息子、有貴は私だけのモノ
riko:作
■ 2
これを止めさせる術はなく、有貴が小学校に入学してもそれは変わらなかった。
「ママーただいま〜」と、元気良く学校から帰る有貴。
すぐに、由美の服をたくし上げる。
襟ぐりの広い服の時には、手を入れて乳房をすくい上げて吸った。
「有君もういいでしょ? 有君は赤ちゃんじゃないのよ」
「だって、ぼくママのおっぱいだいすきなんだもん」
はぁーとため息をつく由美だった。
夫の聡一にはとても話せやしなかった。
有貴はそれがいけないことと知っているのか? 父親の聡一の前では決して、そんな素振りも見せないのだった。
「じゃ、有貴ママを頼むね。パパはお仕事に行くからね」
「パパ、ぼくに任せといてよ」と、胸を張って父親を見送った。
すでに有貴は3年生だ。
「ママーおっぱい」と、ソファに腰掛けている由美に馬乗りになる有貴。
「有君ダメだってば!」
「きのうパパがいたからチュチュできなかったでしょ?」
「そうだけど、もう大きいんだからチュチュはお仕舞いよ」
「イヤだー! ママがわるいんだ! ぼくたっちゃんに聞いたんだ。3年生になってママのおっぱい吸ってる子っておかしいよね? って。そしたら、おかしいに決まってるじゃん! って。ぼくが小さいときに止めさせてくれなかったから、ぼくはおかしくなったんだ」
泣きながら訴える有貴に愛しさが込み上げる由美。
「そうだね、ママが悪いのよね。ごめんね」
「そうだよ」と言いながら、有貴の手は由美のブラウスの中に。
ボタンを外し、いつものようにブラからおっぱいをすくい出す。
チュパチュパ。
涙も止まり夢中で、乳首を吸う有貴。
途方に暮れる由美だった。
有貴が小学生の頃は、由美が腕枕をしオッパイを吸い始めると安心するのか5分ぐらいで、口が開き浅い眠りに入り、ふと、むにゃむにゃと思い出したように吸っていた。
しかし、10分もすると、深い眠りに落ちそれからはそれからは朝までぐっすりと寝るのだった。
有貴が5年生になっても、由美と一緒に寝る日々は続いた。
夫が帰宅し、また赴任先に向かったそんな日。
お風呂から上がり、いつものようにベッドに入る母と息子。
「ママ〜おっぱい」と、由美の乳房を貪る有貴。
ノーブラの由美の乳房はすぐに露になり、乳首は有貴の口に。
「有君どうしたの?」
「何が?」
「いつもと違うじゃない? そんな吸い方ダメよ! 止めなさい!」
「いつもと同じだよ。変なママ」
いつもは赤ちゃんの頃のままの吸い方をしていたのに、この日は違ったのだ。
セックスを連想させるような吸い方に戸惑う由美。
どうしたんだろう……。
どうしたのだろう? と、思いながらも眠気を我慢できずに有貴は眠ってしまった。
まさか?!
由美は有貴が寝たのを確認して、急いでリビングに向かった。
そして、DVDプレイヤーの再生ボタンを押した。
あぁー何てこと!!
それは、昨夜お酒を飲みながら夫と見た無修正のアダルト映像だったのだ。
それを見ながら久しぶりに夫と官能の時間を過ごしたのだった。
どうしよう?……。
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