夢魔
MIN:作
■ 第8章 隷属(美紀)12
「ひぎーーーーーっ! ぎっ、ぎぃっ、ぐぅーーーっ」
美紀は両方の目から、涙をボロボロと流して、稔のチ○ポを半分まで飲み込んだ。
「ぐ、くっ…」
稔は処女膜を貫いた感触を感じながら、何の潤滑剤もない状態で、いきなりチ○ポを巻き込まれた痛みに、歯を食いしばる。
(やはり…これは何度やっても、きますね…くっ。痛いなんてモンじゃないです。少しやり方を変えますか)
稔の上で痛みのため、白眼を剥きながら、口をパクパクとさせている美紀を見詰め、沙希と梓に指示を出す。
「沙希、梓…愛撫して上げて下さい。これでは、動けませんから…」
美紀のオ○ンコは、稔の大きすぎるチ○ポに栓をされて、破瓜の血を漏らさない程密着し、稔自体身動きが取れなくなっている。
沙希と梓は頷いて前後に分かれると、美紀の身体に愛撫を加え始めた。
沙希は稔を跨いで、正面から乳房を揉みながら口吻し、梓はピッタリと身体を密着させて、アナルやクリトリスを刺激して、背中やうなじに舌を這わせる。
2人の愛撫に美紀の傷みも紛れ始め、稔のチ○ポに加わる圧力も、徐々にでは有るが、ゆるみ始めた。
「沙希、貴女はクリトリスを、梓はアナルを刺激して上げて下さい。そこが美紀の性感帯のポイントです。美紀は自分でオッパイを揉んで下さい」
稔が指示すると、両手をダラリと下げていた美紀の手が、乳房に伸びて揉み始め、沙希は身体をずらせて、美紀のクリトリスに、梓は寝そべって両手で美紀の尻タブを開いてアナルに、それぞれ舌を這わせ始める。
美紀は急所に対する愛撫で、急速に快感を高ぶらせ始めた。
「ひゃん、ひーっ…ああん…くっ…あはぁん、ひっ…」
痛みと快感が混ざり合い、美紀のオ○ンコから愛液が分泌されだし、稔をくわえ込んでいる力が緩んだ。
稔は器用に腰を引き、ユックリと小さく抽出を始める。
すると、美紀の上げる声から、徐々に痛みの悲鳴が減り始め、快感の鳴き声に染まりだす。
「あ、ああん…んっはぁ〜…んんん〜っ…あはぁ〜〜〜っ…ひっ…」
稔はチ○ポの2/3程を使い抽出を、大きくすると美紀の声も大きな物に変わり、痛みに堪える涙を流しながらも快感を訴える。
抽出を繰り返す稔は、動ける程に緩んだ膣壁を擦りながら
(くっ…動ける様には成りましたが…かなりきついですね…。真さんに、お願いして早めに使える様にしますか…)
美紀の快楽調教とオ○ンコの拡張を、真に委ねる事にした。
数度、抽出を繰り返して、愛液を分泌させると、沙希と梓を美紀から離し、上体を持ち上げ対面挫位になると
「美紀今日の所は、これで終わりにしましょう。今の美紀ではこのまま続けても、絶頂を迎える事は出来ません」
美紀に口吻をしながら、終了を告げる。
美紀は残念そうな顔をしながらも、オ○ンコを圧迫する痛みに、頷くほか無かった。
稔が美紀のオ○ンコから、チ○ポを引き抜くとドロリと大量の血が溢れ出る。
引き抜いた稔のチ○ポは、真っ赤に染まり、所々血の塊が付着していた。
フラフラと稔の上から降りた美紀は、平伏してお礼の言葉を告げると、稔のチ○ポに舌を這わせる。
稔は横になり沙希と梓に促すと、2人共稔に取り付き、舌を這わせてチ○ポを清め始めた。
自分の破瓜の血がベッタリと付いた、チ○ポを舐め清める奴隷。
親友のオ○ンコを貫通させた、チ○ポを舐め清める奴隷。
娘の処女を貫き、真っ赤に染まった、チ○ポを舐め清める奴隷。
3匹の奴隷はそれぞれの、倒錯の感情を持ちながら、主人に奉仕する。
稔はこの後、沙希のアナルを犯し、梓にご褒美を与え、美紀に風呂の用意を命じた。
そして、美紀が立ち上がり、階下に降りようとした時、時計を見詰め稔が質問をする。
「美香は、いつもこんなに遅いんですか…?」
時計はいつの間にか、18:30を過ぎている。
(今日はクラブ活動は、試験前で無かった筈ですが…)
稔が頭を巡らせていると
「あ、美香は今日は、お友達の家にお泊まりに行きました。ご主人様が来られる前には、用意をして出て行きましたが…」
梓が答え、美紀が言葉を付け足す。
「今日もでしょ、ママ。本当にお姉ちゃんには甘いんだから…、ここ3週間ずっとなんですよ、休みの前の日には、お泊まりするの…」
稔は美紀の言葉に、表情を消した。
(どう言う事です…3週間、週末は家に居なかった…。と言う事は、当然装置の効果も顕れませんよね…、しかしグラフデーターは送られている)
稔の雰囲気が、急変して美紀と梓が固まってしまう。
(わ、私何かご主人様に失礼な事を、言ってしまったのかしら…)
(ご、ご主人様…お、怒ったの…? 私、言っちゃ行けない事でも…言ったのかしら…)
2人は稔の顔を凝視しながら、震えているが、ただ1人稔のこの表情を見慣れている、沙希だけは平気だった。
(稔様…何か、考え込んでる…。話の流れからすると、美香さんの事ね…ヒョッとして、美香さんも奴隷に…。ライバル増えちゃうよ〜)
沙希はフゥと溜息を吐きながら、主の横顔を盗み見る。
稔はそんな奴隷達の反応をよそに、ジッと考えを巡らせ始めた。
(金曜日の監視担当は純…土曜日は庵か…。庵は、パソコンのパソコンのパの字も使えません…。消去法で行くと純ですね…個人的な知り合いでも有りますし…)
稔はスッと立ち上がると
「梓、美紀を風呂に入れてあげて下さい、沙希は今日もお泊まりです。2人と一緒に弥生の家に来て下さい…」
手早く服を身に付けながら、指示を出し
「僕は少し行く所が出来ました、他の人達には僕から連絡を入れます」
そこまで言うと、3人に目も呉れず扉を出て行った。
突然の出来事に、呆然と主人の出て行った扉を見詰める3人。
その中で、一番早く自分を取り戻したのは、沙希だった。
「おばさま…美紀…お風呂に入らないと。稔様に言われたでしょ…」
沙希の声にハッとして、我に返って主人の指示に従う親娘。
注意を促した沙希は、バタバタと階段を下りて行く梓を見詰めて
(稔様〜…何人、奴隷を作るのよ〜…はぁ〜ぁ)
大きな溜息を吐いて、天井を仰ぎ見ると、美紀のベッドに顔を突っ込んだ。
この時には、稔達の計画がどれ程規模が大きく、遠大な物なのか、想像すら出来なかった。
そして、計画の首謀者に、自分達がどんな目に遭わされるかも、予想の外だった。
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