夢魔
MIN:作

■ 第6章 陥落(弥生・梓・沙希)7

 稔は抱え上げた沙希を、足の上にユックリと下ろし始める。
 沙希の膣口が稔の亀頭に押し広げられ、メリメリと音を立てる。
「ひぎっ…くふ〜っ…」
 沙希は目の前が真っ暗になる程の痛みに、必死で歯を食いしばり耐えた。
 沙希のオ○ンコは、先程まで溢れていた愛液も分泌を止め、かなりの抵抗を稔のチ○ポに示す。
(ん…やっぱり…かなり固いな…このまま行ったら、裂けるのは必至だな…少し時間を掛けてあげるか…)
 稔が沙希を降ろす手を緩めると
「駄目です…ご主人様…一気に貫いて下さい…裂けても良いの…お願いします…」
 沙希は便座に手を掛け、オ○ンコを押しつけるように、便座に掛けた手を引き上げた。
 沙希の身体は、力一杯便座を引き上げたせいで、稔の股間に密着し始める。
「ひぎぎぎー…かはーぁ…はぁ…んくぅぅっ…」
 沙希は必死に痛みに耐えながら、稔の巨根を飲み込んでゆく。

「ま、待て…沙希止めるんだ…」
 稔が制止すると、沙希は手を止め荒い息を吐き出す。
「くはぁ〜…どうして…沙希は…我慢します…だから…一つに…」
 沙希は切れ切れに、言葉を繋いで、稔と一つに成る事を切望する。
「良いかい…沙希…そんなに、急がなくて良いんだ…僕に任せて…」
 沙希にそう言うと、稔は一気に沙希を持ち上げ、チ○ポを引き抜くと、クルリと身体を回転させ、対面座位に姿勢を変える。
「きゃぁっ…」
 沙希は突然の体位変更に、小さな悲鳴を上げ、稔に抱え止められる。
「行くよ…」
 稔がそう言うと、再度稔のチ○ポが、沙希のオ○ンコを分け入り始める。
「くううぅ〜…かは〜っ…んぐ…ひーっ…」
 沙希は小さな悲鳴を漏らしながら、稔のチ○ポを受け入れる。
 稔はそんな沙希の顔に、自分の顔を寄せると、口吻しながら
「息をユックリ吐いて、力を抜いてごらん…僕の舌に沙希の舌を絡めても良い…さあ、試して…」
 稔の優しい声が、沙希の口の中に拡がり、沙希は稔の舌を必死に求める。

 稔はユックリとチ○ポを抽出させ、沙希の痛みが少なくなるように、少しずつ沙希の身体を降ろしてやる。
「あ、ひっ…くうぅぅっ…あん…かっ…んく〜っ…」
 沙希は快感と、苦痛が混ざり合う中、稔の口にあえぎと悲鳴を送り込む。
 稔に抱きつき、貪るように唇を併せながら、沙希は徐々に大きくなる快感を、感じ始めていた。
(あ、…くぅ…。すごい…からだが…ちぎれそう…でも…きもちいい…なぜ…)
 沙希は自分の身体を、引き裂くような痛みに晒しながらも、ヒシヒシと押し寄せる快感に困惑した。
(いたいけど…きもちいい…これ…さっきも…あった…沙希…いたいの…すきなの…)
 沙希は自分に降りかかる苦痛が、快感に変わってしまった事に、驚きながら受け入れた。
 すると、沙希の身体の奥で、ドクンと何かが鼓動する。
 沙希はその動きにビクリと震えると、ワナワナと身体全体に拡がった。
(わたし…いたいの…すきなんだ…ううん…いたくても…きもちいいんだ…おとうさんが…いったこと…ほんとうだった…おかあさんが…そうだから…わたしも、マゾって…ほんとうだった…)
 沙希の頭の中に、義理の父親が馬乗りに成って、言った言葉が浮かび上がった。
 沙希の頬に一筋涙が流れ、微笑みを浮かべて、稔に伝える。

「ごしゅじんさま…沙希は…いたいのが…すきみたいです…。つよく…してください…」
 沙希の告白と身体の反応を、同時に確認した稔は
「どうやらそうみたいだね…じゃぁ、少し強くするね…」
 沙希に囁き、愛液が奥から溢れてきたオ○ンコを、突き刺し始めた。
 抽出を繰り返す度に、湿った音が強くなり、沙希の声も苦痛から快楽に変わり始める。
 稔は相も変わらず、締め付ける膣壁に苦労しながら、抽出を繰り返すと、ビクビクと膣内で痙攣が始まる。
(沙希は…筋肉が凄い…流石アスリートだ…締め付けが、ドンドン強くなる…)
 沙希の膣の締め付けに、驚きながら稔は腰を動かした。
 沙希は泣きそうな顔で、稔にキスをせがみ、激しく唇を併せ、舌を貪り意味のない嬌声を、稔の口に送り込む。
(いや、こわい…なに…あたまのなかで…ひばな…バチバチいってる…おくから…なにか、くる…なに…)
 沙希の身体が、急速に高まる快感に、ピンク色に染まり、ドッと汗が噴き出し始める。

 稔はタイミングを見計らって、腰を大きく引きドスンと子宮口を突き上げると、沙希の中で何かが弾けた。
「あひゅ〜〜〜っ…」
 沙希は一声高く鳴くと、頭をそらせ喉を晒しながら、ビクビクと小刻みに震える。
 稔は沙希が倒れないように支えると
「今のが絶頂だよ…俗に言う[イク]って状態です…解った?」
 沙希の虚ろな瞳を覗き込み、優しく告げる。
 沙希はコクコクと頭を揺さぶり、頷くと
「あ、ありがとうございました…」
 辿々しく、やっとの思いで、それだけ言ってグッタリとした。
 稔はそんな沙希を見ながら
「今は良いけど、本当ならこの後沙希は、僕のチ○ポを口で綺麗にするんだよ。それが奴隷の礼儀なんだ…」
 静かに沙希に告げると、沙希は頭を左右に振って、意識をハッキリさせると
「や、やります…いえ、させて下さい!」
 稔の目を見詰めて、懇願した。

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