夢魔
MIN:作

■ 第4章 主人1

 弥生の家に宅配便が届いた頃。
 弥生は朝から続く、訓練下着の攻撃に、身も心もボロボロに成っていた。
(はあ、はあ…これ…難しすぎる…ご、ご主人様…弥生…死んじゃいます…)
 弥生は先程5度目の訓練に遭い、3度目の絶頂を迎えていた。
 弥生は敏感すぎる感圧センサーの設定で、一度も成功する事無く罰を受ける。
 一度などはトイレの個室に入った途端襲われ、罰の電撃を受け、床にオシッコを漏らしてしまった。
 スカートを履いた状態で、立ったままオシッコを漏らした、弥生は扉にもたれ掛かり、思わず泣いてしまった。
 それ以降恐ろしくなり、弥生は一歩も保健室を出られなく成ってしまっている。
 そんな弥生を一人の教師が、校庭から窓越しにジッと見詰めている。

 その教師は2年前から、この学校で社会を教える教員で、いつもニコニコと笑顔を絶やさないが、生徒にも教師にも人気がなかった。
 その理由は、余りにもその教師の容貌が、人を退けるに充分だったからだ。
 身長は160p有るか無いかで、体重は80キロを楽に超え、顔全体の印象は愛玩犬のパグを思わせる。
 赤ちゃんの手のようなムクんだ掌をいつも組んで、頬をピンク色に染めながら、人と話すその姿は[白豚]のニックネームに相応しい。
 しかし、そんな教師は保健室の弥生を、微笑んだ形の目の奥から、異様に鋭い視線で見詰め
「稔君はどうも、加減という物を理解できては居ないな。あれでは訓練に成らない…、全くこの1年何を学んだのか…」
 ブツブツと呟きながら、教師は職員用入り口に向かった。
 教師の名前は源真(みなもと しん)と言い、稔達の性技の師匠であり、奴隷達に身体の使い方を教える調教師でも有った。

 真は職員用の入り口を通り、廊下を歩いて保健室に向かう。
 保健室の扉を開くと、おもむろに中に入り、弥生に声を掛ける。
「上郷先生…随分お疲れのご様子ですな…」
 突然の来訪者に、弥生は驚き狼狽える。
(えっ…み、源先生…どうして…ひょっとして…今のを見られた…)
 真は微笑みを浮かべた顔で、弥生に近付くと、何の前触れもなく、その乳房に触れる。
 弥生は真の行動に驚き、身体を離そうと身をよじった。
 しかし、真は弥生の動きを予想し、弥生の身体を回転させると、後ろから抱きすくめる。
 弥生は三重に驚いた。
 それは、真の行動の大胆さと、動きの素早さと、自分に送り込まれる快感のためだった。

 真の手は弥生の乳房を揉み、身体をまさぐる。
 弥生はその行動の全てに、身体が反応する事に驚きながらも、気丈な声で
「や、止めて下さい…ひ、人を呼びますよ」
 真にそう言い放つ。
 真は微笑みを消さずに黙ったまま、弥生の身体をまさぐり、快感を刻み込んで行く。
 弥生の身体は、真の愛撫に屈服し、甘い声を上げさせられる。
「くはぁ〜ん…や、止めて下さい…お願いします…ゆ、許して…」
 弥生は身体をくねらせ、真に哀願を始めるが、真の手の動きは一向に止まらない。
(はぁ〜ん…だめ〜…そんな風に…しないで…。私には…ご、ご主人様が居るの〜…止めて〜…)
 弥生は荒い息を吐き、真の愛撫による、快感を拒否する。

 真は弥生の耳元に、顔を寄せ小声で囁く。
「訓練下着を上手く使いたいなら、私の手に逆らわずに、身体を委ねてごらんなさい…」
 真の言葉に弥生は、驚愕の表情を浮かべる。
(えっ! …ど、どうして…この下着の事を知ってるの…ああん…この人…何…凄く上手だわ…)
 弥生は真の愛撫に、身体を蕩かせ始める。
 真は弥生の心の変化を、肌で感じその愛撫を加速させて行く。
 真の指が弥生の肌の上を、楽器を奏でるように滑らかに動くと
「あああぁ〜…ひ〜…あっふ〜…はぁ〜ん…んふぅ、んふぅ〜…はぁぁぁぁ〜…」
 弥生はまるで操られるように、身体をくねらせ甘い声を上げる。

「そう…そうです…。そのまま…感じるままに…私の手に、身体を委ねなさい…」
 真が弥生に、命じると
「は、はい〜…解りました〜…」
 艶をたっぷりと含ませた声で、弥生が答えた。
 真の指の動きに、弥生は身を任せ、激しく淫らな腰振りダンスを始める。
 真は素早くポケットからリモコンを出し、スイッチを押しと、弥生のオ○ンコの中に納められた、バイブが信号を送り出す。
 弥生は一瞬ビクリと震え、身体を強ばらせたが
「大丈夫…私の指に任せなさい…」
 真の言葉に緊張を解いて、真の指の動きに没頭する。

 真の両手が、弥生の鼠経部辺りを撫で始めると、弥生の子宮が収縮し、オ○ンコが反応を始める。
「ひゃぃ〜ん…あはん、はんっ…くふ〜ん…あはぁ〜〜〜っ…」
 弥生は身体を、前屈みにすると、口から涎を垂らしながら、オ○ンコを絞めた。
 すると、訓練下着は正しい圧力を加えられ、その動きを止める。
 弥生は自分の身体に、罰が加えられない事と、オ○ンコがバイブを締め付けた時の快感に驚く。
 真は弥生が訓練下着の試練にクリアした事を感じると、弥生の身体から手を放し
「今の感じを覚え込みなさい…後は応用です…」
 弥生に静かに告げる。
 弥生は呆気にとられた表情で、真に質問をする。
「み、源先生…あ、貴方は…どうして…」
 弥生の質問は最後まで、言えなかったが、真は頭を掻きながら
「稔君に任せていましたが、扱いが酷いようなので、しゃしゃり出てしまいました…。柳井君と私は同好の志で、同じグループを作って居るんです。まぁ、その中で私はオブザーバーですがね…」
 ニッコリ笑って、弥生に答えた。

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