夢魔
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■ 第32章 崩壊28

 大挙して奴隷教師は、用務員室に向かい、面食らっている西を剣道場に拉致した。
 呆気に取られた西の前に、奴隷教師21人が一斉に全裸を晒し、平伏する。
 その様は、壮観その物だった。
 驚きを隠せない西に
「私達21名の、奉仕をお受け取り下さい…」
 直美が代表して懇願すると、他の20人が声を揃えて、同じ台詞を西に告げる。

 その言葉を聞いて西は、合点が行き
(ははぁ〜ん…。こいつら、主の命乞いでもするつもりか…。まぁ、俺にその権限は無いが、こいつ等の奉仕を受けるのも悪くはないな…。それに、こいつ等は首輪無しと同じに成るんだ、今の内に本気の奉仕を受けてみるか…。約束を破っても、どうせこいつ等は、何の権限も無くなるし、後の事は知ったこっちゃねぇ…)
 直美達を見詰めて
「おう、好きにさせてやる。俺が、気に入ったら、お前等の話を聞いてやらんでも無い」
 鷹揚に頷き、全員に告げた。

 直美達は深々と頭を下げ
「有り難う御座います、誠心誠意務めますので、何なりとお申し付け下さいませ」
 西に口上を述べると、先ず6人の赤首輪の半数が、西の椅子に成り、西をくつろがせると、9人の黒首輪が、それぞれ自分の得意な奉仕を初め、残りの6人の赤首輪が、食べ物や飲み物を用意する。
 剣道場は、ハーレムと化し、西は極上の奉仕を受け始めた。

 西の身体は、6人の女体が作り上げたカウチの上に、ゆったりと身体を預け、リラックスすると、その股間には3人の黒首輪がしゃがみ込み、2人がチ○ポを両側からフェラチオし、1人がアナルを舐め、そのテクニックを駆使する。
 両足、両手、腕から胸に掛けて、それぞれ黒首輪が1人ずつが、しなだれ掛かり、西の身体に身体を擦り付け、舌を這わせて愛撫を行う。
 周りに散った赤首輪が、西の口に飲み物と食べ物を示されるまま運ぶ。
 そんな鍛え上げられた奴隷達の奉仕は、西が初めて受ける物だった。
 繊細でいていやらしく、西の官能を掻き立てて、興奮を煽る。
 西の頭の中に、[極楽]と言う言葉だけが浮かび、身体が蕩けるようだった。

 9人の黒首輪は、代わる代わる、隆起した西のチ○ポをオ○ンコに咥え込み、快感を与える。
 西は射精が近付くと、それをじらされるように、黒首輪が変わり違うオ○ンコを味わう。
 黒首輪の交代は、西の射精が近付くと行われ、西のチ○ポは濃く強い快感にギンギンにそそり立つ。
 黒首輪が一周して直美が、西のチ○ポをフィニッシュに持ち込むと、残りの黒首が後始末を行う。
 西は感じた事の無い、射精感に呆け、その官能に酔いしれた。
 だが、そんな物は、只の始まりでしかなかった。
 21人の奴隷教師は、全力で西に身体を使い奉仕し快感を与える。

 西は奴隷教師の奉仕を受け、2度射精したが、その射精感は恐ろしく強く、かなりの体力を消耗した。
 まるで、連続十数回射精したような、気怠さを覚え、美由紀とのSEXを思い出す。
(確かあいつとやった時も、こんな感じだった…腰がだるくて、身体に力が入らねぇ…。や、やばいぞ…これ…)
 西は自分の精力が尽き掛けているのを感じながらも、奉仕を受ける事を辞められなかった。
 蕩けるような肉の快感は、西を虜にして離さない。
 21人の肉の脅迫。
 洗練された21人もの奴隷達の奉仕が、1人の男に受け止められる筈も無く、西は翻弄される。

 西はフラフラとしながら、自分の行動と、状況のギャップに戸惑っていた。
(お、おい…おかしいぞ…。な、何で足に力が入らねぇ…。こ、腰が定まらない…)
 そんな西を恵美が支え
「どうされました? もうお疲れですか?」
 優しい声で問い掛けると
「た、たった、2発で疲れるかよ!」
 西は虚勢を張り、恵美に怒鳴る。
「でしたら、どうぞ…。ご堪能下さい」
 恵美が手を指し示すと、いつの間にか21人が、西を中心にお尻を突き出し、円を描いていた。

 西の視界に映る豊満な尻、滑らかな尻、引き締まった尻、様々なお尻が、西を取り囲む。
「さぁ、どうぞ…どれでも、お好きなように、お嬲り下さい。何を入れても、何をしても、全て自由で御座います」
 恵美はそう言って、鞭やバイブ等が入った袋を渡す。
 袋を渡すと恵美もその輪の中に入り、膝立ちの姿勢から、上体を前に倒してお尻を突き出す。
 21人はお尻を振り、誘いながら
「私のオ○ンコでお遊び下さい」
「私のアナルを弄んで下さい」
「私のお尻をぶって下さい」
 口々に西に懇願する。

 西は興奮しながら、奴隷教師達を嬲るが、30分もすると疲れ果て、輪の中心で大の字に成った。
「おい、お前等は俺に何を頼むつもりだ…」
 西が大の字で荒い息を吐きながら、奴隷教師達に問い掛けると
「はい、今日のパーティーに全員を参加させて頂きたいのです…」
 直美が西に懇願する。
 西は内心呆気に取られた。
(こいつら、こんな事しなくても、今日のパーティーに全員駆り出されるのに…、馬鹿じゃねぇか…。まぁ、良いかここは、電話する振りして[俺のお陰]を強調しておこう。これからも、恩に着せれるしな…)
 西は心の中で舌を出し、鷹揚に頷くと携帯電話を手に、一芝居打つ。

 携帯電話を仕舞いながら
「理事長には話を付けた。お前達は今日のパーティーに、全員参加しろ」
 21人の奴隷教師に告げると、洋服を奴隷達に着せさせる。
 用務員の服を着終えると
「俺だから、理事長に頼み込めたんだ。これからも、俺に感謝して奉仕しろよ」
 21人の奴隷教師に、恩を着せた。
 何も知らない奴隷教師達は、平伏して西に感謝する。
 西はほくそ笑みながら、剣道場を後にした。

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