夢魔
MIN:作

■ 第30章 圧制13

 朝のまばゆい光が降り注ぐ校庭には、奇妙な鉄の柱が6本転がっていた。
 それは正面から見るとカタカナの[キ]の様な形で、縦の鉄骨に横の鉄骨が2本取り付けられている。
 鉄骨には幾つものベルトが付いており、横棒の無い方には、機械が乗った大きな台車が着いていた。
 それが、朝礼台を挟んで、左右に3個ずつ置かれている。
 全校生徒が沈黙し、項垂れて居る中、生徒会長の伸也が朝礼台に上がり
「オッス! 今日集めたのは、他でもない。不心得者がどう成るか、お前達に見て貰おうと思ってな…。今から公開処罰を行う、校則を破るとどう成るか全員肝に銘じるんだぜ」
 全校生徒に伝えた。

 全校生徒は暗い顔を伸也に向け、これから何が起こるのか不安そうだったが、風紀委員に引き立てられ6人の生徒が校庭に出てくると、唇を噛み項垂れる。
 皆ヨレヨレの制服を身に纏い、フラフラと覚束ない足取りで歩いていた。
 風紀委員が朝礼台に1人の生徒を立たせると、少女はマイクに向かい
「3年A組、水無月久美です。私は無断欠席と言う重大な校則違反を犯し、処罰を受けます。これは、私自らの意志で受ける罰で、これから、皆様に仕える姿勢を表す物です。1日も早く首輪を頂ける様、努力致しますので、皆様私をご自由にお使い下さい…」
 自分の立場を明確にし、学校側の責任を回避させた。

 久美は命じられていた台詞を言い終わると、自分の制服に手を掛け、脱ぎ始める。
 するとそこに風紀委員の1人が、大きなゴミバケツを差し出す。
 久美は脱いだ制服を躊躇う事無く、ゴミバケツに投げ入れ、次々に身に纏った物を脱いで投げ込む。
 全裸に成った久美は朝礼台の上で、土下座をすると
「無断欠席をして、ご迷惑をお掛けしたクラスの皆様には、本当に申し訳御座いませんでした。こんな高い所からですが、心からお詫び致します」
 大きな声で、クラスメート全員に謝罪する。

 土下座していた久美の目らは、ボロボロと涙が溢れていた。
 暖かな朝の日差しと、大勢の視線で、ボロボロにされ消えていた意志が、戻って来ていたのだ。
 久美は肩を震わせながら、謝罪を終えると顔を上げ朝礼台を降りる。
 久美が朝礼台を降りると、別の少女が朝礼台に上り、久美と全く同じ事を繰り返す。
 6人の謝罪が終わると、それぞれ柱の元に連れて行かれ、鉄骨の上に乗った。
 頭を台車の方に向け、両手両足を開いた状態で、横棒に固定される。
 一番上になる部分には、何かの機械が設置され、恥丘の上にセンサーらしき物が張られた。

 久美の耳元に悦子が来ると
「今張った物は、お前の子宮の動きを見張るセンサーで、お前が絶頂を迎えたら反応するの。絶頂を迎えたら直ぐに解るから、誤魔化そうとしても駄目よ。6人の中で最後まで我慢出来たら、直ぐに首輪を付けて上げるわ…。だけど、一番最初にイッたらお仕置きするからね…覚えておきなさい…」
 小さな声で囁いた。
 久美は震えながらも、この境遇から逃げ出せるチャンスとばかり、表情を引き締めコクリと頷く。

 悦子が離れると風紀委員がそれぞれ、台車に付いている機械を操作する。
 機械は低いモーター音を上げ歯車を回し、鉄骨を立ち上げた。
 少女達は頭を下にした状態で、両手両足を開いた逆さ磔に成った。
 その逆さ磔に成った、少女達の一番上。
 股間の真上には禍々しいピストンマシーンが取り付けられている。

 何が起きるのか全く解らない全校生徒は、固唾をのんでこの処罰の行方を見守る。
 伸也がニヤニヤと笑いながら、右手を高々と上げ、少しのタメを作り勢いよく降ろした。
 その合図に風紀委員達が、スイッチを入れる。
 ピストンマシーンがうなりを上げて、少女達の空を向いたオ○ンコに、襲いかかった。
 少女達は最初の一撃で、敢えなく処女を散らす。
 晒し者にされ、無機物で処女を奪われた少女達の口から、悲痛な叫びが上がる。
 1人を除いて。

 久美は自分の身体の反応に、驚きを隠せなかった。
(くふぅ〜〜〜ん、はぁ〜…あん…。なに…これ、なに…きもちいい…きもちいいの〜…あふぅ〜、あふぅ〜…からだが…とろける〜…すごい…すごいの〜…)
「くふぅ〜〜〜ん、はん、ぐうぅっ…、かは、あくうぅ〜〜っ」
 久美の身体はピストンマシーンの刺激に激しく反応した。
 破瓜の鮮血を、どんどん溢れ出す愛液があっと言う間に洗い流し、乳首は充血して硬く立ち上がり、腰がクネクネと淫らに揺れる。
(だめ〜…だめ〜…がまん…できなかったら…おしおき…されちゃう…だめ〜…)
 顔は必死に我慢しようとしているのだが、快感に押し流される寸前なのは、誰の目にも明らかだった。

 久美の反応を見たキサラが、溜息を吐きながら
(全く、あの子は仕方が無いわね…。浣腸だけにしなさいって言ってたのに…、あの反応は媚薬ね…)
 悦子の所業に肩を竦める。
 悦子は1人だけ、よがりまくる久美を楽しそうに見ていた。
(さあ、久美…もっと恥を晒しなさい…。人間を辞めるのよ…)
 悦子は久美を貶め、辱める為に昨夜から媚薬で、全身の性感を刺激し続けたのだった。
 久美は必死に我慢しようとしていたが、始めから無理なのだ。

 何の刺激もされていない処女は、痛みを堪え、それが麻痺して初めて快感に変わるのだが、久美の場合は一晩中性感を刺激され、後一押しで絶頂を迎える状態を維持し続けられている。
 勝負になど成る筈が無かった。
 案の定始まって1分もしないうちに、久美は破綻を迎える。
「あ、あ、あ〜…あきゅぅ〜〜〜〜っ…」
 久美の身体がビクビクと震えると、子宮の収縮を感知したセンサーが、信号を出す。
 その途端カチリと音がして、アナルストパーのロックが解除され、かなり高く成っていた腹圧がアナルストッパーを吹き飛ばし、大量の便を吐き出させる。

■つづき

■目次4

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