Mの系図
一二三:作

■ 第2章11

34、淳子とマイ。

 従弟のフミ達のお陰でチンピラヤクザから逃れ、長年の売春婦生活から抜け出す事が出来た親子は、疲れ切った身体を橋田医師に委ねました。
 母親の淳子は、荒淫の為診察の結果は可也重症で、精密検査の結果待ちになりました、1週間後には大体判るようでした。
 娘のマイは、トリコモナスとクラミジアだから、比較的簡単に完治するとの事でした、後は此の精液依存症に罹って居る身体を、如何にSMに変換させるかが問題です、只SEXが好きだけではSMは務まりません、ましてや奴隷生活となれば尚更です、身体も精神も根本から直す必要が有ります。
 毎日、服薬、注射、点滴、洗浄の日課で1週間目の午後、マイが診察室に呼ばれました、診察室には院長と婦長が顕微鏡を覗きながら囁いて居ました。
「サーどうぞ、裸に成って其処に上がって下さい、御気分は如何ですか」
「ハイ、痒みは大分無くりましたがタバコが吸いたいです」
 と、言いながらマイは裸になり婦人科診療台に上がります、台の上で仰向けに寝かされ、足はM字開脚で足台に固定され、剃り毛の痕に恥毛が2o位生え出したマイのオマ〇コはダラシナク半開き状態です、其のオマ〇コにクスコを挿入しながら貞子婦長が、
「そうなの、タバコが吸いたいのね、此処にチンチンは欲しくないのかしら、正直におっしゃい、可能な限り叶えてあげるから」
 云いながら貞子はクスコを極限まで開口しクリトリスを意地悪く嬲ります、
「アハ、アガー、欲しいふぇすー」
「アラ、欲張りなのね、両方は駄目よ、1番欲しいのはどちらですか」
「アハ、アハ、タバコを吸わせて下さい」
「ハイ、分りました、其れじゃ此処は縫い潰しましょうね、先生、縫合手術の準備ですね」
「ウン、そうだな、だがもう1度よく聞いて看なさい、患者さんには意味がよく理解出来て居ない様だから」
 此の会話を台の上で聞いていたマイが、
「縫い潰すってセックスが出来なく成るのですか、そんな無茶な、嫌です」
「あのね、今迄の貴方なら其れで通るかも知れないけどね、今の貴方はそうは行かないの、此処の治療費や今後の生活費誰が出して下さるの、其処の処よーく考えて返事して下さい」
「ジャータバコ止めれば良いのですか」
「そうですよ、善く解ってるじゃないの、タバコ辞めますね、1回でも違反したら此処縫い潰しかすからね」
「アア、だけど苦しいわァー、気が狂いそう、最後の一服だけ吸わせて下さい、お願いです」
「其れがいけないのよ、1週間我慢したじゃないの、後3日したら嘘の様に欲しく無くなるわよ、我慢しなさい」
「アハー、辛いわー」
「その代り此処で好い気持にさせてあげるわ」
 貞子が、壁際の電気治療器のリード線を引き出し、マイの大きく開いたオマ〇コの頂点に在る、包皮から少し顔を覗かせているクリトリスを剥き上げ、リード線の鰐口を挟みました、続いて両乳首にも挟みスイッチを入れ電圧を上げて行きます。
「ア、ア、ア、ア、アア、アア、アハ、アハ、アハ、アハ、アン、アン、アン、アン、アイ、アイ、アイ、アイ、アアアアアアアア」
 マイは腰を揺らしながら好い声で鳴き出しました、貞子は丁度いい電圧で固定し、
「素直にタバコ辞める決心したから、ご褒美に先生のニコチン注射をして頂きましょうね、先生、お注射お願いします」
 院長がマイの頭の横に立ち、貞子が台の高さを調整し院長のズボンを下ろし萎えている珍棒を恭しく押し頂きマイの口に含ませます、
「アハウ、アング、ウング、チュッパ、チュッパ、チュッパ、ウング、ウーン、フグーーーーーーーーー、ハウー、チュッパ、チュッパ」
 貞子はマイが院長の珍棒を咽喉奥まで?み込んだのを確認して、200mmの柄の着いたピンクローターを最大限に開いたクスコの中に入れ、Gスポットや子宮口を弄ります、クスコの中には善がり汁が溜まって来まて、遂にはクスコの端から糸を引いて垂れ始めました。
