三つの願い 〜男の夢〜
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■ 第四章 「第二の願い」42
「うっ…うあっ…気持ちいい…りんこさん、さちこさん、のどかさん…」
ここで三人の、しかもさんづけの名前を呼ぶ、っていうのは、ちょっと難しくはあったが…
でも三人からの刺激…これはさすがに効いて僕の棒は次第に再び固くなっていった。
「準備できたね。じゃあ入れるよ」
そういうとりんこさんはそのまま僕の棒の上に座り、ゆっくり、ときに速く、動き始めた。
そしてさちことのどかは、再び僕の上半身のところに来た。
のどかはベッドの脇に座るような場所に来て、そして再び一生懸命乳首を舐めてくれた。
さちこは、ベットの僕の隣に横たわるような位置に来て、乳首舐めから入り、キスの連続で攻め続けた。
そして、さちこはいったん起き上がり、枕元に置いてあった液体を自分の胸に塗りたくっていた。
「まさるさん、ちょっと冷たいかもしれませんけど…」
さちこは、そのままその胸を僕の胸に擦りつけた。
一瞬はひやっとした。でも、その次にはこれまでの何倍もの快感が僕に押し寄せた。
「ああっ…ああ! ローションいい!」
僕は、そういって、そこでりんこさんに射精した。
りんこさんが僕の上から去った後、隣に横になっていたさちこは、すぐに手を僕の股間へ伸ばした。
「まさるさん…できそうですか…」
「うーん、ちょっと待って…」
実は、次はのどかなのかなあ、処女と…どうなるのかなあ…とひそかに期待した。でも、さすがにそれはだめか…
まあ、今晩もう一回さちこに、って約束したし。
そのように現実に戻っても、出したばかりですぐにはできそうもないと思った。それでも、さちこの手で揉まれ、ピストンされ、先端刺激され、そしてさらにさちこは顔を移動して舌で…で、だんだんできそうになってきた。
りんこさんは、さっきまでさちこがいたあたりに来て、股間を僕の近くに置いて膝立ちになった。僕は手で、なるべくク○を刺激するようにした。
「今度は、あたしが上で、いいですか?」
さちこは、僕の答えも聞かず、この体制のまま、コンドームを挿し、僕の方を向きながら僕の上に乗り、動き始めた。対面騎乗位というわけだ。
「舐めて」
その後、りんこさんは股間をさらに顔に近づけた、僕は頭を持ち上げ、そっちに向いて、舌を動かし始めた。
「のどかちゃんも、ぬいで、触ってもらったら」
りんこさんがそう言った。
のどかは、この部屋での3回目が始まってからも、その前と変わらず、僕の乳首を一生懸命舐めてくれていた。
のどかは舌を止め、上体を起こし、返事した。
「は…はい…がんばります」
僕はのどかの方を見た。
りんこさんの言葉に、のどかも思い切って、しかし中を隠しながら、ゆっくりと、パンティーを取りはじめた。
他の女子は、脱ぐときは何の躊躇もないので(当然もとの世界ではこのようなシーンは見ていないし)こんな脱ぎ方は新鮮に見えた。
さちこの中に入っているものがより固くなった。
そして、ほとんど手入れされていない生のそこが、目の前に現れた。
のどかのものを舐めることはなかったが、それでも、もちろん痛くないように、奥を傷つけたりしないように、気をつけて、だが大胆に、のどかのものにも触った。もうそこはびしょびしょだったのどかは、悲鳴にも似た、声を上げた。
やがてさちこにフィニッシュした。変わらず気持ちよかった。
さちことの約束「今日中にあと二回入れる」をちゃんと果たしたなあ、と思った。
「きもちよかったですぅ…」
さちこはそう言って覆いかぶさった。りんこさんものどかはそれぞれ僕と並んで横になって軽く触れあうくらいになった。
立て続けの三発と、そしてゆったりした気持ちよさに、僕はだんだんまぶたが重くなってきた。
今日もいろいろなことがあった…
はじめて自分から誘ってしたさちことのセックス…
あいかとの、一時間だけだけど、デート、そしてラブホでのセックス…
そして、ここで女子3人相手の4P!
今朝さちこに声をかけなかったら、僕はここにいなかったんだ。
文字通り「寝る」だけだった昨晩とはえらい違いだ…
自分からそうしたいと言うこと、そのちょっとの勇気、それだけで、こんなに変われるんだ!
僕はとても満足して、そして眠りに落ちた。
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