三つの願い 〜男の夢〜
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■ 第三章 女子寮で……17
便器の上には、ちょっと腰を浮かせた、あいかが!
トイレットペーパーで股間を拭いたところだったようだ。
僕の心臓の速度は二倍くらいになったような気がした。
女子の放尿シーンなら、今日見た。
でも、あこがれのあいかのこんな姿…
見てはいけないものを見たような気がした。僕は下を向いた。
あいかが僕に気づいた。「まさるくん、お風呂まだ混んでた?」
僕は、あとづさりしながら、下を向きながら「ごめん…」と言った。
トイレに入ったゆみは、あいかが水を流した便器にすぐに座り、ドアも半分あいたまま早速放尿しているようだった。
「なんであやまるの?」
あいかは洗った手の水を振って払いながら、トイレから出てきてそういった。
そして、僕の腰に手を回し、僕の唇に唇をつけ、舌を入れた。
入れながら、あいかの右手は僕の棒に回った。
「ねぇ、わたしのも、触ってぇ…」
あいかは僕の右耳に息を吹きかけながらそう言い、左手は僕の右手を捕らえ、自らの割れ目に持っていった。
濡れている…でも、これって…おしっこ…なのかなあ…でも、ぬめりもあるか…
「どうしたの?勃たないよ」
“トイレのあいか”のショックで、僕はまだ勃つ状況じゃなかった。
「いや…ちょっと」
僕は、何と言っていいか分からなかった。あこがれのあいかと、だし。気持ちいいことは間違いないが…
…そうだ、夕食行こうとしていたんだったなぁ…
しかし、いつの間にかあいかは僕を横に倒し(ここもカーペットだから痛くはない)僕の上半身から舌を這わせ始めた。
夕食の前にあいかともう一回…なのか、それでもいいような気がしてきた。僕の棒は少しづつ硬くなってきた。
コツン、足に何かが当たった。
「あ、ごめんなさい」
トイレの用が終わったゆみがドアを勢いよく開け、そのドアが僕たちの足にあたったところだった。
ゆみは、そのまま“ゆみと まきの べんきょうべや”と書かれた部屋に入っていった。
あいかは起き上がった。
「寝部屋行こうか。ここ邪魔だし」
あいかは僕の手を取って起こしてくれた。
寝部屋…ベッドか…そそられるけど、それでは本格的になりそうだ。
やっぱり夕食に行こう。
でも、何て言ったらいいんだろう?
「…ねぇ、あいかさん、夕食はもう食べた?」
「まだ。三順目でいいかなあ、と思ってる…食べたい?」
あいかは、察してくれたようだ。
「うん、ちょっとお腹空いて…」
「じゃあ、行こう。カード貸してあげる。待ってて」
そういうとあいかは、奥から三番目の部屋に入って、すぐに学生証ICカードを手に出てきた。
そして、僕の棒を握って、軽く揉みながら、歩き始めた。
僕も、濡れたあいかの割れ目を軽く撫でながら一緒に歩いた。
食堂に入った。
小さい食堂だけにメニューは少なく、A定食(ハンバーグ)B定食(白身魚フライ)くらいしかなかった。
「まさるくん、どっちにする?」
「うーん、Aかなあ」
「じゃあ、私Bにする」
そういうと、あいかは「A」と「B」のカードリーダーに学生証をタッチした。
食堂は(厨房内の人は白衣か、最低エプロンは着ているが)さっきちらっと見た時と同じく、裸の男子女子でごった返していた。男子はみな全裸、女子は一部濃い色のパンティーを穿いた子以外は全裸。
さらによく見ると、みな何も敷かず、直接椅子に座っていた。
保健センターや、教室では何も穿いていなければ敷いていたけど…
ここが公共の場所でなく「うち」だからなのかも知れない。
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