 マイは今迄あまり気にして居なかったクリトリスと乳首を電気刺激され、痛い位に広げられたオマ〇コの中をピンクローターで弄られ、口には院長のデカマラを咽喉奥まで咥え込んで随喜の涙を流しています。
 マイは今迄、精力の有る元気な若者大勢に三日三晩セックス漬けにされ、力任せに突き捲られるだけでしたので、今の様なオルガムスを感じた事は有りませんでした、今のマイは【もう死んでも構わない】と云う気に成って居ました。
 M字開脚の足を突っ張り、腰を跳ね上げ、声に成らない喘ぎ声を出し、太腿を痙攣させだしました。マイが意識朦朧の中で大量の精液を口の中に噴射されたのは約1時間後でした。
 マイはストレッチャーに乗せられ病室に戻りました、此の様子を観て母の淳子は驚きました。
「マイ、如何したの大丈夫ですか」
 診察に行く時は元気に歩いて出て行ったマイがストレッチャーで帰って来たのです、驚くのは当り前です、
「御心配無く、何でもありませんよ、一寸好い気持ちに成り過ぎただけですよ、さぁ、もう歩けるでしょう、一人でベッドに戻りなさい

 貞子婦長に促がされてマイはストレッチャーを降りベッドに腰掛けました。
「御気分は如何ですか、もう普通ですよね、是は如何ですか」
 貞子がマイの脇腹を指で突きます、
「アハー、ダメー、ダメ、マタァー」
 マイの身体は今も快感の余韻が渦巻いています、逝き過ぎで身体中が性感帯と成り、何所を触られてもピクンと反応します。
「マイさんの病状と今後の事に就いて説明します、お母さんも良く聞いて居て下さい。細菌感染による性病は完治しました、今の処ウイルス性の性病は陰性です、ですから病気の治療は終わりです。で、マイさんは明日退院して頂きます、久保さんの方には其の旨伝えて置きます、落ち着き先はフミさんの居るマンションに成ると思います。お母様は後2週間此処に居て頂きます、子宮筋腫の摘出手術と、今迄の荒淫が祟り人間の性器とは思えない状態ですから是の治療です」
貞子婦長が口を添えます、
「何か聞きたい事が有れば言って下さい」
 マイが不安そうな顔で、
「私は今後如何すれば好いのでしょうか」
「大事なのは其の事です、言っては失礼ですが貴女達は今迄不幸過ぎました、法律の裏を潜って人間以下の生活を強いられて来ましたよね、ご承知の通り今の世の中甘くありません、人並み以上の生活をするには其れなりの努力が必要です、其の為には今迄の心の持ち方を180度変えて下さい、例えば【之だけの仕事をしたから是だけの報酬を貰うのは当り前だ】と云う普通の考え方を捨てて下さい、世の中の【人を使う人】は、自分より偉い人は使いたくないのです、自分の言う事を忠実に守る人が欲しいのです、御主人様に忠実に従って居れば報酬は何十倍何百倍と成って与えられます、現実の話をして置こう、貞子裸に成りなさい」
「ハイ、畏まりました、御主人様」
と、言って貞子婦長は白衣をさらりと脱ぎました、白衣の下には何も着けていませんでした、着いているのは、乳首ピアス、臍ピアス、恥丘の刺青、クリトリスに埋め込まれたルビーとピアス、ラビアの無数の穴とピアスでした。中年の張のある色香の匂う均整のとれた裸体です、同性のマイ達が見ても美しいと見惚れる女の身体です。
「此の貞子は俺の奴隷なのだ、俺の言う事には絶対服従なのだ、と言えば辛い奴隷生活を想像するだろうが其れは違う、日常は普通以上の貴婦人だ、貞子が今持っている財産は土地建物だけでも100億以上ある、俺よりも資産家だ、フミ達が居るマンションの土地も貞子の物だ。貞子が此の病院に来たのは高校生の時だ、母親に揺れられて妊娠中絶に来たのが始まりだ、聞く処では小学6年生で義父に犯され、中学生で義父と義兄に母親と並んで毎日抱かれ、高校生になって何度目かの妊娠で此処に来たのさ、其の時俺は医師に成ったばかりだったが貞子のオマ〇コを観て驚いたよ、高校生のオマ〇コじゃ無かったな、之では駄目だと思った俺は、義父を説き伏せて貞子を預かる事に成り、大学を卒業し看護婦、助産婦、保健婦の資格を取り、此の病院でずーと居てくれている、無論プライベートでは俺の奴隷としてだがね」
