夢魔
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■ 第33章 終幕12

 教頭は1人ラウンジに居た。
(校内の異常を感じ、咄嗟に家畜奴隷達と逃げ込み、一緒に丸1週間過ごした。全てが夢の様だった…。家畜奴隷達を解放し、身体を労ってやると、甘えた声やすがる様な目で皆擦り寄って、この老体に奉仕してくれた…。心を込めた本当に素晴らしい奉仕…、春菜…、奈津実…、留美子…3人とも本当に素晴らしかった…。だが、もう終わりだな…、あの入れ墨も全て消えると言うし…。あれだけ美しい女教師が…今更、私を求める筈も無い…。春菜も垣内君が戻ってきたんだ…きっと、彼に服従を捧げるだろう…。まあ、良い夢だった…)
 教頭はラウンジの絨毯の上に寝そべって、佐山が支配した一週間を思い出していた。
 だが、佐山の支配も消え、家畜奴隷の制度が無くなり、自分を相手にする者など、誰も居ないと考え、思い出に浸っていた。

 そんな時エレベーターがスーッと上がって来て、扉が開く。
 教頭は誰だろうと、エレベーターに顔を向けると、春菜が教頭を見つけ、ニッコリと微笑んだ。
「ご主人様こちらにお出ででしたか、お探ししましたわ…。全校集会、恙なく終わりました」
 春菜はそう告げると、教頭の足下に正座し、深々と頭を下げて報告した。
 教頭は目を白黒とさせ、春菜を見詰め
「な、何を言ってるんだ霜月君…。君、年寄りをからかっちゃいかんぞ…」
 上擦った声で、春菜に言った。
「えっ…。教頭様私に…お約束して下さったじゃ御座いませんか…これが外れたら、奴隷にしてやると…」
 春菜はそう言いながら、足をM字に開いてスカートをまくり上げ、疑似男根を晒すと、グッと掴んで抜き去った。
 ヌチャといやらしい音を立て、春菜のオ○ンコが解放される。

 春菜は涙を湛えた目で、教頭を見詰め
「春菜はご主人様の奴隷に成れる事を信じて、耐え続けました…。どうか、このメス奴隷をお飼い下さい…奴隷にして下さいませ…」
 教頭の足下に身体を投げ出し、足を押し抱きながら懇願する。
「い、いや、待て…。言った…、だが、君は垣内君の…その…、奴隷に成りたかったんじゃないのか?」
 教頭は焦りながら、春菜に問い掛けると
「はい、引き込んで頂いたのは、あの方です…ですが、私が忠誠を誓いたいと思えたのは、ご主人様で御座います…。どうか、春菜をお側に仕えさせて下さいませ…」
 春菜は濡れた瞳で、教頭を見上げる。
 教頭はゴクリと唾を飲み込み
(本当か…こんな美女が…本当に、俺なのか…。嘘じゃないよな…良いんだよな…。師匠! やりました! 女が向こうから、忠誠を誓ってきました〜! 工藤師匠、有り難う御座います!)
 心の底から純に感謝を述べて、春菜を見詰め
「そんなに、私に仕えたいなら、忠誠を見せなさい…」
 思い切り虚勢を張って、春菜に命令した。

 春菜は嬉しそうに微笑むと
「はい…。おみ足に口吻をしても、宜しいでしょうか…?」
 教頭に問い掛ける。
 教頭は[うむ]と鷹揚に頷くと、春菜はネットリと舌を絡めて、教頭の足を愛撫し始めた。
 一本一本丹念に舌を這わせ、指の股にも舌を差し入れ、口に含み清めて行く。
 春菜は教頭の足を舐めながら、目を蕩かせ腰をくねらせる。
「どうした…息が荒いぞ…」
 教頭が問い掛けると、春菜は荒い息を吐きながら
「は…い…、ご主人様の…足を…舐め始めたら…身体が…熱くなって…オ○ンコが…あふぅ…感じてしまいました…」
 自分の身体の官能を、教頭に報告する。

