Mの系図
一二三:作

■ 第2章7

31、従弟との再会。

 フミは18カ月ぶりに御主人様に抱かれました、長期の海外出張から昨夜遅く帰られ、自宅で1夜を奥様と過ごされ今日10時頃フミのマンションに来られました。
 御主人様は旅の疲れも無かった様にフミを抱かれ、途中でフミ手作りの軽い食事を摂っただけで、自分が居ない18か月間、多数の殿方に調教された身体の変化を夕方6時まで愉しみました。
「此の薔薇、綺麗に彫れたね、何所で彫ったの、此処じゃないな」
「ハイ、母と一緒に大阪で彫りました、お気に召しましたでしょうか」
「良く出来てる、ドギツク無いピンクで色合いも好いし、何より名前だけで殺風景だった下腹が明るくなった、幸子は何を彫った」
「母は、薄紫のシンビジュウムです、父の好みですわ」
「そうか、皆さん変わりないか、スナックのママ如何なった、奴隷契約書書いたか」
「ハイ、書いて支店長様の専属に成りましたわ」
「あのスナック未だ在るのか」
「繁盛してますわ、支店長の肝入りで私達の大きな契約は大概あそこで接待しますわ」
「例のサルサでか、あれはドサ廻りの玄人より好いものな、股間が、チラ、チラ、ピカ、ピカ、だからな、人間美しい物と美味い物には惹かれるよな、処で腹が減ったな、久し振りでマグロが食いたいな、すし屋に行こう」
 フミは今日御主人様から新しく子宮に入れて頂いた24mmぼパルス電極のリード線を発信器から外し、輪っかにして膣の奥に押し込み、アウターラビアを4Gバーベル8本で塞いで頂き、ノーパン、ノーブラで超ミニのツーピースで出かけました。
 タクシーで00鮨に着き年期を感じる引戸を開け中に這入ると、胡麻塩頭にねじり鉢巻きの大将が、
「イラッシャイー、どうぞ此方へ、…アレ、吉野さんお久し振り、無事お帰りになりましたか」
 二人並んでカウンターに掛け、オシボリを使いながら、
「アア、何とか桶撫せに成らずに帰って来たよ、ご無沙汰しました」
「大分羽伸ばして来ましたね、何にしましょう」
「あっちでは生で食える魚少ないから困ったよ、先ず大トロ頼む」
「アイよ、大トロ二丁、ビール、酒」
「何時もの冷酒を頼む」
 若い見習いの兄ちゃんが冷酒とガリを持って来て、
「ごゆっくり」
 冷酒で乾杯している時大トロが2巻ずつ出て来ました、二人は此れをペロッと平らげ、鯖、アワビ、エビ、ウニの軍艦巻きを平らげ、最後は又大トロで〆ました。
 二人は鮨屋を出てスナックUに行きました、8時前と云うのに5組の客が居ました、吉野が這入ると裕子が小走りで迎えに出て来ました。
「お帰りなさい、御主人様、此処では何ですから化粧室に行きましょう」
「好い好い、ママ、商売中は別だ、オオ、指輪が光ってるね、身体大丈夫の様だね」
「ハイ、毎日幸せです、支店長が社員の方とお客様を連れて見えてますが御一緒されますか」
「向こうが好いと言ったら行くよ」
 裕子が支店長の所に行くと、支店長が立ち上がり手招きをしています、フミは其の席に行って息を?みました、あまりにも似ている従妹が居たからです、フミは裕子を引き寄せ、
「あの子誰、何時入ったの」
「アア、あの子ね、今から紹介しようと思って居た所なの、皆様に紹介するわ、マァ坐って」
「そうじゃないも、私の従妹とよく似てるの、名前なんと云うの」
「中西マイと云うの、昨日入ったばぁりよ」
「ウン、分った、多分従妹だわ、当分知らない事にしといてね、お願い」
「フミさんが其れで良ければそうしますわ」
「オイ、何ゴジャゴジャ言ってるんだ早く来いよ」
 御主人様からお叱りを受ける寸前です、
「ハイ、申訳ありません、直ぐ参ります」
 フミは慌てて席に着きました。支店長と吉野の間に裕子が座り改めて乾杯し新入りホステスの紹介です。
「此の子、中西麻衣さん、店ではマイと呼んで下さい、昨日入ったばかりです、宜しく可愛がって下さい」
 フミはそっと吉野に耳打ちします、
「御主人様、あの子私の従妹だと思います、確かめて良いでしょうか」
「何、本当か、失礼に当らない様にしなさい」
「ハイ、畏まりました」
 フミはマイの横に座り、
「舞さん、私久保ヒフミと云います、母は久保幸子です、貴女私の従妹じゃないかと思って聞いたの、間違っていたら御免なさい」
「え、あのフミちゃん、フミちゃんですか、幼稚園の頃1度逢っただけですよね、皆さんお元気ですか、確かお兄さんがありましたよね」
