瑞希と悠希の放課後
木暮香瑠:作

■ 濡れた肢体は凌辱を……6

 裕司は、瑞希の柔尻に下腹部を打ち付けていた。ジュル、バコン、ジュル、バコンと怒張が出入りするたび、愛液が迸る音と肉が打ち合う音がシャワールームに反響し響き渡った。脂の乗った熟した双尻が、腹筋の浮かんだ裕司のお腹の激しい衝撃に打ち鳴らされていた。
「あうっ、あっ、あっ、ううっ……」
 前屈みになり大きさを増した双乳が、裕司の腰の打ち付けに合わせ大きく揺れる。真っ白になった瑞希の思考は、ここが学園の中であることも忘れていた。撃ち付けられる怒張に合わせ、喘ぎ声を漏らしている。壁に爪を立て、頭を振っていた。
「いっ、い……、い……、だめ、おかしくなっちゃう……」
 うわ言のように呟き膣を収縮させる瑞希に、裕司は至福の官能を味わっていた。節くれだった棹に絡みつくヒダ肉、さらに飲み込もうと蠢く淫唇、それら全てが裕司の淫欲を蕩かせていく。
(なんてマ○コだ。今まで味わったどのマ○コより極上だぜ)
 全ての血液がそこに集まったのではないかと言うほど充血した男根が、ギュッ、ギュッと締め付けられる。熟した女肉の締め付けに、裕司の怒張が歓喜の声を上げようとしていた。

 裕司同様、瑞希も今までにない感覚を味わっていた。怒張が撃ち付けられるたび、頭が真っ白になり意識が飛びそうになる。
(あん、ああん……、何なの? この感覚……。変、変……わたし、おかしくなっちゃう……)
 瑞希の頭が、居眠りを我慢するようにガクン、ガクンと揺れる。

 裕司は、瑞希の胸の手を廻し、柔乳に指を食い込ませた。しっとりとした柔肌が指に吸い付いてくる。乳頭は充血し、天井に向かって頭を擡げている。裕司は、鷲掴みにした胸を引き寄せ、瑞希の唇に口を重ねた。しこった乳首を指で押し込みコリコリと転がしながら、柔らかくヌメッた唇を強く吸った。
「ああっ、うううっ、ううっ……」
 裕司が荒々しく豊乳を揉みしだくと、瑞希は呻き声にも似た喘ぎ声を上げる。裕司が唇を吸うと、瑞希も舌をおずおずと舌を伸ばした。裕司の口内に忍ばせ、蜜を舐めるように弄ってくる。瑞希は、ここが学園の中であることさえ判らないくらいに官能に酔っていた。相手が生徒であることも忘れ、唇を重ねていった。

 美味しそうなご馳走を目にした時のように、裕司の口の中に唾液が溢れてくる。裕司はその唾液を、瑞希の口に流し込んだ。
「あうっ、ああ……、あん……」
 甘い喘ぎ声を上げながら、裕司の唾液を吸っていく。そして、ゴクリと瑞希の喉がなった。唾液を溜飲した瑞希は、トロンとした瞳で裕司を見上げた。憧れの女性の熟した色香漂う視線に、裕司の下半身は力が漲る。
(なんて色っぽいんだ! ううっ、もう待てねえ!!)
「だ、出すぜ! オマ○コの中に濃いのを注いでやる」
「えっ?」
 裕司の発した、『中に出す』という言葉が瑞希を我に還させる。
「だ、だめ、だめえ!! な、中には、だ、出さないで……」
 裕司の投げかけた声に瑞希は、首を大きく振り乱した。秘孔を押し広げるように、裕司の怒張がさらに大きく膨れ上がるのを感じたのだ。

 裕司は、今まで以上に激しく腰を瑞希のお尻に撃ち付けた。
「うおおお……、で、出るううう……」
 渾身の力を込め、裕司は腰を繰り出した。
「あっ、うっ……、い……いっ、うう、うあああ……」
 煮えたぎるザーメンがドバッと蜜壷の中で弾けると同時に、瑞希は絶頂に達し喘ぎ声を上げた。仰け反らした顔で口を開き、溺れる人が吸えない息を必死でするようにパクパクとさせた。
 放出された精液が、ヒダ肉に絡みつくように膣内に広がっていく。水面に投げ込まれた石が波紋を広げていくように、熱い性が瑞希を飲み込んでいった。
(熱い! 熱いわ、裕司君の……、ああっ、いい……)
 瑞希の腰が、ガクガクと痙攣する。裕司の怒張に貫かれたお尻を高く掲げたまま、瑞希は上半身をガクンと床に崩れ落とした。

「逝きやがった。最高のオマ○コだったぜ」
 裕司が腰を抱えていた手を離すと、ズポッと音を立て怒張が抜け、瑞希の身体がゆっくりと崩れていく。
「ああっ、ううん……」
 消え入るような喘ぎ声を残し、気を失ったように床に倒れこんだ瑞希の太腿の間で恥丘が覗いている。ついさっきまで大木のような男根を飲み込んでいた秘孔は、だらしなく口を開き濃い白濁液を涎のように垂れ流している。自ら分泌した愛蜜と混じったザーメンは、シャワーの水流にも流されることなく太腿に絡み付いていた。

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