三つの願い 〜男の夢〜
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■ 第四章 「第二の願い」6

 僕はいそいでかばんと服を持ち、すすむとしほについて玄関へ歩き出した。

 僕は小声で聞いた。
「なあ、あのあと本当に当番の方々とやったのか?」
 すすむは、別に小声でなく、普通に答えた。
「おお」
「4人と、どうやって? 順番に?」
「まあそうだな。俺が仰向けて、あの4人がジャンケンして、勝ったリーダーが俺のち○ち○、二番目に勝った子が舌、三番目と四番目の子が右手と左手の人差し指、を入れていった。俺がフィニッシュすると、すぐ入れ替わって。俺はあんまり動かなかったけどみんな満足してくれて、俺も4回出してすげえ良かったぞ」
「短い時間に4回…すごいなあ、お前今日何回やった?」
 すすむは指を折った。
「ええと、朝のあいかさん…朝飯後のしほさん…」
 ジャム舐めたあと、やっぱりやってたのか…
「そして風呂掃除当番の4人、そのあと、またしほさん、で7回かな」
「ええっ、あのあとまた、しほさんとも…」
 前を歩いていたしほが振り返った。笑顔だった。
「大学いくまでちょっと暇だったし、ねぇ」
 しほはそう言って、すすむに同意を求めた。

 そしてしほは続けた。
「まさる君、もしかして、朝、あたしとやってから誰ともやってないの?」
 僕は下を向いた。それは、おかしいことなのだろうか?
「うん、まあ…当番とかあって…」
「それは寂しいねぇ」
 まあ、確かに、これだけ大勢人がいるところで、もし仮に朝から一言しか会話していなかったら、それは寂しいことかもしれない。

 玄関についた僕とすすむは、Tシャツとトランクス(きのうと同じTシャツとトランクスだ…まあいいか)、しほはTシャツとパンティーだけ穿いて、玄関を出て、大学へ歩き出した。

 僕はしほのおしりを、すすむはしほの胸を、しほは両手で僕たちの棒を、服の上から触りながら、大学へと歩いて行った。

 大学の門をくぐってからは、すすむはしほのTシャツをまくりあげて直接胸を揉んだ。僕はパンティーは下せなかったが、パンティーの中に手を入れて、おしりから、割れ目へ、触っていった。僕たちが触るたび、そこからは液が漏れてくるようだった。
 しほは普通の会話をしていてもときどき「あぁっ」と喘ぎ声を出していた。

 そしてしほは、僕たちのトランクスの前開きから棒を取り出し、直接触れ始めた。
 やばい…すごい気持ちいい、もうガマン汁は出てきた…でも、さすがに、ここで白濁液まで全部出しちゃったらやばいよな…

 僕たちはそのまま大学の食堂に入った。
 食堂は喘ぎ声があふれていた。女子寮の時と同じように、食べながらキスしてお互いの口の中のものを交換している男女もいる。食事終わって机の上に仰向けになってまわりの何人かの男子から触られている女子、なども見た。

 女子寮の食事時との違い、それは、以前からいつも見ていることだが、男子の多さ!
 いくら、うちの学科は女子が多くても、この大学はここ数年で女子比率が急速に増えていると言っても、大学全体では7割くらいの男子がいるのだ。工学部がでかいからなあ。

 だから、見る限り、女子複数に男子1人、という組み合わせはない。男女のペアはいるが、あとは男子複数に女子1人、とか男子たくさんに女子少数、という組み合わせだった。
 僕たちもそうだな。男子2人と女子1人…

 昼食をトレイで持ってきて、混んでいる食堂の中で一つのテーブルを確保し、僕たちは座った。

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