夢魔
MIN:作

■ 第5章 浸食(沙希)14

「あと、三つ数える間に顔を突っ込まなけりゃ、不服従で…そうだな、全校集会でストリップでもするか…、今日みたいによ」
 狂がそう言うと沙希は震え上がり、固く目を閉じて便器に顔を突っ込んだ。
「そうだ、さっさとそうすりゃ良かったんだよ…。良いかそのまま動くなよ」
 狂はそう言いながら、沙希の後頭部に足を掛け、和式便器の排水レバーを押した。
 勢いよく、和式便器の中を水が流れ始める。
 沙希は金隠しの方に頭を向けているため、まともに鼻の穴に水が流れ込み、余りの痛みに意識が覚醒してしまう。
 狂は何度も何度も水を流しては、沙希の顔を前後に揺さぶり便器に押しつける。
 沙希の暴れる手足が、徐々に弱々しく小さくなり、やがて有るか無いかの反応になると、狂はやっと足を降ろして、髪の毛を掴み引き起こした。
 沙希の顔は所々しか、化粧が落ちて居らず、グッタリとして便所の床に横たわった。
 狂はビショビショに濡れた沙希の顔を、カラカラとティッシュペーパーを巻き取り、拭き始める。
 まばらに落ちていた、沙希の化粧が徐々に落ち始めるが、分厚く塗った目元や頬には、まだかなりの化粧品が残っている。
 狂は再度便器に顔を突っ込ませると、水を流す。
 沙希は鼻から入った水で、激しく咳き込み涙を流す。
 そして、濡れた顔をトイレットペーパーで、ぬぐい取る。
 その行動を何度か取った後、やっと沙希の顔は化粧が落ちた。
 化粧が落ちた時には、沙希は狂に逆らう気力が、全く無く成っていた。
 命令された事を実行する、人形のようになっている。

 狂は沙希を便所の真ん中に呼び、仰向けで寝転がるように指示を出す。
 沙希は指示されたとおり頭を、入り口に向けて便所の床に寝転がると
「良し、足を腰からそのまま上に上げて、膝が自分の顔の横に来るようにしろ、それが終わったら、両手でオ○ンコを思い切り開け」
 狂が沙希に姿勢に対する指示を飛ばす。
 沙希は言われたとおり、マングリ返しの格好をして、両手で血だらけのオ○ンコを開いた。
「へへへっ良い格好だぜ…天才美少女テニスプレーヤーのマングリ返しだ…中々見れる格好じゃないぜ…」
 狂はニヤニヤと笑いながら、沙希に近付くと
「口を開けろよ、お前の大切なラケットが汚れてるんだ…お前の口で綺麗にしろ…」
 そう言って沙希の口の中に、破瓜の血がべったり付いて、固まり始めたラケットのグリップをねじ込んだ。
「ぐふぅ〜、ん、ん〜っ」
 沙希はねじ込まれたグリップを、口の中で舌を絡ませて、舐め清める。
 稔は只その姿を、黙って見詰めていた。
(あぁ〜…はずかしい…こんな格好で、汚いラケットを舐めてる所を、柳井君に見られるなんて…はずかしい…)
 沙希は狂の姿の向こうに佇む、稔に焦点を合わせ、只ひたすら自分の浅ましい姿を、恥じていた。
(やっぱりな…沙希の奴稔に見られて、感じてやがる…途端に愛液が溢れて来だした…)
 狂は沙希のオ○ンコの中から、ジクジクと愛液が分泌し始めたのを、見逃さなかった。
(まぁ、当然と言えば当然の反応だ…、そうなるように仕込んだんだから…。さて、ソロソロ仕上げにするか…時間も無くなってきた頃だし…)
 狂は沙希の口から、ラケットを抜くと
「そのまま口を開けてろ、今からお前のオ○ンコを綺麗にしてやる」
 ズボンのチャックを降ろして、チ○ポを取り出す。
 そのまま、狂は沙希の開いたままのオ○ンコに、放尿を始めた。

 ジョボジョボとマングリ返しの、オ○ンコに狂の小便が入り、沙希の破瓜の血が混ざって、直ぐに溢れ始め身体を伝って流れ落ちる。
 狂はわざと狙いを動かし、沙希の開いたままの口にも、小便を掛ける。
「ほら、ぼさっとしてないで、擦らないとこびり付いた血が落ちないぞ…」
 狂は小便を終わらせると、チ○ポをしまいながら、沙希に指示を出す。
 指示された沙希は、狂の小便で濡れたオ○ンコと太股を、手で擦って血の汚れを浮かせる。
 しかし、絶対量が足りないため、沙希の身体を、拡がった血が斑に汚していた。
「へへへ、まだ足りなかったか…。沙希綺麗になりたかったら、もう一人のご主人様におねだりしてみろよ…」
 狂がからかうように、沙希と稔に言った。
 稔は黙って、一切表情のない視線で、狂を見詰める。
 沙希は掠れる声で
「お願いします…ご主人様。沙希にオシッコを掛けて、綺麗にして下さい…」
 稔におねだりをした。
 稔は黙って壁から離れ、沙希に近付いてゆく。
 狂は勝ち誇ったような表情で、移動する稔を見詰めた。
 稔は無言で、沙希の前に立ち止まると、股間からチ○ポを取り出し、おもむろに沙希の汚れに放尿して行く。
 その後ろで、狂が狂ったように高い笑い声で、大笑いしていた。
 沙希の身体について居た血は、稔の小便で綺麗に落ちたが、沙希の顔も身体も、艶やかなセミロングの髪までも、小便にまみれビショビショに成っていた。

 ヒイヒイと大笑いしていた狂は、稔の放尿が終わると、一番奥の個室に入り、ごそごそと何か細工を始めた。
 一分もしないで出てきた狂は、マングリ返しの沙希の背中を蹴り、起きるように命じると、下腹部と腰にセンサーを貼り付け
「最後はここだ…、今からお前はこの待機場所で、20回イクまでこいつでオナニーしろ。このカメラが全部コンピューターに画像とデーターを送る。コンピューターでは、お前から送られて来たデーターを正確に分析して、ちゃんとイッたかを判断してくれる。20回イッたら俺達に、合図が送られるから、ここから出る許可をやる」
 狂がそこまで説明すると
「あ、あの…イクって…どんな感じですか…」
 沙希が起きあがって、正座に成りながら、慌てて聞いてくる。
「気持ちよくなって、このカメラの緑のランプがついたら、それが肉体的にイッた合図だ…解らなかったら、緑のランプを当てにしろ…」
 狂がぶっきらぼうに、個室の扉にくっつけられたカメラを指さし、そう言うと
「今日処女を無くした、女の子に20回は無理だろ…」
 冷静な稔の声に
「イク迄やれば良いんだよ…、例え1週間掛かってもな! 口出しするんじゃねぇ」
 狂が怒って反論する。
 狂はそのまま、沙希を一番奥の個室に座らせ、足を便座から降ろす事も、膝を閉じる事も禁止し扉を閉める。
 沙希は首輪にリードだけの全裸で、足を拡げ右手に小振りなバイブを持って、個室に取り残された。
「良いか…鍵も掛けるなよ…このままでやるんだ。精々見つからないように頑張れよ…」
 狂はそう言うと、稔を引き摺るように、トイレを出て行った。
 沙希は一人ポツリと個室に残され、入り口の扉が閉める音を聞いた。
 こうして、沙希の淫夢が現実に現れた。
 最悪の状態で。

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