瑞希と悠希の放課後
木暮香瑠:作

■ 濡れた肢体は凌辱を……4

 亀裂はヌラヌラと輝き、僅かな隙間を作りサーモンピンクの媚肉を覗かせている。生徒達に見詰められた羞恥に燃えた身体が、裕司の体温を感じたお尻が淫欲の火を燃えさせていた。
 瑞希の細い腰を、裕司は両手でしっかりと押さえ込み腰を送った。
「ひぃっ、ううっ……」
 裕司の亀頭が割れ目を押し開き、蜜壷に埋め込まれる。行き場を失った愛液が、裕司の棹を伝って睾丸まで濡らしていく。
「ううう……、ううっ、ううう……」
 瑞希は、喉を反らし零れ出る呻き声を噛み殺した。先端が入っただけなのに、太腿まで押し広げられるような圧迫を感じる。
(大きい……、大きすぎるわ……)
 ミシミシと秘孔が押し広げられ、じわじわと棹が飲み込まれていく。
「あうっ、ああう……。だ、だめ。こ、壊れちゃう……、入れないで……」
 瑞希が仰け反るが、怒張はまだ半分差し込まれただけだった。

 裕司は、半分埋め込んだ怒張を抜き差しする。
「う、動かさないで……、こ、壊れちゃう……」
「感じるのが怖いんだろ? 生徒のチ○ポを咥え込んで感じる身体だと知るのが怖いんだろう?」
「し、知らない! 感じたりなんか……しない……」
 裕司は、腰をゆっくりと押し進めた。瑞希が出した愛液に濡れた砲身が、ゆっくりと花唇に隠れていく。
「嘘つけ! マ○コがヒクヒク締め付けてくるぜ。まだ半分しか埋めてないのにさ」
「いやっ、う、うそよ、そんなこと!」
 瑞希はイヤイヤと腰を揺するが、秘唇は棹を咥え込み襞肉が収縮し奥深くへと導くように吸い付いている。違う生き物が住んでいるように、瑞希の意思とは別の動きをする。
「違う! うそ! うそよ……、ど、どうして?」
 裕司の怒張を放すまいと締め付ける媚肉が、瑞希には信じられない。今日一日の恥辱が、羞恥心から開放されることを望むかのように蠢いている。男子生徒の視線に、裕司の言葉に圧迫されていた精神が、より強い快楽により解き放たれることを求めているようだ。

「いくぜ! すけべな先生……」
「いやっ、抜いて……、これ以上されたら……」
 内側から押し広げられた媚肉が熱を帯び、ズキンズキンと甘美な刺激を広げようとする。
「これ以上されたらどうなるんだい? 知りたいな!」
「い、意地悪……。判ってるくせに……」
 裕司は、一気に腰を進めた。
 グチュッ!!
「うっ!! ひぃっ……」
 瑞希が、背筋を弓反らせ呻く。瑞希の蜜壷は、中に溜まっていた愛蜜を迸らせながら怒張の全てを呑み込んだ。

 秘孔に怒張を打ち込み、瑞希の身体の心を釘付けにした裕司は、後ろ手に拘束していた手錠を片方外した。瑞希は、遠のく意識に身体が崩れそうになるのを壁に両手を着き辛うじて支える。
「あうっ、ああ、ううう……」
 シャワー室の壁に爪を立て、瑞希は呻いた。手首にぶら下がる手錠が、揺れる身体に振れカチカチと壁を打つ。裕司が腰を使い、怒張を抜き刺し始めたのだ。
「ううっ、だめぇ! 大き過ぎます。うっ、動かないで……、だ、だめえ……」
 背中を退け反らし、肩を震わせて瑞希は懇願した。
「動かなきゃ気持ち良くならないだろ? それとも今まで、よっぽど粗チンとしかやったことねえのか?」
 裕司の言うとおり、裕司の物はいままで経験した誰よりも大きかった。甘美な疼きが、恋人の飯山隆とのセックスでは味わったことのない威圧感を伴って蜜壷から広がってくる。

 瑞希の腰がヒクヒクと震える。怒張に纏わり付く媚肉がギュッ、ギュッと締め付けを強めてくる。一日中恥辱に苛まれた淫肉が、限界に達し痙攣するように裕司の怒張を締め上げた。
「あうっ、ううう……。こ、これ以上は……だ、だめなの……」
 ビリビリと股間から発せられた電流が、脊髄を駆け上り脳裏を攻め上げる。瑞希の理性を崩そうとしている。
「ひいっ……」
(届いてる……。お、奥まで届いてる。おかしくなっちゃう、わたし……。隆さん、ごめんなさい……)
 恋人の隆の顔が、一瞬、脳裏によぎる。しかし、それとてすぐさま甘媚な刺激に飲み込まれてしまう。
「あうっ、あああ……、だ、めぇ……、あっ、あん、ううう……」
 シャワーの音を掻き消すような呻き声が、狭い部屋に響き渡った。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