瑞希と悠希の放課後
木暮香瑠:作

■ 悠希の決心7

 ビリッ、ビリビリビリ……。

 裕司が瑞希の服を引き裂く。
「いやあっ!!」
 悲鳴を上げる瑞希のブラジャーも剥ぎ取り、裕司は柔肉に直接、指を食い込ませた。瑞希の柔胸が、形が変わるほど揉みしだかれる。
「相変わらず、すげー乳だな」
「ウひょー、悠希だけじゃなく、瑞希先生の本番も見れる?」
 ラグビー部員たちの好奇の視線が、瑞希にも注がれる。
「やめて、隆さんの前では……」
 瑞希の悲鳴に、隆は視線を瑞希の方に移した。隆の目に、上半身裸にされ胸が卑猥に変形する瑞希が映る。
「や、やめろ! み、瑞希に手を出すな!」
 隆は、裕司に向かって怒鳴った。
「いやっ! 隆さん、お姉ちゃんを見ないで。私だけを見て」
 悠希は隆の声を塞ぐように口を重ねる。そして腰を揺する。埋め込まれた肉根を締め付けるように、膣が蠕動する。それ締め付けに隆の腰も反応し、悠希の股間を突き上げる。
「あうっ、あううううっ」
「ああン、あっ、ああん、あん」
 仰け反った二人の呻き声と喘ぎ声が、絡み合いながら部室に響いた。

 裕司は悠希と喘ぎ声を聞き、ニヤリと笑みを浮かべた。そして、柔乳に被せた指を強く食い込ませ、瑞希に言った。
「見せつけてくれるな。俺たちも二人に見せつけてやろうぜ」
 裕司はスカートを脱がし、パンティを剥ぎ取った。全裸にされた瑞希の腰を引き、お尻を突き出させる。
「先生も、いい声を二人に聞かせてやれよ」
 裕司は瑞希の腰を両手で固定し、怒張を縦裂に宛がい一気に挿入した。

「あうっ!!」
 瑞希の揚げたくぐもった悲鳴に隆の視線が釘付けになる。
「いやあ、み、見ないで……」
 部員たちの視線に晒され、瑞希の頬が恥辱に紅く染まる。しかし何より辛いのは、正面から浴びせられる隆の悲しそうな視線である。瑞希は眼を伏せ、そして弱々しく顔を横に振る。
「た、隆さん、見ないでえ……」
 頬を伝い落ちる涙と共に、瑞希の悲痛な願いが口から零れる。
「み、瑞希!!」
 悲鳴のような怒声と共に、悠希の中で隆の怒張がドックン、ドックンと反り返る。
「あん、す、凄い!! 隆さんのが……、あうっ、悠希の中で暴れてる……」
 初めて知る官能が身体を突き上げる。悠希は、背骨を震わし喘いだ。

 隆は、腰に跨った悠希の肩越しに瑞希の嬲られる姿を呆けた眼で見詰めていた。両手を高く頭の上に掲げられ、爪先立ち腰を後に引いた瑞希が、背後から裕司の砲身を打ち込まれている。揉まれ形を変える豊乳、棹を咥え大きく広げられた淫唇が隆から正面に見える。
(ああ……、み、瑞希……)
 いままで見たことのない艶に染まった瑞希の表情が、隆の心を締め付ける。心と同時に、股間の棹を悠希の暖かな媚肉が締め付けてくる。
「はあ、はあ、あん!! だ、だめえ……」
 瑞希の喘ぎ声が響くたび、隆の怒張が脈動し膨れ上がる。
「あん、隆さんの……どんどん大きくなってく」
 悠希は、隆の腰の上で跳ねるように肢体を揺する。

 ジュブッ、ジュポッ、ジュブッ……。
 ジュポッ、ジュブッ、ジュポッ……。
 瑞希と悠希の奏でる淫猥な水音が部屋に木霊する。

「すげえーー」
 部員たちは、瑞希と悠希を交互に見ながら股間を膨らませた。腰を上下に揺するたび、悠希のヒダ肉は捲れ、溢れ出る愛蜜を滴らせピンクに濡輝いている。裕司の怒張を打ち込まれる瑞希の身体は、天井から吊られた両手と後に引き寄せられた腰によって胸を突き出す姿勢を強いられている。怒張が打ち込まれるたび強調された柔乳が大きく揺れ、裕司の広がったカリに掻き出された愛液が筋になって流れ落ちていた。
「本当に嫌らしい姉妹ね。見られてるって言うのに、あんなに股を濡らしてるなんて。ふんっ!」
(もっともっと屈辱を味合えばいいんだわ)
 真莉亜は、軽蔑に顎を突き上げた。

「うっ、アン……。み、見ないで……、嫌らしい瑞希を……。あん、あっ、あっ、いや! 見ないで、隆さん……。ううっ……」
 数日にわたり凌辱を受けていた瑞希の身体は、望む望まざるに関係なく嫌らしく感じてしまう。感じている自分を恥辱に思えば思うほど、官能の炎は燃え盛っていく。
「だ、だめっ! 見られてる……、隆さんに見られてる。あん、だめえ、そこっ!!」
 裕司の怒張が膣壁を擦り揚げるたび、瑞希が背中を退け反らし白い首を見せ付ける。
「あん。いやっ! み、見ないで。見ないでえ!」
 背中から聞こえる瑞希の喘ぎ声に、悠希の興奮も昂ぶって行く。
「うふん……あん、いっ! 隆さん……す、好き……」
 悠希は唇を隆の口に重ね、押さえていた思いの丈をぶつけるように腰を拗らせた。
「あっ、あん。み、見られてるのに……こんなに感じる……なんて。はあ、はんっ……」
 腰を揺すりながら悠希は、うっとりとした瞳で甘い吐息を吐き続けている。

 裕司は片手で瑞希の胸を強く揉み、もう一方の手は瑞希の膝の裏を通し持ち上げる。片脚立ちで大きく開かれた股は、恥ずかしい場所を結合された様を皆に晒した。裕司は、胸をヤワヤワと揉みながら、膝裏を通した手で亀裂から尖り出した陰核を弄くる。強く弱く円を描くように柔乳を揉みしだき、クリ○リスを押し込む。
「ああっ! あうっ!! も、もうだめ。み、見ないで……。うううっ!!」
 瑞希の腰が、ブルブルッと震える。
「あうううっ、いっ……。だめええ、見ないでえ!!」
 腰の震えは全身に広がり、重い豊乳をブルンブルンと揺らした。
「ひいいい、いっ、いくううう……」
 瑞希は首を退け反らし、苦しげな喘ぎ声を上げ、そして頭をガクンと落とした。

「み、瑞希……。うっ、うぐぐぐっ、うあああ……」
 悠希の中で隆の肉根が、大きく膨れ上がり飛び跳ねる。悠希の軽い体を持ち上げるほどの力強さで、腰を突き上げる。
「あんっ、す、凄い!! あ、熱いの……、熱いのが悠希の中に……、アン!!」
 悠希は頭を退け反らし、身体をピクピクと痙攣させる。
「あっ、あん、あああ……」
 消え入るような喘ぎ声を残し、悠希が瑞希に続きエクスタシーに達した。力無く隆の胸に寄りかかる悠希の股間からは、湛えきれず溢れ出た白濁液が零れ落ちていた。

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