 教頭はもう、それだけで暴発しそうだった。
「ど、どれ。こっちに向けてみろ、主人の私が調べてやろう…」
 教頭は調子に乗って、春菜に命令すると、春菜はスッとお尻を持ち上げ
「ご覧下さい…」
 教頭の足に舌を這わせたまま、身体を回し、スカートをまくり上げオ○ンコを晒した。
 春菜のオ○ンコは赤く充血し、パックリと開いて愛液を大量に垂れ流していた。
 充血したクリ○リスが、興奮の為ピクピクと動き、感じている事を示す。
(うおっ! 春菜のオ○ンコ初めて見たが…綺麗なピンク色じゃないか…それに、こんなにパックリ開いて…)
 興奮した教頭が、春菜のオ○ンコに指を伸ばそうとした時、再びエレベーターが上がって来た。

 チンと言う音と供に、2人の女教師が飛び出してくる。
「狡いですわ霜月先生! 抜け駆けなんて」
「そうです、私のご主人様何ですから、断りを入れて下さい」
 奈津実と留美子が凄い剣幕で、春菜に文句を言った。
 2人の身体にあった入れ墨は、今は中和剤で綺麗に消され、元の美貌に戻っている。
 春菜は驚いて、2人の顔を見詰めたが、一番驚いていたのは、教頭だった。
(な、何だ…、何を言ってるんだ…この2人…。私は、この2人とは奴隷の約束などしてないぞ…)
 面食らっていた教頭に、奈津実と留美子は両側から抱きつき
「ねぇ、ご主人様〜…ナツもご主人様、舐め舐めしたい〜」
「ルミも〜…ご主人様の事、ペロペロしたいです〜」
 両側から身体を擦り付け、悩ましげな顔で懇願する。

 教頭は2人を交互に見詰め
「な、何…、何で…、何が…何の…何ー?」
 最早何を言ってるのか、自分ですら解っていない。
 奈津実と留美子は2人で顔を見合わせると、教頭の前でスカートを捲り、真っ白な無毛の恥丘を晒す。
 奈津実の恥丘には[雌犬奴隷ナツ]、留美子の恥丘には[雌猫奴隷ルミ]、入れ墨で書かれ、その下に2人とも[飼い主 鈴木貴史]と教頭の名前がフルネームで入っている。
「これは、普通の入れ墨ですから、もう絶対に消えません」
「私達2匹の家畜奴隷、ご主人様の家に住み付きま〜す」
 そう宣言すると、スカートを脱ぎ捨て、再び教頭に縋り付く。
「ク〜ン、ご主人様〜…お願いします…飼って下さい〜…」
「ニャ〜ン、ご主人様〜…飼ってぇ〜ねぇ、飼ってぇ〜…」
 教頭は、甘えながら懇願する2人の頭をポンポンと叩き
「私はそんなにお金持ちじゃないぞ…。贅沢言わないんだったら、飼ってやる…」
 優しく微笑んで、2人に告げた。
「やったぁ〜! 私、毎日白ご飯で良いです〜」
「私も、贅沢言わないモン。ご主人様、大好き〜」
 2人は嬉しそうに笑いながら、教頭の首にしがみ付く。

 3人のやりとりを見ていた春菜は、教頭に背中を見せ、足を拡げて何かしている。
「ん? 春菜…何をしてるんだ?」
 教頭が春菜に問い掛けると、春菜は振り返り
「上手く書けません…」
 ウルウルと涙を滲ませ、教頭に告げた。
 教頭が首を捻って、立ち上がり春菜の前に回り込むと、春菜は鏡を覗き込みながら、油性マジックで何かを書こうとしていた。
「お前、ここに私の名前を書こうとしたのか…?」
 教頭が優しく問い掛けると、春菜は鼻水を啜って、コクリと頷いた。
 教頭はフッと微笑み、春菜からマジックを取り上げると、サラサラと恥丘に文字を書く。
その文字は[愛奴春菜][飼い主 鈴木貴史]だった。
 春菜はその文字を見て、涙を流して感謝し、奈津実と留美子に見せた。
 奈津実と留美子は頬を膨らませ[ず〜る〜い〜]と抗議する。
 教頭はこうして3人の奴隷の主人に成った。

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