Mの系図
一二三:作

■ 第1章11

12、女への旅立ち。

 フミは午後3時15分に校門を出ると、向かい側角に吉野(御主人様)のベンツが待っていました、小走りで駆け寄り助手席に座り、
「遅くなりました、お待たせしました御主人様、お許し下さいませ」
「アア、好いよ、身体は如何だ、疲れて無いか」
 御主人様は車を走らせながら、フミに労いの言葉を掛け、スカートの上から股間に手を当て吸引器に触ります。
「ハイ、有り難うございます、大丈夫ですわ」
「そりゃぁ良かった、初めてだと聞いたが辛かっただろう、良く頑張ったね、此れからは俺がフミの面倒を見るからね、俺に従って居れば好いからね、スカートを腰の上まで上げなさい」
「アハイ、外から観られませんか、恥ずかしいわぁ」
「逆らっちゃ駄目だよ、さっさと捲りなさい」
 フミは腰をずらせてスカートを腰の上まで捲りました、御主人様の手がクリトリス吸引器を弄り、股間に指が這入ります。
「アハァ、恥ずかしいわぁ、辛いわぁ」
「何を言ってるんだ、こんなに濡れているくせに、早く入れて欲しいんだろう、宜しい膝の上までスカートを掛けなさい」
「ハイ、有り難う御座います、御主人様」
「フミは食べる物は何が好きなの、和食、洋食、其れとも中華」
「何でも食べますが、強いて言えば肉が好きですわ」
「お酒は飲めるんだろう、日本酒、洋酒」、ビール」
「日本酒は味が有るから好きですわ、強くは無いけど何でも飲みますわ」
「精液の味は如何だった」
「一番最初、中学2年の時、兄の友達のを飲まされた時は物凄く嫌な味だったわ、あの嫌な栗の花の匂いがして、苦いだけで吐き出したわ」
「ホーウ、中学生でセックスしたのか、気持ち善かったか」
「痛くて血が出たわ、3日目には気持良くなったわ」
「其の人とはどの位続いたの」
「3日で終わりだったわ、親戚に手伝いに行ってた時だから」
「お兄さんとはどの位してたの」
「高校2年から一年半位です」
「よく其れで妊娠しなかったね」
「兄妹だから其れだけは気を付けたわ」
「両親がSMしてる事知ってたの」
「高校生の時一昨日の様に、初めて覗いた時兄に見付かって、其れから兄とする様になったわ、其の時は両親を軽蔑したわ、だってお父さんが見ている前で、知らないオジサンがママのお尻に大きな物を入れている処だったわ、ママは痛がりながら悦んでいたわ」
「そうか、其の知らないオジサンは多分藤堂さんだと思うよ、幸子の御主人様だよ、フミも其の内調教を受けるだろうが可也きついよ」
 無駄話をしている内に、車は某高級ホテルの地下駐車場に這入りました。駐車場からフロントを通らず12階の部屋に直行でした、部屋に這入ると御主人様は急に命令口調になり。
「フミ、裸になりなさい、言って置く、此れからはこう云う部屋に這入った時は、言われなくても真っ先に裸になる事。そうして御主人様の前に正座して「お帰りなさいませ、お疲れ様でした」と挨拶をする事。そうして御主人様の指示を待ちなさい」
「ハイ、畏まりました、御主人様」
フミは 慌てて御主人様の前に正座して、
「お帰りなさいませ、お疲れ様でした」
と頭を床に付けて挨拶をしました。
「宜しい、俺のを脱がせなさい、全部だ」
「ハイ、畏まりました、御主人様」
 上着とズボンはハンガーに掛け、クローゼットに入れ、下着類はボックスに入れクローゼットの隅に置くように、言われ其の通りにします、御主人様にバスロープを着せながら、
「お風呂にされますか直ぐ湯を張ります」
「アア、そうしてくれ、お前も一緒に這入りなさい」
 と云いながら乳首のピアスを弄られ、
「如何だ未だ痛いか、3日位で痛みは無くなる筈だ」
「ブラジャー着けていませんから、痛いのより、動く度にピアスがブラウスに直接擦れて、変な気持ちに成り困りましたわ」
 御主人様はフミに珍棒を握らせ、フミの股間に指を入れて、
「そうか、此れを早く入れて欲しいか、然しお前も幸子と同じで淫乱だな、もうこんなに濡れている」
「アハァー御主人様ぁ、お願いしますぅー」
「ヨシ、ヨシ、ゆっくり可愛がって遣るからな、其の前に今日は大切な事をしなければならない、先ず風呂に入って体を綺麗にしよう」
 二人は浴室に一緒に這入り、フミは湯加減を診て温度を確認し、シャワーの温度を調整して御主人様の肩から掛けます、
「御主人様、お湯の加減は如何でしょうか」
「ウン、丁度好い、俺を洗う時はな、ボディソープを手に着けてな、其の手だけで身体全体を洗ってくれ、タオルを使ってはいけなうよ」
「ハイ、畏まりました、御主人様」
 フミは御主人様の首から洗い始め、肩、両手、胸、背中、と洗って行き大切な所に手を掛けると、
「其処はお前達の一番大事な御珍棒様だ、先ず口に咥えてから御主人様の指示を待つのだ、飲尿、飲精、ディブスロート等、何らかの指示が有る筈だ、其の指示を務めた後肛門を指で綺麗にするのだ、其れから足、爪先まで綺麗にしてシャワーで流し、「有り難う御座いました」とお礼を言うのだ」
