に纏わり付くザーメンに恐怖すら覚え瑞希は気を失った。

 半数近い生徒が、運良く瑞希にザーメンを注いだ。部室のあちこちには、瑞希に近づくまで我慢できずに絶頂迎えてしまった生徒のザーメンが、床を汚していた。

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