「やっぱり、懐かしいわァー、今まで何所に居たの、今は何処」
「大きな声じゃ言えないけど父の都合で転々としてたわ、父が亡くなって訳ありで此の地に来たの、後でゆっくり話したいわ」
「ア、鉗子−、店が終わったら私のマンションに来ない、私も色々聞きたいくぁぁ、此処では話せないから終わったら一緒に帰りましょう、ママには私から言っとくから」
 ワイ、ワイ、ガヤ、ガヤ、と四方山話や猥談がひとしきりついて、此のグループにフミ達が参入したので、店長が気を利かせてマラカスとボンゴを持って来ました。
「オイ、オイ、又下手なショウを遣らせるのか、今日は踊り子は一人しか居ないぞ、ママがストリップでも遣るか」
 冗談を言ってるうちに、ザ・クンパルシータが掛り、吉野がマラカスを振り、支店長とフミが踊ります、1曲終わると続いてサルサが掛り、今度は支店長がボンゴを叩き、吉野とフミが踊ります、フミは超ミニスカートです、大股開きは絶対に出来ません、と云ってもテンポの速いリズムです、ターンやリフトでは如何してもお尻が見えます、其の度にピアスが光る筈です、サルサを踊り終えて席に戻ると大喝采です。裕子がマイに、
「マイちゃんは何か踊れないの」
「ハイ、ジルバなら少し踊れなす」
「ジルバが踊れれば大丈夫だよ、良子君、君も社長さんと踊りなさい、俺はマイさんとジルバ踊るからな」吉野がマラカス、フミがボンゴを叩き、2組のジルバが始まりました、支店長フミ組は何とか成りましたが、社長良子組は如何にもなりません、チークダンスで終わりました。
 0時になり社長と良子はタクシーで何所かに行きました、吉野とフミはマイを連れてマンションに帰りました、ドアを開けるとフミはさっと入り服を脱ぎ全裸に成って上り框で正座し、三つ指を突いて、
「お帰りなさいませ、御主人様」
 と、云ってズボンのバンドを緩めジッパーを下ろし、ズボンとトランクスを下ろし、珍棒を恭しく頂き口を開けます、ジョボ、ジョボ、ジョボ、ゴクン、ゴクン、ゴクン、聖水の儀式が終わりました。マイは怪訝な顔で観ていました。
「マイちゃん、驚いたでしょう、私は御主人様の奴隷なの、サ、奥に行きましょう」吉野が先頭で奥の寝室に這入りました。
 此処でマイは目を見張りました、広い寝室にWベッドが2台、壁に掛けられた種々雑多な鞭やロープ、十字磔台、Wベッドの間には各種医療器具や責具の並んだガラス棚、ベッド足元には婦人科診療台に似た拷問台、天井からはフックが垂れ下って居ます。
「マイちゃん、此の部屋や私の身体観て驚いたでしょう、此処は私達の寝室で調教部屋なの、私は毎日調教をして頂いているのよ、私だけじゃないのよ、私の母も裕子ママも奴隷なの、此の指輪を嵌めている女性は皆奴隷なの、男性は皆拷問台なの」
 マイは咄嗟で言葉が出ません。
「まぁ、お風呂に這入ってゆっくり話しましょう」
 3人が浴室に這入りフミが御主人様を綺麗に洗い湯船に浸かって、
「マイちゃん、あれから約20年、何所で如何していたの、貴女のお母さんはヤクザ者と駆け落ちしたと聞いたけど、両親は其れ以上の事は教えてくれないのよ、心配したわよ、今は一人なの、御主人居るの」
「同棲してるわ、仕方なしにね、私ヤクザに管理されてるの、明日の朝3万以上持って帰らないと酷い体罰が有るの、明日の朝3万かしてくれませんか」
「何だ、そんな事考えていたの、御主人様にお願してあげるわ。御主人様、私の従妹に3万円恵んで遣って下さい、お願いします」
「アアいいよ、可愛いフミの為だ」
「是で明日の心配は無くなったわね、今どんな生活してるの、順序立てて話してよ、私の御主人様は話の分かる方よ、但し隠し事は絶対に駄目よ、私もこう遣って全裸で話しているのだからね」
「解ったわ、私が幼稚園の頃フミちゃん所に母と一緒に行った父は亡くなったわ、其の後母と私はヤクザの管理下に置かれたわ、私は中学生の頃から売春させられたわ、母もソープランドで働いたわ、其の内組長が掴まり別荘活きで遂に組はバラバラに成ったわ、其の時のチンピラ頭が私と母を連れて此の地に来たの、此処の豪内組の計らいで私はUに努める事に成ったの、母はホテルの洗い場に居るわ、私は宵の口はUに居て、11時からは最低1人以上客を取らないといけないの」
「其れで貴女を支配している男は何歳なの、良い人、悪い人」
「此の儘だと母も私も殺されるわ、逃げても必ず殺されるし、如何にもならないのよ」