「ハイ、畏まりました、御主人様」
 フミは御主人様の前にしゃがみ、早速珍棒を咥えました、御主人様は両手でフミの頭を抱え股間に引き寄せ、コイッスルを繰り返されます、口の中で珍棒が大きくなった処で、頭を強く引き付けられ、珍棒が喉チンコを突きます。
「ゲーェ、ガハ、ガハ、ゲー、ハー、ハー、ハー」
「遣った事ないのか、未だ無理だろうな、幸子も、ゲー、ゲー、言ってたな、ゆっくり調教するか、此の珍棒が咽喉の奥、食道まで這入るように成らないといけないよ、奴隷は皆出来るのだからね」
「ハイ、頑張ります、御主人様」
 御主人様を洗い終わり、次はフミが洗って頂きます、洗うと云うより身体検査です、二日間性器、肛門、尿道、針等で可也調べられたのですが、身体全体をじっくり検査、観察されるのは初めてです。
 口の中から始まり、肩、胸、乳房、乳首、臍、恥丘、腰、性器、尻、太腿、足等、の形、張、感度等、詳細に検査して頂き、特に性器と肛門は測定器を使って検査して頂き、穴の奥まで写真に収めて頂きました、身体を洗って頂き、浴室を出て応接セットに向き合って座りました。
「フミ、之から俺が言う事は、お前の人生を決める重大な事だ、昨日までの、イクイク、シヌシヌ、の様な簡単な事では無いから、ヨーク考えて決めなさい、決めるのはお前だからね。第一に決定的な事はお前はマゾ奴隷と生って多くのサド男性に飼育されると云う現実だ、お前には原則、人権、自由、地位、拒否権は存在しない、有るのは御主人様に絶対服従だけだ。其の証しとして今日、お前の行使出来る最後の自分の意志で奴隷誓約書を書いてもらう、嫌なら書かなくて好いのだよ、今の段階では強制はしないからな、ヨーク考えなさい」
 フミは即答が出来ず、モジモジしながら暫く考えて、
「質問して良いでしょうか」
「アア、好いよ、今ならどんな事でも聞くよ」
「多くの男性ってどの位いらっしゃるのですか」
「そうだな、此の俺の指に嵌めている指輪ね、此れを嵌めている男性は全員だ、此の会で16人だ、お前も奴隷と生れば奴隷用の指輪を填める、そうなると何時、何処であろうと、時、場所に関係無く、此の指輪を見せられたら拒否は出来ない」
「私の生活はどうなりますか」
「屋内は原則全裸だ、外出時は下着を着けてはならない、靴は10cm以上のピンヒールを履く事、衣食住は全て専属御主人様が与える、交通費、日用品、学費、親戚知人との交際費等雑費は、此のカードを自由に使って宜しい、尚、自分が働いて得たお金は全部自分の物だ、但し御主人様の許可を得て働く事」
「私の身体は今後どの様になりますか」
「何時何処ででも御主人様に悦んで頂ける体に調教改造される、但し、首から上の見える所の改造は行わない、具体的には、口は珍棒が咽喉奥に這入るようにする、乳首には十字にピアスを入れる、臍には宝石のスタットピアスを埋め込む、クリトリスは指の第一関節位に肥大させ先端を四つ割りにして10mmの真っ赤なルビーを埋め込み、リングとバーベルを十字に入れる、お前は土手が高いから、アウターラビアには貞子の様に、8mmの穴を片方8個ずつ両方に16個空ける、インナーラビアにはリングを3個ずつ6個入れる、尿道と子宮も貞子と同じ様にSEX可能にする、子宮口にもピアスを2個付ける、会陰から肛門までの蟻の門渡りにはリングを3個入れる、膣と肛門はWフイスト可能にし、肛門には腕が肩まで這入る様にし、恥丘には俺の奴隷と云う証しの刺青を彫り、全身には美しい刺青を彫る、只、俺はお前の身体を汚すつもりは無いから安心しなさい」
「奴隷と生ったら、お友達と遊ぶ事は出来ないのですか」
「お前の母を見れば分かる様に平日の昼間は殆ど自由だ、但し御主人様から指示が有れば其れが優先する、今迄幸子がお前達に迷惑を掛けた事が有りますか」
「いいえ、ママは私達に善くして呉れていますわ」
「そうだろう、あのような過激な調教を受けながら活き活きしているだろう、調教で与えられる悦びと快感が大きなからだよ」
「昨日の快感は今も頭の中を駆け巡っていますわ、こうやって御主人様とお話していると身体が燃えて来ますわ」
「そうだよ、お前の身体には淫乱の血が流れているから、此の悦びや快感は拒否出来ないよな、女は殆ど受動的体質だから如何にもならないね、身体が欲しがるのだからね」
「アア、私、ママの様に奴隷に生ります、奴隷にして下さい、御主人様、お願いします」
「好いのだな、一旦決まったら破棄は出来ないよ」
「良いです、私ママの様になりたいです」
「もう一度聞く、本当に良いのだな、奴隷誓約書を書いてもらうよ」
「ハイ、決心しました、書きます、書かせて下さい」
「ヨシ、決まりだ、此れをよく読んでサインしてクリ印を押しなさい」

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