Mの系図
一二三:作

■ 第1章25

22、本格的な部屋。

 今日は待望の【セントラルスカイコーポ】の落成式です、計画から2年半での完成です。3,000坪の土地に120m×18m、地下2階、地上13階の複合分譲マンションです、地下は、1Bが温水プール、健康ランド、会員制クラブ。2Bが、機械室、調教室、反省室、会員専用駐車場です。地上1.2階はショッピングモールで、3階〜12階が分譲マンションで、13階がレストランとイベント会場です。
 フミ達奴隷は朝から調教室に集まり、落成式典後の準備です、真新しい機器や装置、滅菌棚に並んだ器具、壁に掛かっている鞭、ロープ、チエン等、どれも奴隷にとっては悍ましく又愛おしい物ばかりです。
 壁際にはX磔台、十字磔台、自転車、木馬が在り、中央には婦人科診療台を改造した拷問台が2台在り、処置台が2台、天井にはホイストクレンが2機、奥には広い浴室が在ります。全員で各装置や機器を石鹸水で拭取った後、消毒液で再度拭取ります、各器具は石鹸水で綺麗に洗浄し、金属やガラス製の高圧滅菌出来る器具は滅菌器に入れて高圧滅菌し、ゴム、ビニール、樹脂等は消毒液に浸しました。
 今、フミが流し台で洗っている器具の大半は自分に使われた事のある器具です、フミは其の1個1個に思い出が在ります。鉗子を洗いながら、[是で掻爬手術されたんだわ、あの時は痛かったぁ、あの痛さに耐えたのだからどんな痛さにも耐えられるわ、もう2度とSEXはしないと思ったけど1週間も持たなかったわ、私はスグにしたくなるのよね、やっぱり淫乱なのだわ、今の生活がピッタリだわ]、フミはそんな事が走馬灯のように脳裏を駆け巡り、奴隷生活の3年間を想い出しながら器具の一つ一つに愛着を感じています。
初めて見る器具もあります、何所に、どの様に使われるのか解らない器具が幾つか在ります、何れにしろ自分達を責める器具だと思われます、器具の表面に水滴が残らないよう丁寧に洗浄して高圧滅菌機に入れスイッチを入れ、高圧滅菌の出来ない物は消毒液の入った消毒缶に収めました。
昼食を挟んで、高圧滅菌器を数回使って滅菌した器具を、滅菌棚に揃え終わったのは午後3時を過ぎていました。
奴隷全員風呂に入り腸内洗浄をし、奴隷正装の環付首輪、革製手枷、足枷、飾りチエンで装飾して御主人様の御来場を待ちます。待望の調教室のこけら落しです、今迄自宅やホテルでの調教は、音や声が気になっって十分な事は出来ませんでしたが、此れからは気兼ねすることなく精一杯の調教が出来ます、壁、天井、扉、換気口は完全防音にしたので幾等騒いでも安心です。又、4面の壁と天井には20個のCCDカメが設置され、他に3台の移動カメラで、此処の操作室と1階の管理室からリモコンで随意、撮影、録画が出来ます。
私達奴隷の調教室への出入り口は1階管理室からの階段だけです、奴隷は管理室の更衣室で自分のロッカーに衣服を入れ、裸になって階段を降りで調教室に這入ります、御主人様達は専用カードで専用扉から出入されます、エレベーターは専用カードを挿入しないと2Bと12階は指定出来ません、管理室窓口には、奴隷で一番年配の双子姉妹、佳美と朱美が交代で詰める事になりました。
貞子、民子、フミの3人が此のマンションの部屋を与えられ、今日から此処の住民です、最上階の5LDKに広いバストイレが在る150?の部屋です、御主人様がいない時は寂しい感じです、全裸生活だから何処からも見られる恐れのない住居最上階になったそうです、最上階の12部屋は全部奴隷用だそうです。
奴隷全員が床に正座して待っている処に御主人様の御到着です。
「お帰りなさいませ、おめでとうございます、御主人様。お疲れ様でした」
 丁寧に頭を下げ三つ指をついてお迎えです、頭を上げ自分の御主人様の前に駆け寄り、ズボンのベルトを緩めジッパーを下げて、ズボンとトランクスを下げ、両手で珍棒を恭しく押し頂き口に含みます、17人が一斉に飲尿です、ゴクン、ゴクン、の合唱です、皆様ビールを召し上がった後です、大量に貯まっていました。
 飲尿儀式が終わり、会長から簡単な挨拶が有り、最後に此の会の名前を発表されました。
「前々からいろいろ考えておりましたが今回皆様のご同意で【酔族館】と名付けました、今後とも益々発展するよう全員で誓いましょう、其れでは皆様是よりご随意に遣って下さい、新しい機器も這入りましたのでお楽しみが増えたと思います」
 磔台に繋がれる者、拷問台に乗せられる者、処置台でSEXマシンに掛けられる者、吊られて鞭打たれる者、暴れ木馬に乗せられ2穴を突き上げられる者、電気椅子で痺れる者、室内は空気を切り裂く鞭の音、バイブやマシンの音、ホイストやウインチの非情な唸り、放電責めのジー、ジー、ジー、を打ち消す様な悲鳴、快感に喘ぐ嬌声、室内は目も耳も覆いたくなる光景です、社会的地位、学識、信頼を重んじる紳士の集団とは思えない鬼畜帝王の競技場ででした。
