夢魔
MIN:作
■ 第30章 圧制7
3年A組の教室では、陰惨な掃除が行われていた。
5人の少女が机や椅子を移動させながら、5人の少女が1人の少女を床に押さえつけている。
床に押さえつけられた少女は、5人の手により身体全体で、床を汚すクラスメートの小便を拭わされていた。
「ほら、こっちも汚れてるわ」
1人の少女の声に
「はいはい…ほら、こっちだって」
1人の少女の声が答え、久美の腰を2人がかりで、小便だまりに移動させ、制服のスカートで拭う。
「こっちも片づいたわよ」
別の方から声がすると、別の生徒が3人がかりで、上半身を移動させ、制服の上着で拭い、頭を押さえつけ髪の毛で拭き取る。
久美はモップにされていた。
床を磨き上げる、人間モップである。
少女達の行為は、徐々に狂気に侵され、エスカレートして行く。
「あ〜手が疲れた…。それに、だいぶ汚れてきたし、手で触りたくないな〜」
1人の少女が口にすると
「本当、こんな汚い物、手で掃除する何てねぇ〜」
別の少女が答えた。
「こんなの足で押さえつけて、チャッチャと終わらせましょうよ」
1人の少女が口にすると、全員が賛同し久美を足蹴にし始める。
久美は声も上げずに、されるままになって居た。
そして1人の少女が久美の頭を足で踏みつけ、髪の毛で床の小便を拭い始めると、横に向いた久美の顔が見え、無言だった訳が分かる。
久美は声を上げなかったのでは無く、上げられなかったのだ。
その口には白い布切れが、口いっぱいに押し込まれて居た。
そして、1人の少女がお尻を踏み押した瞬間、スカートがまくれ上がり、その布の正体が分かる。
久美の下半身は下着を着けて居らず、真っ白なお尻が剥き出しだった。
久美は身体を床に投げ出し、小便だまりの中を、身体をくねらせて這い進む。
制服の前面の布が小便を含み過ぎ、吸い取らなくなると、今度は仰向けにされて、同じ事を始める。
全身の布が全く小便を吸い取らなくなっても、まだ教室の半分程しか掃除が終わっていない。
すると、1人の少女が教室の中に戻って来て
「トイレから、バケツを持って来たよ〜」
空のバケツをみんなに見せると、1人の少女が久美の顔を踏みつけ
「その、こ汚い布切れを絞りなさいよ」
久美に命令した。
久美は言われた通り制服を脱いで、バケツに吸い込んだ小便を絞り集める。
ブラジャーだけを身につけ、正座しながら小便を絞り集める久美は、惨め以外の何物でもなかった。
そんな久美に追い打ちを掛ける様に、1人の少女が背後から久美に近づき、ブラジャーのホックを外す。
驚き慌て、ずり下がるブラジャーを押さえようとした、久美の脇腹を1人の少女が蹴り
「勝手に動くんじゃないわよ。お前は言われた事だけしなさい」
鋭い叱咤を投げつける。
久美はパンティーの猿ぐつわの奥で、泣きながら頷きまた、制服を絞り始めた。
髪の毛に含まれた小便も、絞り落とした久美に
「そのブラジャー邪魔でしょ、預かって上げるから、貸しなさいよ」
ホックを外した少女が告げると、久美はモソモソとブラジャーを外し、全裸に成ってブラジャーを手渡した。
ブラジャーを受け取った少女は、親指と人差し指の爪先で持ち
「うわ〜これも、オシッコまみれ…。こんなの、持つんじゃなかった〜」
そう言いながら、バケツの上に手を移動させ、パッと手を離す。
久美のブラジャーは、絞り集めた小便の中に、ポチャンと落ちてユックリとバケツの奥に沈んだ。
その様を見て、周りを囲んだ10人の少女達が腹を抱えて笑い、口々に久美に嘲笑を投げかける。
久美はバケツに沈んだブラジャーを見て、涙が止まらなかった。
だが、久美の掃除はまだ終わりでは無い。
「ほら、いつまでも泣いてる暇はないわよ。早く制服を着て、続きをしなさい」
1人の少女の指示で、小便が染み込んだ制服を再び着せられ、残りの半分も蠢き回って、掃除する。
教室中の小便溜まりを始末した久美は、制服を脱いでバケツの中に詰め込まされると、全裸のまま口からパンティーを取りだし、唾液で湿ったパンティーで、机と椅子と床の拭き掃除をさせられた。
パンティーの水気が無く成ると、再び口の中に押し込んで、水分を含ませる。
教室中の机の2/3程を綺麗に拭き上げた頃には、久美の口の中は中々唾液が出なくなっていた。
えづきながらパンティーを湿らそうとする久美に
「もう水気が無く成ったの? 別の水気が有るじゃない」
1人の少女が久美に近づき、口からパンティーを引き抜くと
「ほら、ほら…、ここの水気は、まだ出るんでしょ」
涙を流している久美の顔を擦り、涙でパンティーを湿らせる。
久美が何とか、教室の拭き掃除を終えると
「ほら、何ボサッとしてるの。机と椅子を並べなさい!」
1人の少女が久美の背中を蹴って、命令した。
久美は全く休む暇無く、机と椅子を並べようと動き始めると
「あら、そのパンティー干さなきゃいけないわね」
久美を足蹴にした少女が、久美のパンティーを奪い取り
「ほら、こうして、広げておけば直ぐに乾くわ」
そう言って久美の顔にスッポリとパンティーを被せてしまった。
パンティーの股ぐりの間から、涙を流す久美の両目が覗き、マスクの様に見える。
全裸に屈辱のパンティーマスク。
久美はその姿のまま黙々と、机と椅子を整え、教室の掃除を終えた。
掃除を終えた久美の精神状態は、ボロボロだった。
想像すらした事のない屈辱に、久美の心は壊れそうに成っている。
「何をしてるの! 早くこっちに来なさい愚図!」
呆然と立ちつくす久美に、悦子が鋭い声を掛けた。
久美の身体は、悦子の命令を聞いて、ビクリと震え上がり、虚ろな目のまま直ぐに指示に従う。
悦子の横に走り寄った久美に、悦子は鞭で床を示す。
久美はその動作を見て、無意識に床に正座した。
■つづき
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