Mの系図
一二三:作

■ 第1章8

10、専属御主人様。

 フミが返事に困っているのを見て幸子が助舟を出します。
「フミね、よく考えるのよ、、キャリヤウーマンになってトップに立ち部下を顎で使い、成果だけに神経をすり減らし、女を捨てる人生が良いか、御主人様に従い女の幸せを全身に与えて戴く暮らしが好いかですよ、お前はママと同じで人の上に立てる人間じゃないよ、女は殿方に従い何不自由無く悦びを与えて戴くのが一番だよ」
 フミは昨夜からの出来事を振り返って居ます、淫乱な好奇心で覗いたばかりで先程まで与えられた苦痛と快感が頭の中で交差し、正常な思考力など有りません、生まれて昨日まで絶対であった父母の言付は見事に消え失せました、其れに着けても母や貞子婦長の、男性に対する絶対服従だけでなく身体への加虐を嬉々として受け入れている事は理解出来ませんでした。
「可也厳しいようだけど、私に出来るかしら、痛がりで怖がりの私が成れるかしら、ママ達が私に躾けて来た事と全く正反対だわ」
「其れはね、お前は子供だと云う事で躾けていたからだよ、今からはお前の思うままで行けばいいよ、昨夜お前が体験したママ達の生活も好い物だよ。お前の心掛け一つだよ、専属御主人様が決まったらお前の面倒は御主人様が一切を看て下さるのだよ、衣食住、身の回り、お小遣い、交通費、学費等、生活に係る費用は全部御主人様持ちだよ、衣類等身に着ける物は原則高級ブランド品だよ、靴は10cm以上のハイヒールを履く事になってるわよ、パパを除いた3人なら誰でも良いのよ、お仕えしたい方を言いなさい」

 フミは、先程まで逝き捲りにされ死んでも好いという気持ちにされた吉野氏を口に出しました。
「昨夜からズーとして頂いた吉野様にお願いします」
「ヨシ決まった、フミの身体は吉野さんの物だ、如何に両親と云えども吉野氏が優先する、フミは今から吉野氏の指示に従い絶対服従を誓いなさい」
「正式には月曜日に奴隷誓約書を書いた時点からだが、今日は口頭で【不束な奴隷ですが一生懸命お仕えさせて戴きますから宜しく御調教をお願い致します】と、正座して大きな声でお願いしなさい」
「ふつつかな奴隷ですが、いっしょうけんめいお仕えさせていただきますから宜しく御調教をお願い致します」
 やっと聞き取れる位の声で何とか言い終えました。
「声が小さい、もう一度大きな声で言いなさい」
「ふつつかなどれいですが、いっしょうけんめいおつかえさせていただきますから、よろしくごちょうきょうをおねがいいたします」
「マー良いだろう、今からフミは俺の奴隷だ、お前には人権は無いのだ、全てが【俺】なのだ、寝る所もお前の家とは限らない、俺の家で寝る事が多くなると思え、今夜はお前の部屋で寝る」

 フミは全裸で肛門とヘコにバイブが這入ったまま、吉野氏に抱えられる格好で両親の寝室を出て、2階のフミの部屋に這入りました。
今迄フミ一人が寝ていたセミWのベッドに、今夜は御主人様と二人です、思い起こすと2年前まで兄と抱き合っていたベッドです、今は初対面のいかついオジサマに抱かれています、然も二つの穴に大きなバイブを挿入されたままです。
御主人様がベッドに仰向けになられ、フミが其の上に69の形に重なり、御主人様の珍棒を咥えます、御主人様は顔の上に在る2本のバイブを抜き差ししながらスイッチを入れます。
「アアァ、御主人様、アハ、アハ、アハ、ウック、ハップ、ウップ、ウップ、ハウ、ハウ、チュッパ、チュッパ、ウッパ、ウッパ」
 ついさっきまで延々と逝きっ放しになっていたフミの身体です、薄れかけていた快感が一気に燃え上がり、股間からはマン汁がバイブの間から滴ります、
「ウックゥ、ウック、クイー、クー、オッタハー、イイ、イックゥー、チュッパ、チュッパ、ウックゥー・・・・、クー・・・・・・、クー・・・・」
 フミは逝ってしまいましたが吉野はなかなか逝きません、フミが2本のバイブで逝き捲りになり、腰と頭を狂った様に振り回し乳房と腹をぺタ、ぺタ、と吉野の腹に打ち付けます、吉野もフミの痴態に興奮して遂に逝きました。
「オウゥーー、ウーーン、イクゾフミー、オーーー、イッターー、ハー、ハー、ハー」
 フミの口にはたっぷり精液を飲ませて戴きました。
 フミからバイブが抜かれ、フミは体を起こし御主人様の珍棒を口で綺麗にして、自分のマン汁を始末して御主人様と並んで寝る事になりました。
 幸子がフミ達を起こしに来たのは日曜日の昼でした、幸子のクリトリスには鈴が付けられ歩く度に、チリン、チリン、と良い音がします、
「御主人様、お食事が出来ました、リビングで皆様お揃いです」
「オオ、よく寝たな、何時だ」
「12時で御座います、お整水は此処でされますか、下で皆の前でされますか」
「最初だから此処で遣ろう、お前が立会人だ」
「ハイ、畏まりました、フミ、粗相しちゃ駄目ですよ」
 フミは母親が見ている前で、昨夜自分が奴隷となったばかりの御主人様の尿を飲むのです、正座して大きく口を開けた中に、ジョボ、ジョボ、ジョボ、と生暖かい尿を注ぎ込まれます、1滴も溢す事は出来ません、ゴクン、ゴクン、ゴクン、と喉を鳴らして大量の尿を飲み乾しました。
「ヨーシ、よく飲んだ、奴隷の日課は此れから始まるのだ、溢す事は絶対に許されないから気を付けなさい」
「ハイ、御主人様、御馳走様でした」
 儀式が終わり、幸子の鈴の音を先頭にリビングに這入りました。

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