夢魔
MIN:作

■ 第3章 浸食(梓)11

 梓のアナルは冷たい水流で直腸内を刺激され、徐々に感覚が戻り始め、開きっぱなしの穴を閉じ始めた。
 稔は閉じ始めた、梓のアナルに指を差し入れ、全体をもみほぐす。
(あああ〜あふぅ〜…気持ちいい…ア、アナルって…ゾクゾクするのね…凄く感じるわ…)
 徹底的に嬲られた梓のアナルは、その感覚を鋭敏にし、第2の性器として目覚め始める。
 稔はシャワーを放り出し、梓のアナルを丹念にマッサージする。
「ブ、ブヒー…フゴ…ブヒ、ブヒー…ブーーー…」
 梓はゾクゾクと背筋をはい上がって来る、未経験の快感に快楽の鳴き声を上げる。
(クフ〜ン…あああ〜っ…良い…凄い…もっと…もっとして下さい…ご主人様〜…)
 梓は眼を固くとじ合わせ、ブルブルと身体を震わせる。
 稔は梓のアナルを見詰め、指を圧迫する力を推し量る。
(括約筋にも、支障はなさそうだし…あれだけ責めて、この時間で戻るなら、充分に鍛えられますね…)
 稔は冷静に判断し、梓のアナルから指を引き抜く。

 梓は唐突に引き抜かれた、稔の指の感触で
「ブヒーーーーーッ」
 高い鳴き声を上げ、イッてしまった。
 稔は荒い息を吐く梓を見詰め
「牝豚…アナルでイッたの?」
 静かに問い掛ける。
 梓はコクンと頷きながら[ブヒ]っと一声鳴いた。
(ああぁ…私…私アナルでイッちゃった…ウンコをするところで…イクなんて…。おかしく成っちゃった…)
 梓は今起きた事実に、狼狽えながらも赤面し、熱い息を吐いた。
 ウットリとした表情で、余韻を楽しむ梓だが、稔はそんな梓を責める手を緩めない。
 稔は左のポケットから、さっき使っていた金属球を2個取り出すと、オ○ンコの中に押し込み、右のポケットから同じ物を3個取り出して、まだ大量に水を飲み込んだままの、アナルに押し込んだ。

 稔は梓に向かって静かに命じる。
「こっちを向いて正座をして、顔を上げなさい…」
 梓は膝を曲げて、お尻を降ろすと正座し、くるりと身体を回して稔に向き直る。
 完全に身体を上げた瞬間、梓の直腸で金属球が転がり落ち、中からアナルに蓋をする。
(あう…アナルにボールが当たって、押しつけられてる…それに、次々にボールが落ちてくる…)
 梓の直腸の中で、金属球がぶつかり合い、振動を伝えながらアナルに向かって下がる。
 アナルに水の圧力で押しつけられた金属球に、奥に入っていた金属球が次々にぶつかる。
(あひー…くう〜〜〜っ…凄く…響いた…危なく…出る所だったわ…)
 梓は固く眼を閉じ、歯を食いしばってアナルを締めて、金属球が飛び出すのを防いだ。
 そんな梓を見下ろしていた稔が、ポケットに手を突っ込み、何かを手の中に掴み込んで梓の前に差し出した。
 梓は反射的に、ビクリと震えると
(つ、次は…なに…何が出てくるの…)
 怯えと期待をブレンドしながら、稔の手を見詰める。

 稔はその掌をクルリとひっくり返して下に向けると、上に持ち上げて親指と人差し指を開いて、中の物を落とす。
 梓はそれを見て、全身にゾクリと電流が走った。
(えっ…こ、これ…あの人の物じゃ…無い…。わ、私の…私の物…)
 梓は大きく目を開き、稔の手から延びている物と、稔の顔を交互に見詰める。
 稔が手から伸ばした物は、捻れた環のチェーンのリードだった。
 稔は梓に向かって、一言
「着けて欲しいですか…」
 静かに問い掛ける。
 梓は首を縦に大きく何度も振り、下を向く度に激しく突っ張る、鼻枷も気にせず頷いた。
 稔は梓の前にしゃがみ込むと、大きく喉を晒す梓の首輪に、リードを嵌めた。
 梓はその音を聞いて、ブルブルと震え、頬に涙を伝わらせた。

 稔は梓のリードを引き、ずぶ濡れのままリビングに移動させた。
 梓は髪の毛の先から、足の爪先までビショビショに濡れている。
 春とは言え、まだ気温も上がりきらない時期に、全裸でずぶ濡れの梓は、ガタガタと震え始める。
 リビングで震える梓に稔は、そのまま待つように命じながら、アタッシュケースに向かう。
 稔は直径3p程の輪っかに、クリップの付いた金具を3つと、重しの付いた60p程の長さの柱を3脚と、アナル栓と小さなメガネクリップのような物が付いた革紐を用意した。
 それらをリビングのテーブルの脇に置き、今度はノートパソコンとトランスボックスを持って来る。
 ノートパソコンをテーブルに置き、トランスボックスを柱の横に置くと、梓に向き直る。
 稔は梓のアナルに栓をすると、ゴムが付いたメガネクリップで大淫唇を挟み、蝶ネジを回してきつく締め込んだ。
 革ひもを前面に回して固定すると、オ○ンコとアナルは完全に塞がれて、中に入った物が飛び出さないようにされた。

 二つの快楽穴の固定処置が終わった梓を、稔はM字開脚で立つように命じ、次の装具を取り付け始める。
 稔は梓の乳首とクリトリスにクリップを挟むと、足を肩幅に開いて、テーブルの横に平行に成るように、四つん這いにさせた。
 梓の乳首とクリトリスに付けられた、クリップの輪っかが垂れ下がっている。
 稔は梓の顔の側に柱を2本、お尻側に1本の柱を立てると高さを調整し始める。
 そして、それぞれの柱の先端からワイヤーを引き出し、輪っかを通して腹の前あたりで合流させる。
 ワイヤーは先端に付いたフックで、Y字型に組まれお互いを引っ張り合った。
 稔は更にそれを微調整させ、身体にも輪っかにも触れないようにすると、トランスを柱の一つに繋げ、スイッチを入れた。
 最後にリビングの端に置いて有った、姿見の鏡を梓の顔の前に、全身が見渡せるように置くと、梓の横に立ち命令を告げる。

「牝豚…動かないで…少しでもその輪っかに、ワイヤーが触れたら、貴女の身体に電流が流れます…」
 梓は稔の言葉を聞いて、寒さに震える身体を、更にふるえさせ
(そ、そんな…電流って…どういう事。これじゃ、本当にこの格好から、動けないわ…)
 恐怖に顔を引きつらせて[ぶー]と了解の鳴き声を出した。
 稔は梓の恐怖に引きつった顔を見詰め、尻タブを一撫でしその手を背中に這わせる。
 梓はそのタッチの繊細さに、ゾクゾクと快感を募らせる。
 稔は何度か梓の背中を、撫でて水気が無くなったのを確認して、その背中に座った。
(キャッ…背中に乗られって言う事は、椅子にされるのね…この状態で私は身動きもせず、我慢しなきゃいけ無いンだわ)
 梓は背中に掛かった、稔の重さに絶えながら、主人の意志を理解し従った。
 しかし、この主人の責めは、更に過酷な物で梓を責め苛む。
 稔はアナルとオ○ンコに入れておいた、金属球のリモコンスイッチを入れる。
 そして、稔はノートパソコンの電源を入れると、何かの作業を始めた。

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