夢魔
MIN:作

■ 第2章 浸食(弥生)2

「ふむっ…じゃあ、牝犬弥生で良い…先生は今日から牝犬弥生です…」
 稔の口調は普段と、どこか雰囲気が変わっていた。
「はい、嬉しいです…今日から私は、牝犬弥生です」
 弥生はお尻を振って、喜びを表した。
「この時間帯は…用務員のおじさんは、テレビ見てるね…よし、弥生遮光カーテンを閉めて、電気を付けて下さい」
 稔が命令すると、弥生は飛び起き言われた通りに、てきぱきと動く。
(ああぁ〜凄い…現実みたい…夢? …ううん夢でも良い…でも、夢なら覚めないで…お願い…)
 弥生は高揚感に包まれながら、稔の命令に従った。

 カーテンを閉めて電気を点けると、再び弥生は稔の足下に平伏する。
「弥生、君の事を僕に教えて…そうだな、立ち上がって服を脱いで下さい」
 弥生は直ぐに立ち上がり、イソイソと服を脱ぎ始める。
 全裸に成った弥生は、稔の前に気をつけの姿勢で立ち、自己紹介を始めた。
「私は人で居た時の名前を上郷弥生と言います。年齢は26歳に成りました。身体のサイズは身長160p体重47sB83W60H80で、カップはEカップです」
 そこまで答えると、稔が弥生を手招きする。
 弥生は呼ばれるがままに、稔の直前に気をつけの姿勢で立つ。

 稔は目の前の、弥生の肌に手を触れ、なで回し、乳房の弾力を確かめ、お尻を掴む。
 弥生は稔の手が触れ、撫で回されると、途端に反応を始める。
(あ、ああ〜…良い…凄く…気持ちいい…どうして…触られてる…だけなのに…こんなに気持ちいい何て…)
 プルプルと震える、弥生を稔は鼻で笑い
「机に乗って、弥生の持ち物を見せて…どんな道具を持ってるんですか…」
 顎をしゃくって、指示を出す。

 弥生は机の上に腰を掛け、足を大きく開いて、両手で大淫唇を摘んで拡げる。
 稔は濡れ光オ○ンコに、人差し指と中指を軽く差し込むと
「今まで、何本オ○ンコに咥えました…」
 質問した。
「はい、経験は4人です。回数は全部を入れて、50回行っていないと思います」
 弥生が答える。
 稔はイキなり指を根本まで差し込む
「あひー…はぁぁ〜…あ、ああん…ああああぁ〜っ…」
 弥生は甘い声を上げ、身体を震わせる。

「どうした…気持ちいいんですか…」
 稔の質問に
「は、はひ…き、きもち…いい…です…ごしゅ…じん…さま…」
 弥生は息も絶え絶えで答える。
「よし、締めて見て下さい…」
 稔は答えを鼻で笑い、命令を下す。
 弥生は必死になって、息むがオ○ンコの閉め方を知らない。

 稔は入れた時と同じ唐突さで、指を抜くと
「全然駄目ですね…只の穴じゃないですか…」
 そう、静かに呟く。
 弥生は途端に青くなり
「お、お許し下さい…鍛えます…ご満足頂けるように…努力します…だから…捨てないで下さい…」
 必死に哀願する。
 しかし、稔はそんな言葉を、聞いてもおらず、濡れ光った二本の指を、口に含む。
(え! …私の…愛液で汚れた指…舐めてる…嘘…汚くないの…ああぁ〜う、嬉しい…ご主人様…)
 稔の仕草を見て、ブルブルと震える。
 弥生の心は、稔の一挙手一投足で、天国から地獄、地獄から天国と翻弄された。

 稔は口から指を抜くと
「うん、薄味ですね…変な匂いもない…」
 そう呟き、弥生を見詰め
「アナルは何本咥えました…」
 また質問する。
「ア、アナルには、まだ頂いた経験がございません…ですが、いつでも使って頂けるよう、拡張は行ってます」
 弥生は必死でアピールする。
 稔はそんな声も無視し、弥生のアナルにイキなり人差し指をねじ込む。

「ぎ、ぎーっ…くはー…はぁー、はぁー…」
 弥生はその唐突さに、一瞬力を入れたが、直ぐに息を吐いて、アナルの力を抜く。
 稔はそれを見て取ると、中指、薬指と入れる指を増やした。
 弥生は脂汗を浮かべながらも、三本の指を根本まで受け入れる。
 稔はニヤリと笑うと、指を引き抜き。
「合格です…だが、これからもっと拡げるんですよ…僕がしてあげますから…」
 静かに弥生に宣告した。

 弥生は嬉しくて堪らなかった。
(ご、ご主人様…ご主人様に褒められるのって…こんなに…こんなに嬉しい物なの…はぁ〜幸せ…)
 頬を真っ赤に染め、蕩ける表情で、稔を見詰める。
 稔はアナルにつっこんだ指を、弥生の顔の前に差し出すと、弥生は蕩けた表情のまま、口に咥え舐め清める。
 弥生の興奮は、頂点に達している。
 そう、夢見心地で、稔の指に奉仕を加えた。

 しかし、その夢見心地も、稔の次の一言で、地獄に落とされる。
「弥生…舌使いが下手ですね…これじゃ、フェラなんかさせられませんよ…」
 稔は眉根を寄せて、弥生の舌使いを批難する。
 弥生の顔は、途端に暗く沈み、落ち込み始める。
「申し訳ございません…なにぶん…実物のおち○ちんを咥えた事が…無い物で…」
 弥生は項垂れながら、稔に謝罪する。
「なに? 26にも成って、フェラチオの経験がないんですか? 本当に?」
 稔が逆に聞き返した。
 弥生は小さくなりながら、稔に謝罪する。

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