「変な事聞くけどね、マイちゃんSEX好きなの、嫌いなの、する時気持ち好いの、悪いの」
「悪くは無いけど、イチイチ気を遣っては身体が持たないわよ」
「と云う事は気が逝ったら可也好いのだ」
「好いわよ、ズーとして居たくなるから困るの」
 最初から黙って二人の話を聞いて居た御主人様が、
「ヨシ、上がって詳しく聞こう、今後の生活設計建てなくっちゃな」
 浴室を出て寝室に戻り、
「マイちゃん、今御主人様がおっしゃった通り、此れから貴女達の今後を決めましょう、私の身体よーく見て置いてんw」
 フミは自分で婦人科診療台に乗り大股を開きます、其処で御主人様がマイに向かって、
「マイさん、フミの身体如何思いますか、綺麗ですか、不潔ですか」
 マイはフミの身体をマジマジと見直します、写真やビデオ画像で見た事は有りますが、こんなに実物を至近距離で見た事は有りません、然も自分より2歳年下の従妹の身体です。乳首、臍、クリトリス、ラビア、のピアス、下腹部の陰毛は無くツルツルで、鮮やかなピンクのバラの刺青と【M奴隷Y.HIHUMI】と黒々と掘られた刺青、然もラビアは太いバーベルピアスで閉ざされています、綺麗、不潔、より痛いだろうなぁと思ったのが実感でした。
「綺麗ですけど痛いでしょうね、あれで化膿したりしませんか、私痛いの大嫌い、怖いわ」
「怖いか、痛いのは気持ち次第で快感に成るよ、其れでなくっちゃこんなに穴空けられないよな、フミ、痛くて苦痛か」
「ハイ、御主人様、空ける時は痛いけど其の後は物凄く善くなりますわ」
「マイさん、其のラビアのピアスを外しなさい、両方の玉を持って左に回せば外れるから、其の中はもっと凄いよ」
 マイはフミの股間に立ちピアスを外しに掛かります、パチンコ玉ほど有る玉を左に回して1本外しました、玉が10mmφ、バーが6.4mmφ×25mmL,14.5g有ります、手の腹に乗せると重い感じです、8本全部外して全部を片手で持ってみるとずっしりと重いです、其の筈で約120g有ります。
「こんな思いの着けているのですか、アレ、是なんですか」
 ピアスを外したフミのオマ〇コの真ん中に、500円玉より大きな(28mmφ)の金属が光って居ます、尿道拡張の為に入れているチタンのブジーです。
「其の金属抜いて看なさい、引張ったら抜けるから」
 マイは、親指と人差指、中指で其の金属を摘み抜に掛かりますが抜けません、5本の指で掴んでやっと抜けました、25mmブジーの抜けた後には尿道口がポッカリ空いています。
「アア、オシッコの穴にこんな大きな物入るのですかぁ、痛く無いですか、オシッコ如何なりますか、垂れ流しですか」
「よーく見てごらん、出て無いでしょう、穴はもうあんなに小さく成ったよ」
 マイが改めて見ると尿道口は普通の穴に成って居ました。
「何でオシッコの穴大きくするのですか」
「あそこでオマ〇コする為だよ、子宮の穴ででも出来る様にするよ」
「信じられないわ、オシッコの穴や子宮は痛いだけで気持ち良くならないと思うわ、だって性病に罹った時や掻爬の時、痛くて堪らなかったもの」
「奴隷に生ると其れを望む身体に成るのさ、膣に手を入れて診なさい」
 マイは恐る恐るフミのオマ〇コに指を入れます、1本、2本、3本・・・、
「1本や2本じゃ分らないだろう、全部入れなさい」
 マイは5本全部を揃えて容れました、膣の奥で指先にヘンな物が当たります。
「中に何かあります、何ですかこれ」
「出して診なさい」
 マイが指先に中の物を引掛けて手を抜こうとしますが抜けません、
「アレェ、抜けない、如何しよう,抜けない、痛い、如何しよう、助けてぇー」
「フミ、許して遣れ」
 フミが膣の力を抜くと、マイの手がすんなり抜けなした、指先にはリード線が絡んで出て来ました。
「アア、吃驚したぁ、病院行きかと思ったわ、此れ何ですか」
「其の線は子宮から出てるだろう、フミの子宮にはこんなのが這入ってるんだよ、避妊具兼パルス電極さ、是に繋ぐと随喜の涙を流して悦ぶよ」
 と、言いながら吉野がガラス棚から、25mm電極とパルス発信機を取り出しました、双方を繋ぎ、電極をマイに持たせ発信器のスイッチを入れ、電圧を徐々に上げて行きます、初めの内は規則正しいチク、チク、だったのが段々刺激が強くなり、遂に、ズキッ、叩きつけられた感触で電極を放り投げました。

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