夢魔
MIN:作

■ 第32章 崩壊29

 時間は少し戻り、朝の地下2階。
 拓人と慶太は10人の3年生を従え、共同調教ブースに居た。
 拓人と慶太の個人ブースでは、入っても3人が限度で、10人を調教するのは無理が有った。
 薫の広い調教ブースを借りられたのも、初日だけだった為、10人を2人で調教する時は、もっぱらこの共同ブースを使っている。
 共同調教ブースは、基本的に単独では使用出来ず、2人以上の使用者で、5人以上の奴隷を調教する場合のみ使用出来た。
 現在この条件を満たしているのは、悦子とこの2人だけで、同規模の専用ブースを持つ悦子が使う訳も無く、このブースは殆ど2人の専用のように成っている。

 その共同ブースで、慶太と拓人は10人に特訓を行っていた。
 そのメインはアナル拡張で有る。
 10人のアナルを最低限、ゴルフボールが収まるまで、拡げなければ成らなかった。
 その理由は、水曜日の通達が原因で、理事長から[備品]の使用予定が入る。
「20人の[備品]達は、週末のパーティーで給仕を務める。これに参加出来なかった者は、厳罰を持って処す」
 一方的な通達が流れて来た時、拓人と慶太は首を捻ったが、細部を聞いて頭を抱える。
 その使用予定は、[ドリンクサーバー]だった。
 6人の監督官は、その使用方法を書いた紙を手に、それぞれの担当[備品]にその旨を伝える。

 それが、水曜日の放課後だったが、[備品]達は自宅に戻って直ぐに、拓人と慶太に連絡を次々に入れて来た。
 その内容は、異口同音に泣き言だった。
[とてもそのサイズ迄、週末には間に合わない]と、口々に泣きついて来る。
 困った拓人と慶太は弥彦に相談し、弥彦はエキスパートから拡張方法を聞き出して、2人に伝えた。
 拡張方法と注意点と使用する道具類を書いた、30枚程の紙を手に拓人と慶太は、[備品]達を招集して合宿を始める。
[備品]達はこうして、水曜日の夜から学校に泊まり込み、[ドリンクサーバー]の特訓を行った。
 昼は[備品]の罰を受け、夜は[ドリンクサーバー]の特訓を行う3年生は、疲労を溜めつつも成果を出す。

 慶太は桃香のアナルを真剣な眼差しで見詰め
「そうだ、桃良いぞ…もっと力を抜け…。良し、もう少しだ…これが出来るように成ったら、一番楽なビール担当に成れるぞ」
 桃香を励ましながら、アナルにディルドーを差し込む。
 ディルドーは直径10p有り、桃香のアナルの皺は完全に伸び切っていた。
「あうぅ〜〜〜っ…、はぁ、はぁ…、いたい…痛いです〜…お尻の穴…裂けちゃう〜…」
 桃香はボロボロと涙を零しながらも、必死にディルドーを受け入れる。
 慶太の一押しで、ディルドーは桃香のアナルに、綺麗に飲み込まれた。
「うきゅぅ〜、くぅ〜〜〜っ…」
 桃香は硬く目を閉じ、四つん這いの手を、激しく床に打ち付け痛みに耐える。

 慶太は直ぐに桃香の伸び切ったアナルに、皮膚の保湿と緊張緩和を目的とした軟膏を優しく塗り
「このまま、30分我慢しろ…。頑張れるな桃…?」
 桃香の顔を覗き込み、心配そうに問い掛けると
「はい、慶太様…桃は、頑張ります…」
 桃香は、涙を浮かべた目を慶太に向け、コクリと頷いて慶太に告げる。
 慶太はそんな桃香の唇に、チョコンと自分の唇を触れさせ
「良し、良い返事だ。最後まで頑張れたら、ご褒美をやる」
 桃香に言うと、桃香はウットリと顔を蕩かせ、元気に返事をした。

 慶太が桃香から視線を外し、背後の3年生に視線を向けると
「おっと。静佳はもう30分経ったな…。今外してやるな…」
 初日女子便所に放置された、女性徒に取り付き、アナルからディルドーをユックリと引き抜く。
「あはぁ〜〜〜〜…」
 静佳は圧迫感から解放され、直腸壁を擦られる感触に、思わず熱い息を漏らしてしまった。
 慶太は皮膚の収縮を良くする軟膏を指に塗り
「静佳、薬を塗ってやるから、そのままで居ろ」
 静佳に命じて、アナルに人差し指と中指を納める。

 ヌチュッ、ヌチュッと音を立て、慶太の指が静佳のアナルに薬を擦り込むと
「あひゅん、はん、あぁ〜〜〜ん…。慶太様…慶太様〜…。静佳…お尻の穴気持ち良いです〜…、慶太様の指凄く気持ち良い〜…あん、あは〜ん…」
 クネクネと腰を振りながら悶え初め、オ○ンコから愛液をダラダラと垂れ流し始める。
「静佳はホントアナルが好きだな…。良し、このままイカせてやるから、好きな時にイケ」
 慶太が静佳に許可を出すと、十数秒で静佳は背中を反らせ、痙攣して絶頂を迎えた。
 荒い息を吐きながら、静佳が慶太の指を舐めようとすると
「この薬は、舐めちゃ駄目だから、これで拭うだけにしろ…」
 慶太は静佳にぬれタオルを差し出し手渡す。
 静佳は濡れタオルを受け取りながら、残念そうに顔を曇らせ、慶太の手を拭い清める。

 慶太は静佳に濡れタオルで、手を拭われながら、他の2人に視線を向けた。
 他の2人も10pディルドーをアナルに咥え込み、フウフウと荒い息を吐いている。
 慶太はアナルの拡張が進んでいた、4人を担当し[ビール係]に仕上げていた。
 ビール担当は複雑な技術が要らず、給仕としては比較的楽な役割だったが、最低限アナルがビール瓶を飲み込めなくてはいけなかった。
 その為の拡張訓練だった。

 一方、拓人が担当した、蒸留酒系の女性徒達は、下半身の機能を大幅にアップする必要が有った。
 3人の美少女が、背中で手を組んで、M字開脚の姿勢で床に並んだ、グラスを跨いでいた。
「ほら、1つずつ出さなきゃ駄目です。これは、まだ只の訓練ですから、良いですが。本番でミスをすれば、罰が与えられますよ」
 拓人は3人の前で、仁王立ちに成りながら、綾乃に注意する。
「はい、申し訳ありません」
 綾乃は拓人に詫びながら、床に落としたゴルフボールを、オ○ンコの中に押し戻す。
 両横に居た、千里と瑞穂もオ○ンコにゴルフボールを押し込むと、拓人の合図でオ○ンコから、ゴルフボールを吐き出した。
 カランカランと音を立てゴルフボールは、床に置いたグラスの中に収まる。

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