息子、有貴は私だけのモノ
riko:作
■ 19
「有君、てっちゃんが誰かに話したら、どうするの?」
「ヤツはそんなこと絶対にしないよ」
「そんなこと分からないじゃない!」
「だから、もし誰かに知れても僕は平気なんだってば」
「あっ、返信が届いた! すごーく、興奮したって。有貴が言ってたのは本当だったんだな。俺も有貴のママとしてみたいって! あははは〜」
「…… 」
「それもいいかな? あいつ童貞だし。ママさせてあげてよ」
由美が哲也に抱かれているのを想像しただけで、有貴のぺ○スは疼くのだった。
まだ青い有貴の欲望はとどまることはなかった。
「バカなこと言うんじゃないの!」
「3Pもいいかもよ?」
「絶対にダメよ!」
「そうかな? ママ、この乳首を二人に吸われるんだよ。気持ちいいと思うよ」と、両乳首を摘んでこねくる有貴。
「あぁ〜〜〜」
「こうされただけで感じるエッチな体なくせに! ねぇ、3Pしようよ。榎本は僕のたった一人の親友だからいいでしょ」
されに乳首をこねくる有貴。
「うぅぅぅ〜〜〜」
「ママは僕とできなくなるのイヤなんでしょ?」
「それはイヤだけど」
「じゃ、決まりだね! 来週の金曜うちに泊まりに来るように榎本にメールするよ」
有貴を失うのはイヤだ。
有貴が他の女とセックスをするのなんて耐えられない。
そう思うと、由美は有貴の言うことを聞かない訳には行かなかった。
しかし、それだけではない。
セックスしてもしても、したくなる熟した肉体は若者二人とのセックスに興味が沸いたし、二人の男に弄ばれることを想像しただけで、蜜壷はジュと蜜が沸く様な気がした。
そして、有貴と哲也が待ち望んだ金曜がやってきた。
哲也は一度家に帰って、私服に着替え下着の着替えを持って有貴の家に向かった。
「ママ、これとこれ穿いて」と、有貴はピンクのレースのTバックと、皮で黒のマイクロミニを選んだ。
上は、谷間を強調した半袖のブラウスシャツだ。
その胸のボタンを、谷間が見えるように三つ開けた。
「これでよし!」
「有君この格好イヤらしいわ」
「いいんだよ! てっちゃんの反応が楽しみなんだから」
そこに鳴るチャイム。
「あっ、来た!」と有貴は玄関に迎えに出た。
「由美さん、お邪魔します」
徹夜は由美のことをおばさんとは思えず、幼い頃から由美さんと呼んでいる。
「いらっしゃい、てっちゃん」と、振り向いた由美の姿に目を見張る哲也。
生唾を飲むのが、有貴と由美にも聞こえた。
「てっちゃんには刺激的過ぎたかしら? 有貴がこれがいいって言うもんだから」
「ううん。すごくステキです!」
「ほら、ママジュース出して」
ソファに隣り合わせて座る有貴と哲也。
「有貴スゴイなぁ、由美さん!」
「エロいだろ?」
「エロ過ぎて、俺鼻血が出そうだぜ」
「ちょっと我慢して」
「うん」
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