三つの願い 〜男の夢〜
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■ 第三章 女子寮で……15

 僕は実質的に女子寮の寮生…一晩中、ずっと、ここに……

 そう思うと、僕の棒は、また、目一杯、上を向いた。

 ゆみは、僕の胸に胸を押し付け、手で棒を握って4、5回上下させてくれた。

「ごめんなさい、まだちょっと疲れてて。あとでやりましょう」

 そういってゆみは湯船から出た。僕もあとに続いた。

 “脱衣所”に出たら、すすむがさっきの「まき」と名乗った子の上に乗り、今はキスしているところだった。

「すすむ、またやる気か?」
 僕は声をかけた。
「洗っているうちに、盛り上がっちゃって」
「飯行くんだけど…」
「そっか。俺はまきちゃんとやってから行くよ…ねぇ、まきちゃん」
「はい!」
「まきちゃん…大学でさんざんやったのに…さすが18、若い!」
 ゆみがそういって笑った。
「ゆみさんだってまだ19じゃないですかぁ〜あ、ああぁ」
 まきは、答えた後、すすむの攻めにあえぎ声を上げた。

 すすむだって、今日何回目? さっき5回発射したって言ってたな。

 僕とゆみは、バスタオルを取ってお互いの体を拭き、キスして、“脱衣所”を出た。
 ゆみは、出口で鞄を持った。僕も持った。忘れるところだった。

 僕たちは歩き出した。玄関の前を過ぎれば、また未知の領域だ。

 …実質的に寮生、といっても、分からないことばっかり。大丈夫かな…
分からないことは、なるべく不自然にならないように、聞こう…

 僕たちは、鞄を持っていない手を繋ぎ、たまにキスしながら、歩いた。

 玄関の近くに差し掛かった。
 今玄関から入ってきてパンティーを下ろしている女子、ブラウスのボタンをはめながら玄関に向かって歩いている女子がいる。
 また、小さめの女子と、男子も玄関に向かって歩いてきた。その女子は全裸の状態から大き目のTシャツだけをかぶり、トランクスを穿きかけているその男子と「ねぇ、これで捕まらないかなぁ」「うん、見えないんじゃないか」というような会話をしていた。

 ゆみが左側にある階段に向かって曲がる。僕も慌てて向きを変えた。
 ちらっと「食堂」という看板がかかった部屋が見えた。食堂は20人あまり入れる大きさのようで、8割がた席が埋まっていた。
 …ここはもう風呂の続きじゃないよな…でも…女子の中には、たまに濃い色のパンティーを穿いている子もいるが…階段から降りてきて食堂に入る人も、食堂から出て階段を登っていく人も…みんな…裸…

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