 フミは自転車に乗せられ過酷なマラソンレースです、腰を掛けるサドルには一番前に20mmφ12cmの金属棒、そのすぐ後ろに40mmφの男根、その後ろに同じ40mmφの男根がセットされ、金属棒は尿道に挿入され、二つの男根は夫々膣と肛門に挿入されました。
 自転車のペタルを踏むと、車輪が回ると同時にサドルの男根と金属棒が上下動を繰り返し、発電機が回って交流発電し、其のリード線は乳首ピアスと金属棒に繋がれます、御主人様のスタートの合図でペタルを踏みます。
 ペタルを踏み出すと42.195Kmまで止まる事は許されません、然も制限時間内にゴールしなければ懲罰が待っています、三つの穴をランダムに突き上げられ、電気刺激に悩まされての競走です、ともすると失神しそうになり、足が止まりそうになると、容赦なく鞭が飛びます。
 正面壁に設置されているデジタル表示板に、競技者番号、回転数、速度、走行距離、時間、電圧、順位、がリアルに表示されるので、好結果を出して置かないと後の罰ゲームが大変です、フミは御主人様の鞭のおかげで制限時間内で完走しました。フミの結果は、所要時間48分14秒。最高速度65Km/H。最高電圧48V。と云う記録が残りました。
 自転車を漕ぎ終ったフミは失神寸前で、身体中から玉の汗を噴き出させ、サドルはマン汁でビショビショです、御主人様に抱き抱えられて自転車を降り、ビールを飲ませて頂きやっと人心地になりました。
 水分補給をして一休みしたフミは、他の御主人様によって拷問台に乗せられました、仰向けに寝かされ、両手首の手枷の環を枕のフックに止められます、臍の下をバンドで絞められ、両足を180度に開かれて脚台に固定されました、両アウターラビアに空けられている8mmの穴にS字ハンガーを掛けられ、紐を付けて両太腿に結ばれます、パックリと開いた股間からインナーラビアが蝶の羽の様に2枚が羽ばたいています。
 2年半で人差し指の第一関節位に肥大したクリトリスには横真ん中に14G20mmのリングピアスが、根元には下から、切除した包皮の上に14Gのバーベルピアスが貫通しています、クリトリスは近い内に先端を四つ割りにして、10mmの真っ赤なルビーを埋めて頂く予定です。
 多くの御主人様の中で、超ハードと云われている、母の専属御主人様である藤堂様が、12G150mmの注射針を持って、此れからフミの乳首に貫通させます、左乳首のピアスと根元の中間真横に貫通され、次に縦に貫通されました。続いて右乳首も同じ様に貫通され、其の十字針乳首に紐が掛けられ、上から降りているフックに掛けられ、乳房が3角錐に成るまで吊り上げられました。
「アウツ、タハイー」
 フミは乳首が千切れそうに痛みます、其の伸びきった乳房の横真ん中に、3.2mmの金串が当てられ刺し込まれます、串先の当たった皮膚が凹み、プツッと音がして串先が乳房に這入って行きます。
「イタハイ、イタイー、ウングハァー」
2年半前、フミが観ている前で母が此の痛さを味わったのです、其の同じ御主人様の手で同じ大きさの串を貫通されています、フミは母のあの時の姿を想い起こしています。
皮膚を貫いた串は、乳房の中で組織を切り破りながら、得体の知れない虫が這う様に進んで行きます、串の先が反対側の皮膚に達した時2度目の激痛に襲われました。
「ンガハハイ、ダハイ、イタイーーー」
皮膚が凸らみ、プツッと音がして串先が出て来ます、串先は其の儘もう一つの乳房に当てられ同じ様に貫通され、1本の串で2個の乳房貫通です。2本目の串が乳輪の境に当てられ、是も1本の串で2個の乳房を貫通されます。
「ガハイ、ダダイ、グハーーーーー、イタイーーーーーーーーー、アガウーーーー、ダダイー、ガハーーーー、ダハハーーーーー」
 乳輪の所は組織が固いので刺しにくく痛さも倍増です、2本の串を挿し終えた御主人様は、枕に固定していた両手をフックから外し、両手に12G150mmの注射針を1本ずつ持たせ、自分で乳房の上側から下に貫通させるよう命じてフミの股間に立ちました。
「フミ、痛いか、直ぐ善くなるからな、其の針を自分で乳房に貫通させなさい、俺がヘコを逝かせる間にな」
 御主人様は子宮から出ているリード線を、拷問台のパルス端子に繋がれ、左手を手首までオマ〇コに挿入され、子宮とGスポットを嬲られ、右手中指を尿道に挿入されて膀胱括約筋を弄られます。
「アガハァー、アイー、タハー、アイ、アイ、アイー、アハァー、タハイー、ガハー、ウグー、カウー、ウグー。タハーーー、アグーーーー、アイーーーー、イックー、イク、イク、イックーーー」
「フミ、逝く前に刺してしまえ、自分だけが好い気になるな、未だ針は幾等でも在るのだぞ」
 先程自転車で気が遠く成るまで逝ったばかりです、女泣かせの御主人様の手に係れば忽ち絶頂です、バンドで固定されているフミの腰が拷問台が揺れる位跳ねます、両乳房に自分で刺し終えるともう1本ずつ渡されます、乳房の痛みと快感が交叉する中で乳房に刺して行きます、刺し終えるとまた新しく渡されます、5回目からは痛さが無くなり快感の虜になりました。
 こうして調教室開設の宴は明け方まで続き、フミは逝き過ぎで失神しました。


