夢魔
MIN:作

■ 第31章 農場30

 股を摺り合わせその間に挟まり、刺激を受けた肉の芽は、更に鬱血して快感を呼び覚ます。
「あ、あ、あ、あぁ〜〜〜ん…、も、燃えてますぅ〜〜〜っ…。ローザのクリ○リス〜…火が付いたみたいですぅ〜」
 ローザが思わず口にすると
「気持ち良いでしょ? もっと、その感覚は拡がるわよ…。何せ特別製だからね〜…」
 悦子が耳元に囁き、ローザのオ○ンコに指を差し込むと、薫はアナルに挿入する。
 悦子の言葉にローザの身体が反応し、感度が上がってよがり声が強くなって行く。

 そして、ローザの声がいよいよ切羽詰まり、オ○ンコとアナルがキュウキュウと締め付けを強め、絶頂を迎えようとすると
「駄目よ…、勝手にイク事は許さない。私が言う条件を満たすまで、どんなに感じても死んでも我慢するのよ…」
 悦子の冷たい声が、ローザの耳元に囁かれ、ローザの無意識を支配する。
 ビクリと震えたローザは、快感に蓋をされ泣きそうな表情で、身の内に暴れる官能を押さえつけた。
 呼吸が止まりそうな程の官能は、命令により行き場を失い、ローザの中で圧力を上げる。
 悦子と薫はそんなローザを、酷薄な笑みで見下ろしながら、嬲るように全身を洗った。

 30分掛けて隅々まで洗われたローザは、目に涙を湛え膨らみきった官能が体内で暴れ続け、もう何処をどう触られても、快感に感じる程になっていた。
 そんなローザを薫は綺麗にブローして、髪型を整えメイクを施す。
 メイクをされたローザは、薫の手によって貞操帯を嵌められた。
 その貞操帯は、アナル、オ○ンコ、尿道に金属製の棒を差し込み、座金で止める物だった。
 問題はその金属の形状に有る。

 アナルと尿道に差し込まれた金属棒は、一旦大きく外側に張り出し、途中から体幹の方に曲がっていた。
 オ○ンコの中に入った金具は歪なY字型で、前と後ろで高さが違うカーブを描いており、上部の曲がりは前方、下部の曲がりが後方に向いて居る。
 そして、その曲がりの頂点に、アナルと尿道の金属棒が、数oの間隔で迫る様に成っていた。
 つまりその貞操帯は、座金から伸びた金属棒が、膣壁と腸壁、膣壁と尿道壁を摘むようにして固定する、貞操帯だったのだ。

 貞操帯を嵌められたローザは身体を動かす度、薄い壁同士が金属に挟まれ、擦れ合う感触が全身に走る。
 その感触は腰が蕩ける様な快媚感と性器以外を嬲られている恥辱感、それで感じてしまう屈辱感が嫌が応にも感じてしまう。
 その上座金から伸びたワイヤーで、クリ○リスを縛られ、座金が揺れる振動が直に伝わってくる。
 薫が貞操帯を嵌め終えると、悦子はニッコリと笑って
「それの効力は5時間よ。時間が来たらロックが外れて、何をしてもくっつか無いわ」
 ローザに効力の時間を示す。

 ローザは快感に身を灼きながらも、キョトンとした顔で悦子を見詰めると
「つまり、5時間経ったらお前の貞操を守る物は、何も無く成るって事。その時は好きにイッて良いわ、どんどん感じなさい」
 悦子が嬉しそうにローザに語った。
 ローザはその言葉で、これからの全貌をほぼ理解した。
(私…、この格好で外に出されるんだ…。そして、外で何かさせられて、それを5時間以内に終わらせなきゃ…。放置されるんだ…)
 ローザの顔が引き痙り、悦子の顔を恐怖の表情で見詰める。

 ローザの表情の変化で、自分の考えに勘付いた事を感じた悦子は
「そう、やっぱりお前は頭が良いわね。これから、お前は外に出て50人の精液を飲む事。そして、その顔をちゃんとビデをカメラで収めて貰いなさい。その時フェラチオしながら、お前がそれを武器に、モデルで有名に成った事を吹聴してくるのよ。開始は20分後、午後6時に駅前で始めるわよ、夜の11時までに完了しないと、迎えに行って上げないからね。それと、もし失敗して貞操帯が外れても、求められたら拒んじゃ駄目」
 駄目と言い切った時、悦子の視線がローザの視線を貫く。

 ローザはその一睨みで息を呑み反抗心が消える。
 「求めにはお前の全てを使って応えながら、フェラチオと同じように自分がどんなに変態で、その身体を使って有名に成ったか教えてきなさい。それと人混みから1人で離れても駄目よ、1人に成ったら直ぐに人の居る所に移動するの、じゃないと絶対許さないから!」
 悦子はローザに強く念を押す。
 これをされたローザは、それを破った時に、普段の数倍の痛みに襲われるのだ。

 ローザは泣きそうな顔で悦子を見詰めるが、どんなに懇願しても絶対に許して貰えない事を知っていた。
 ローザが諦め項垂れると、薫がローザにピンクの布を投げつける。
「ほら、流石にその格好で駅前を歩いてたら捕まるだろ…。それを着るぐらいは許してやる」
 薫の言葉にローザが驚き、布を広げてみると、ピンクの布からぱさりと黒い物が落ちた。
 ローザは慌ててそれを拾い上げると、それは黒い網タイツとガーターベルトで、ピンクの布はワンピースだった。

 ローザは網タイツを穿きガーターベルトを止めると、ワンピースを着込む。
 ワンピースは上質なシルクだった。
 その肌の触れ心地は、サワサワと心地良く、モデルの頃を思い出させる。
 だがそのデザインは、余りに露骨だった。
 身体にピッタリとフィットして、ローザのしなやかなボディーラインが浮き出ており、胸繰りは大きく開いて乳首の直ぐ上まで開いて、背中は殆ど布が無く、お尻の付け根が見えている。
 ワンピースの丈は、股の付け根で終わっており、その下に左から右に申し訳程度に、フレアーが付いているだけで、左足の付け根は恥骨が覗きそうであった。

 悦子と薫はローザにドレスに合わせたピンクのハイヒールを履かせると、後ろ手に組ませて両側から挟み込み、乳房やお尻、クリ○リスを刺激しながら駐車場まで移動する。
 駐車場には小室が控えており、ワンボックスに3人を呑み込むと、静かに走り出させる。
 車の中でも悦子と薫はローザを嬲り抜き、その性感を高め弄んだ。
 車が駅前にたどり着く頃には、ローザの身体は発情しきり、目が虚ろに成って熱い吐息をせわしなく吐いている。
 薫が車の扉を開くと、悦子がローザを押しだし、ローザは蹌踉めきながら駅前の路上に立った。
 蕩けた視線で肩からハンドバッグを提げたローザは、それでも縋るような視線を悦子に向ける。
 悦子はニヤリと酷薄な笑みを浮かべ、車の扉を閉めた。
 車の扉が閉まると、そのまま音もなく走り出す。
 ローザはポツリと、駅前で1人佇みその車を見送った。

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