夢魔
MIN:作

■ 第18章 使役10

 アナル栓の尖端はブツブツと無数の穴が開いており、底部からは10p程のフレキシブルホースが伸び、その先にはレバーが付いたノズルがある。
 金田はそのアナル栓を、梓のアナルに入れると底部に付いたホースを引っ張った。
 すると、アナルの奥からカチリと音がして、アナル栓は抜けなくなる。
 どうやら、出口の付近で栓が拡がり、ロックが掛かったようだった。
 金田はボトルをゴロリと浴室に転がすと、梓の腰を蹴り倒し寝転がせる。
「おい、早く来い! 四つん這いだ…早くしないと急性アルコール中毒になるぞ」
 金田が命じると、梓はフラフラと立ち上がった。
 その時金田は梓の髪の毛を、またも掴んで引き摺りながら
「お前の主人は、奴隷の2足歩行を認めてるのか? 随分甘チャンだな」
 稔の事を揶揄する。
 梓は稔の事を引き合いに出され、乱れた髪で顔を隠し、下唇を噛んで高足の四つん這いになった。
 金田は四つん這いになった梓のお尻を、勢いよく叩き梓を進ませる。
 梓はフラフラと腰を振り、金田が示した医院長室の机まで、這い進む。

 医院長室の机の上に梓は腰を掛けている。
 正確には浅く腰掛けた姿勢で、お尻を持ち上げオ○ンコとアナルを突き出し、足を大きく拡げ両手を後ろについて、四肢を踏ん張り身体を支えていた。
 梓のお尻の下には、画鋲が針を上にした状態で撒かれており、お尻を机に降ろすことは出来ない。
 そんな状態で梓は上半身を窮屈に折り曲げ、両方の乳房を金田に近づけるような姿勢を取っている。
 両の乳首とクリトリスには、テグス糸が三角形を作るように、巻き付けられ乳首には大きな鈴がぶら下がっていた。
 梓の身体が窮屈な姿勢から、逃げようと身体を伸ばすと、敏感な肉の豆が引っ張られる仕掛けだ。
 その時にチリチリと鈴が鳴り、更に振動が加わるように取り付けられていた。
 梓の顔は、正面に座る金田の顔を見詰める事を義務づけられ、オ○ンコには無数の野菜スティックが突き刺さっており、恥丘にはべったりと、マヨネーズが盛られている。
 金田は梓の前に座り、オ○ンコから野菜スティックを抜き出すと、恥丘のマヨネーズを付け、括り上げられ剥き出しのクリトリスを嬲りながら、梓の直腸から注がれる、愛液割りのブランデーを飲んでいた。
「で? お前は、いつからあの少年に飼われるようになったんだ?」
 金田は、梓に質問する。
「は、はい…10日程前に成ります〜…」
 梓はグルグルと身体中を酔いが駆けめぐり、フラフラになりながらも身体を支え、必死で対応するが、クリトリスを嬲られ、力が抜けそうになった。
「高々10日で、お前のような変態女を作るのか…。それとも、お前が元から変態だったのか?」
 金田は梓の乳房を力任せに、握りながら手に付いたマヨネーズを擦りつけテグス糸を震わせる。
「ひやふ〜〜〜っ…、くぅ〜〜っ」
 テグス糸が連動し敏感な肉の芽を刺激して、梓の口から、悲鳴とも快感とも付かない声が上がった。
 金田はこうして、梓から病院での露出調教や、稔が施した調教を聞き出しては、乳房を嬲り、鈴を突き、テグスを弾いては梓をいたぶり続けた。
 質問に正直に答えれば、直腸の酒を抜いてやり、洗浄もしてやると金田が言ったからである。
 しかし、そんな物は金田の腹一つでどうにでも成る、交換条件だった。
 金田はただ、梓を辱め、嬲り、弄びたいだけだった。
 その結果、様々な情報が手に入れば、金田にとっては一石二鳥なのである。

 やがて、金田の質問は、義弟柏木慶一郎の話題に入る。
「お前慶一郎と、出来てたろ? いつからだ…」
 金田は柏木の話になると、笑みはそのままに、目だけが鋭く変わった。
 しかし、梓の酔った頭では、その変化を捉える事が出来なかった。
「最初に関係が有ったのは…一年ほど前で…本格的にお付き合いするようになったのは、半年ぐらいになります…」
 梓は呂律の怪しく成ってきた声で、金田に正直に答える。
 金田は梓の顔を鋭い目で、ジッと見詰め更に問い掛けた。
「何回ぐらい、咥え込んだんだ…この穴に…」
 金田は野菜スティックで、梓のオ○ンコをツンツンと突くと
「はい、大体40回くらいになると…思います〜」
 梓はハアハアと荒い息を吐きながら、金田に答える。
 金田は溜息を吐き、[40回ね〜]と呟くと、おもむろに野菜スティックの束を掴むと、乱暴に出し入れをし
「こうやって、ズボズボと嵌められたのか?」
 梓に詰問した。
「はひ〜〜〜っ! そうです〜っ、そうやって、ズボズボ梓のオ○ンコに、嵌めていただきました〜〜〜っ」
 梓は悲鳴のような声で、いやらしい淫語を使い、金田の質問に答える。
 これも、いやらしい淫語を使い、質問に答えると言う、金田の命令だった。
 梓のオ○ンコに刺さっている、野菜スティックの束からドロリと、愛液が伝い金田の手を汚す。
 金田はその汚れた手を、また梓の乳房に擦りつけ拭い、肉豆を刺激する。
 梓は金田が思う通りに、激しい嬌声を上げ身体をガクガクと震わせ、チリチリンと鈴を鳴らす。

 金田の責めは、容赦がなかった。
 テグス糸によって、きつく結ばれた肉豆はこれでもかと言う程、鬱血し大きく膨らんでいる。
 その鬱血した箇所に、執拗な責めを加え梓の疲労は、増え続けた。
 それに加え、不自由な姿勢を強要し、アルコールが思考を奪い、梓の意識は朦朧とし始める。
(はぁ〜〜〜っ…、身体が、頭の中が…おかしいわ…、なにも…おもいうかばない…かんがえが…まとまらない…)
 梓の目から意志の力が消えてゆくと、金田は頃合い良しとばかりに、質問を立て続けた。
 金田は、梓と柏木の関係を、全て吐きださせた。
 何処で会い、何の会話をし、どう言うSEXをしたか。
 それらの情報を、梓をいたぶりながら、全て頭に叩き込んだ。
 梓の膝や肩が、フラフラと揺れ始め、ソロソロ限界を迎えそうになった時、金田は稔の情報に質問を切り替える。
 しかし、梓はそんな金田の質問に、一切答えなかった。
 金田はそんな梓を見詰め、驚愕に顔を引きつらせる。
(絶対に有り得ない! この状態に成ったら、質問には必ず答えるはずだ…)
 金田が行っているのは、人間の生理を的確に突いた、尋問術であった。
 幾分自分の趣味を取り入れながらも、その効果は変わりない。
 それが、梓には効かなかったのだ。
 金田の梓に対する稔の質問の答えは、全て[おこたえできません…]だった。
 その答えを繰り返す梓の服従に、その答えを返させる稔の支配に、金田は心底驚嘆した。

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