三つの願い 〜男の夢〜
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■ 第三章 女子寮で……5

「ああん…」

「ああん…」

「ああん…」



 あえぎ声ならさっきから響いていたが、風呂だけに、あえぎ声が幾重にも反響している。

 20人も座れない洗い場はほとんどいっぱいだ。一人で洗っている人はいない。みな、女子は男子を、男子は一人か複数の女子を、洗っていた。タオルを使っている人はあまりいず、多くの人は素手で洗い合い、あえぎ合っていた。

 けいこはさっきのつづきの話をしながら、入り口近くにあった椅子と洗い桶を一組取り「ちょっとごめんなさい」と言って、人のいる蛇口からお湯を汲んで、備えてあったボディーシャンプーを手に取った。あいている洗い場はなく、洗い場と洗い場の間の通路に陣取るしかなかった。

「まさるさんを先に洗いますね。座ってください」

けいこはそういって、僕を椅子に座らせた。そしてひざ立ちになり僕の首から、手、胸、腹、とどんどん素手で洗っていった。そして僕の体が泡で覆われると、けいこは胸に軽く石鹸を付けて胸を僕の体にすり寄せてきた。ドラム缶のような子がやっているのに、体が受ける感じは気持ちいい。僕は思わずあえいだ。当然棒はますます固くなっていった。

 けいこは僕の棒や、袋や、尻の穴を特に念入りに磨いたのは言うまでもない。

これだけ混んでいると、時々洗い場に座っている人とぶつかる。僕の左側にはさちこがすすむと洗いあっていた。ぶつかるたび、僕はさちことキスをした。反対側には、さっきの背の高い黒髪のショートカットの女子がいて、その人ともぶつかるたびにキスした。この人とは唇だけのキスになった。あまり知り合いではないようだ。

 もちろん、目の前のけいこと一番多くキスした。

 一通り体を洗って、頭も洗ったら、今度は僕がけいこを洗う番だった。けいこがしてくれたのと同じように、首、手、胸(体が大きい分かなり揉みでのある胸だった)腹、足、そして割れ目を特に洗った。けいこは僕の手が触れるたびにあえいでくれた。



 そして、僕とけいこは二人とも石鹸で覆われた。僕とけいこは抱き合って改めてディープキスした。

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