23、敏腕支店長。

 フミが此の【セントラルスカイコーポ】の住民に成って、居場所が変わっただけなのに何かと忙しく、あっと云う間に年が変わり、会社では年度末だと言って走り回っている内に新年度に成り、四月一日付で新しい支店長が着任されました。
 フミが務めている生保会社は全国に60の支店が在りますが、此のM支店の成績は下から数番目と云う成績の悪い支店で、今度着任された支店長は若手のヤリ手だとの噂で、此処に来る前はドイツの総合保険会社に居たそうです。
 朝礼で着任挨拶の時、外国特有の大きなゼスチャーで、新年度の業績向上論を熱っぽく語ります、演説の時左手薬指に同じリングを嵌めているのにフミは気付きました。
 週末の金曜日に新任者の歓迎会を開催すると発表され、フミ達平社員も全員出席する事に成りました、フミは帰宅して身体を洗い御主人様のお帰りを待ちます。
7時前に御主人様が帰られ、何時もの通り御聖水を戴き、お風呂に一緒に這入り御主人様を綺麗に洗って、フミは身体を検査して頂き、一緒に浴室を出てキッチンリビングで食事を摂りながら、週末の社内行事に就いてお許しを申し出ました。
「御主人様、お願いが有ります、今度の金曜日、会社の新支店長歓迎会に出席して宜しいでしょうか」
「ウン、金曜日にやるのか、好いよ、行って来なさい、あの支店長超ハードだから其の心算で居ろよ、リング見られたのか」
「エッ、御主人様、知っていらっしゃるのですかぁ、未だリングには気付かれていないと思いますわ」
「先週経済同友会で逢ったよ、北欧で可也きついのやってたそうだよ、壊れないように気を付けろよ」
「もしリング見付けられたら従って宜しいでしょうか」
「そうだな、断れないだろう、そうなったら新しいの仕入れて来なさい」
「ハイ、その様にさせて頂きます、御主人様はご一緒された事有るのですか」
「此の会を発足した時1度だけある、其の後彼はドイツ暮らしだから会っていない、此の間は挨拶だけだったから何も分からないなぁ」
「ヨーロッパのSMって凄いそうですね、私怖いわぁ」
「年末の黒いのは如何だった、可也疲れていた様だったが」
「SMは鞭と吊位で大して苦痛は無かったけどSEXの方が凄かったわぁ、2日間3本の太くて黒いのが何処かの穴に這入っていたわ、一人のは幾等でも精液が出たわ、終わったと思っても直ぐに勃起して出るんだもの、然も普通の2倍くらい」
「あの髭面の菁の高いのか、あれが有名な宝石産出国の首長だよ、奥さんを十人持ってるから普通じゃ賄えないだろうからな」
「そんなにですか、みんなが一緒に寝るのですか」
「部屋は別々らしいよ、日本からインドネシアのスカルノ大統領夫人になっていたデヴィ夫人は、確か第3夫人だったと思うよ」
「日本人で外国の大統領夫人に成った人居たのですか、凄いなぁ」
「外国の要人は日本の女性を凄く好むよ、だからフミ達が必要なのさ」
「じゃぁ、私も大統領夫人に成る事有るのですか」
「ウン、絶対に無いとは言えないな」
「あの人、私を連れて帰ると言って離さなかったわ」
「多分金が足りなかったのだろうな、あの時のお前の貸出料は5千万だったからな」
「たったあれだけで5千万ですか、普段の調教の方がずーっときついわぁ」
「そうだよ、どんな事でも出来る身体にして置かないとならないからな、貞子は億単位だから相当過激だと言ってたよ」
「私が貞子クラスに成るのは何時頃ですか」
「フミはもう直ぐだな、幸子と肩を並べたからな、英語かフランス語が出来れば今でもお呼びがかかるよ」
「外国語ですか、一番苦手だわぁ、私は御主人様だけで幸せです」
「そうは行かないよ、歌手のランクでね、NHK紅白に出ると最低1ステージ100万、其れ以下は30万、大賞を取ると300万、其れに比べるとお前達の方が数段高いだろう、価値が有ると云う事だよ」
「アハァー、御主人様ァ、フミは幸せですぅ、アイー、アン、アン、アン、アハー、アイー、アン、アン、アン、アイー」

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