「看護婦さんってそんなに給料が好いのですか」
「給料なんて知れた物だよ、1銭も使わず全部預金して年収500万でも20年で1億だよ、とても100億なんて覚束無いよね、其れは貞子の何をしても代償を要求しない無欲精神と身体だよ。此処に来る前従妹のフミや叔母様の幸子の身体を見ただろう、貞子とあまり変わり無かったでしょう、みんな同じ奴隷なのだよ」
「私達其の奴隷に成るのですか、何だか怖いわぁ」
「嫌なら無理にとは言わないよ、今後の人生をよく考えてから決めなさい、此の指輪をしている人は皆、嬉々として踊って居ただろう、あれを観てはしたないと思いましたか、其れとも自分もあの様に踊ってみたいと思いましたか、他のお客さん達はあれを観て反応は如何でしたか、みんな大喝采だったでしょう」
「私はあんなに踊ったり演奏したり出来ないわ、何にも習っていませんから」
「初めからあんなに踊ったりマラカスが振れたりはしませんよ、御主人様に悦んで頂けると思えば自然に身に着きますよ」
「奴隷ってどんな事をするのですか」
「難しい事は無い、何事も私情を棄てて御主人様に絶対服従で居れば良いのだよ、そうすればさっきの診察室の様に御主人様から此の世の御馳走をたっぷり戴けるのだよ」
「婦長さんの様にピアスしたり穴空けたりするの痛いでしょうね、私堪えられるかしら、自信ないわぁ、毎日のお注射や点滴も痛くて嫌だったわ」
「被害妄想ですよ、注射なんてそう痛い物じゃありませんよ、乳首やクリトリスに針を刺すと気持ち善くなりますよ、嘘と思ったら刺して診ましょうか」
 貞子が注射針の外包を外し、マイの乳首を親指と人差し指で強く撮んで置いて、
「眼を瞑らずに善く見ていなさい」
と、言って撮んでいた指を外して、乳首の真横に、プッ、と刺し反対側に貫通させました。
「如何ですか、痛かったですか、こう遣れば如何ですか、気持ち好いでしょう」
「うっそぉ、痛く無いわぁ、アアアァーアハー、気持ち好いー、アハ、アハ、アハー」
 刺した針の先を貞子が、指の腹で優しく撫でるから堪りません、忽ちマイは好い声で鳴き出しました。
「如何ですか、又逝きたくなったでしょう、女の身体は皆こんなものですよ、是が本当の女の姿ですよ、だからピアスを入れると快感が倍になりますよ」
「まぁ、此処にフミと幸子のDVDロムを置いておきますから、今夜お二人でゆっくり観て身の振り方を決めて下さい、フミと幸子の日常が細かく這入って居ますからね、音声はイヤホンでお願いしますね」
 と、言って院長と婦長が病室を出て行かれました。
 淳子は性病が治り次第、子宮筋腫の摘出手術を行われる事と成り、当分退院は出来ません、マイは明日退院しますがその後を決める為、此れから渡されたビデオを観なければなりません、マイにとっては、あの厳格な叔母様一家のDVDってどんな物なんだろう、堅苦しい家訓が一杯出て来るのだろうな、然し1週間前に観た叔母様達の生活は全く想像外だったわぁ、あんな変り方って有るのかしら、自分もあの様に成るのかしら、あれは売春以下だわ、親から貰った身体をあんなに傷つけて良いのかしら、私達は男に抱かれてさえ居れば生活出来るのだからあれよりはマシだわ。と、自分なりの解釈をして先程針を刺された乳首を擦りました、と、今迄気に成らなかった乳首の快感が下腹部にまで伝わりました。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