息子、有貴は私だけのモノ
riko:作
■ 7
「由美、大丈夫だよ。寝てるよ。寝息確かめたし」
「じゃ、大丈夫ね」
ダイアル式のライト調節のつまみを回して、雰囲気を出す聡一。
「あなたどう?」
ベビードールはストラップからAラインに広がった物で、フロントにリボンが付ている。
由美のEカップの乳房がほとんど見えるピンクでスケスケ物だ。
ブラは付けずに、揃いのTバッグを穿いた。
セミロングの髪は、くるりと一つにまとめさり気なくバレッタで留めた。
後れ毛がセクシーさを倍増させていた。
「おぉー由美ステキだ! 何てステキなんだ! とても30歳には見えないよ」
「ちょと踊ってみて」
離れて暮らすうちに、聡一は家に帰るときには、恋人と会うような気分になるのだった。
結婚当初可愛いだけの由美は、年と共に色気が加わり、自分の妻ながらなんとも言えない魅力を醸し出していた。
そんな由美を前に、帰る度に、帰る回数を増やそうと思うのであった。
踊りやすいBGMを静かに流す。
外国のストリップ娘のように、男を挑発するように腰をくねらす由美。
しゃがんでM字開脚する由美にくらくらと眩暈がしそうなほど、悩殺される聡一。
後ろを向いてお尻を振られると、もう我慢の限界だった。
「由美ぃぃ〜」
後ろから小さな妻を抱きしめる。
「あぁぁ〜〜なんて官能的なんだ! 私のははちきれそうだよ」
由美の首にキスの嵐を降らす。
「あぁぁ〜あなたぁ〜〜」
踊っているときから、すでに由美のおま○こは溢れんばかりに蜜で濡らしていた。
カーペットに手を着いて、お尻を持ち上げられバックからTバッグ越しにクリットを舐めたてる。
「あぁぁ〜〜あなたぁ〜〜いいぃぃぃ〜〜」
「もう、ビチョビチョじゃないか由美。して欲しかったのかい?」
「うう〜ん、意地悪ぅ」
「して欲しくないのなら止めるよ。いいの」
「あぁ〜〜〜ん、して、聡一さんのおち○ぽが欲しいの」
「よしよし。まずは由美をイかせてからだよ」と、聡一はひょいと由美を抱き上げソファに仰向けに寝かせた。
「由美、して欲しかったら足を開かないとダメでしょ?」
「あぁ〜〜〜あなたぁ〜」
「あんまり大きい声出すと、有が起きるよ」
「だってぇ〜」
Tバッグを脱がせて、クリットをバキュームしながら、指を差し込む。
クチュクチュクチュクチュと、イヤらしい音が聡一の官能を高める。
「あ、あなたぁ〜いいぃ〜〜気持ちいいのぉ〜〜もっと、もっとよぅ〜」
「はぁはぁ、いいぃ〜〜」
「由美、蜜が凄く溢れてるよ」
「あぁ〜あなたイクわぁ〜うぅぅ〜〜由美イっちゃうぅぅぅ〜〜」
ついに久しぶりの快感を得た由美。
「あなた早くきて、聡一さんのおち○ぽ入れてぇ〜〜」
すかさず、聡一のペ○スが差し込まれた。
「おぉ〜〜由美のおま○こは最高だね。すぐにイってしまいそうだよ」
「いやぁ〜〜あなたすぐにイっちゃイヤよぅ〜〜あぁ〜気持ち良いぃぃぃ〜〜」
「今夜は、まだできそうだから、一回イクよ。もう、たまらん。おぉぉぉ〜〜〜」
聡一は溜まっていた精を由美の中に注ぎ込んだ。
たまにしか会えない夫婦は、ピルを使っての避妊をしていた。
もう子供を作る気はないのだ。
「由美、良かったよ」と、妻の肩を抱き優しく撫でる聡一。
「私も良かったわ、聡一さん」
余韻に浸る二人。
その姿を、リビングのガラス越しに嫉妬に燃えた二つの目が睨んでいた。
■つづき
■目次
■メニュー
■作者別