夢魔
MIN:作
■ 第1章 淫夢10
梓は斜め上方を見詰め、嬉しそうな顔をすると、犬のように舌を大きく出して、ヒラヒラとうごめかせ、何かを嚥下する。
うっとりとした表情に成った後、快感を激しく昂ぶらせ、一挙に絶頂を向かえる。
おそらく梓には、そこに誰かの姿を見ていたのだろう、梓だけに見える誰かを。
「ああああぁぁ〜〜…イ、イク…イキます…ありがとうござ…ひいぃぃーイクーーーーっ」
梓は全身をビクビクと震わせ、白目を剥きながら、全身の鈴をチリンチリンと鳴らして、オ○ンコから大量の愛液を、テーブルの上にまき散らせる。
ガックリ力が抜けた梓は、恍惚の表情を浮かべ、よだれを垂らしながら、白目を剥いている。
梓は数分そのままの格好で、失神していた、時折快感がぶり返すのか、その度に身体が震え、鈴がチリンチリンと鳴る。
ブルリと一つ大きく震えると、眼を覚まし斜め上方を見詰め頷く。
そのまま、立ち上がるとディルドーを取り外して、テーブルの上の愛液を、鏡に目線を向けながら、舐め始める。
その表情は、淫欲に溺れる雌犬そのものだった。
テーブルを舐め終えると、次は正座をしてディルドーを舌で舐め清め、それが終わると、腰を浮かせてアナルバイブを引き抜き、口に頬張って舐め清める。
全ての作業が終わると、梓は首輪を外し、乳首とクリトリスの鈴も外す。
そして、それらを鞄に収めると、バスローブを着て、ベッドに横に成った。
そのまま、梓の身体は力が抜け、深い眠りに落ちていった。
一方上郷家では、寝室に眠る弥生に、同じような事が起き始めた。
アラーム音で目覚めた弥生は、半覚醒状態だった。
ボーッとした表情を浮かべ、弥生はベッドから起きあがる。
(あ…わたし…目ざめたの…からだに…力が…はいらない…ふわふわして…る…)
(あ…れ…? なんで…服を…きてる…の…いぬ…は…ふくなんか…着…ない…よ…)
(うん…きない…だか…ら…ぬがな…きゃ…)
弥生はモソモソと、身につけていた部屋着を脱ぎ始める。
全裸になった弥生は、身体をまさぐり、不思議そうな顔をする。
(あれ〜? …やよいの…しっぽ…ない…くびわ…ない…あれ〜…あれ〜…やだ…ないと…おむかえ…してもらえ…ない…)
弥生はウロウロと部屋を歩き回り、足下に落ちていた鞄を見つける。
(あ…このなか…やよいの…しっぽ…このなかだ…)
弥生は薄く笑うと、鞄のファスナーを開ける。
その中には、保健室で使っていた、Tバックショーツと首輪が入っている。
弥生はその鞄をひっくり返すと、中から化粧品や財布、メモ帳、携帯電話等が散乱し、その中にクリップに付いた鈴や、イボの付いたバイブレーター、それに首輪とTバックショーツが現れる。
弥生はそれを見て、ニンマリ笑うと、それらのものを、自分の身体に身につけ始める。
首輪を嵌めショーツを履くと、乳首にクリップを止める。
足を肩幅に開いて、しゃがみ込むとショーツの股間部分をずらせて、バイブをオ○ンコに飲み込む。
歓喜の表情を浮かべ、ブルブルと震えると、ショーツを元に戻して、正座をし平伏する。
暫くすると弥生の前にも、見えざる誰かが現れる。
弥生は顔を上げると、嬉しそうな微笑みを浮かべている。
モソモソと弥生はその姿勢のまま前進すると、首を前に突き出し、舌を出してペロペロと床を舐める。
弥生は暫くその動作を繰り返すと、首をすくめて上を見上げ、嬉しそうに破顔した。
弥生は両手を床に着き、首を大きく伸ばして目を閉じ、顎をそらせる。
すると見る見る、弥生の顔に、恍惚の笑みが浮いてくる。
弥生はお尻を上げると、膝を付かない四つん這いで腰をそらせ、アナルを天井に向けるような格好で、這い始める。
部屋の中を2周程廻ると、弥生は扉を開けて、廊下に出る。
そして、お尻をプリプリ振りながら、廊下を進んで行き、キッチンに着いた。
キッチンに着くと弥生は立ち上がり、シンクの下から浣腸器を取り出し、鍋に水を溜てグリセリンを入れる。
そのグリセリン溶液を浣腸器に吸い込むと、アナルバイブの下に付いている、ジョイントにチューブをはめ、浣腸器を取り付けると、一気にピストンを押し込む。
弥生はその作業を2回繰り返し、合計3リッターを自分の直腸に流し込んだ。
弥生は器具一式を片付けると、大きく膨れたお腹をユサユサ揺らしながら、廊下を進み始める。
そして、家の中の全ての部屋を周り、寝室に戻るとリモコンを取り出し、スイッチを入れる。
アナルとオ○ンコのバイブが、激しく振動を始め、弥生の腹を責め立てる。
弥生は脂汗を垂らしながら、2周目に入る。
お尻を左右に振り、犬のように舌を突き出して、嬉しそうな顔で這い進む。
やがて弥生は、お風呂場に着き、顔を持ち上げて、中空を見詰め
「わん、わんわん…」
犬のように吠える。
しかし、許可を貰えなかったのか、項垂れると
「きゅ〜ん、はんはん…」
泣き声を上げ、またお尻を上げて、家中を這い回る。
そして、2度目の寝室に戻って来た時には、もう限界に近かった。
激しく全身を揺さぶり、便意に耐える弥生の身体は、全身に鳥肌が立っていた。
弥生はリモコンを操作し、バイブの全ての動作を最大にする。
弥生のオ○ンコでは、バイブが蠕動し振動を加えながら、イボが激しく回転を始める。
アナルのバイブも、同じように蠕動と振動を最大にし、根本付近では大きく広がり、その存在を主張する。
弥生の瞳は白目を剥きかけたが、それでもお尻を高々と上げ、行進を続ける。
途中で何度か止まりそうに成ったが、歯を食いしばり手足を進める。
やっとの思いで風呂場に着くと正座をし、弥生は上を見詰める。
許しが出たのか、弥生は大きく[わん]と鳴くと、前からアナルバイブを抜いて、排水溝に向かって排便する。
弥生は[キャハーン]と大きく鳴くと、体中を震わせ排便と共に絶頂を向かえる。
弥生の身体はビクビクと快感に震え、表情は恍惚に染まっていた。
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