Hカップお嬢様乃南ちゃん
わたる:作

■ 14

「じゃ、乃南ちゃん、次俺の番!」
「乃南ちゃんのパイズリ……夢みてぇだ……」
男たちが口々に言う。

「も……もうやめて……」
乃南は全ての勃起にその巨乳をあてがうことになった……


「あ〜マジ最高! こんなに出たの初めてだぜ」
「俺も……あの乃南ちゃんのパイズリだぜ?」
「ハダカも見れたし、最高だな……」
「じゃ、またね。乃南ちゃん」
男子達がシャワールームから出て行く。

「こんなの……もういや……!」
残された17歳の少女のカラダは精液にまみれていた。


翌日、秋穂乃南はいやいやながらも学校に行った。
「言う事には全部従ったし……大丈夫だよね」

胸が目立ってしまわないように姿勢を低くして椅子に座ったり、パンツが見えないようにジャージを履くなど乃南は少しでも自分に向けられるエッチな視線をそらした。
それでも、誰かが今もいやらしい目を向けている気がしてならない。

「み……見られてるの……?」
乃南は恥ずかしがりながらも、どうにか何事もなく放課後になった。

「はやく帰らなきゃ……」
乃南は逃げるように教室から出ようとする。すると……

「の……乃南……ちゃん?」
「えっ? 小野……君?」

ふいにオドオドと一人の男子が声をかけてきた。
その小野という少年は乃南のクラスで一番内気で大人しい男子だった。
もちろん昨日乃南の胸を触った男子達の中にはいない。

「どうしたの? 小野くん?」
乃南は安心してほがらかに話した。
小柄で内気な小野は乃南にとって同級生というより年下に思えていた。
そのオドオドした口調からはどうも他の男子と違い、乃南をエッチな目で見ているとは思えない。

恋愛感情とは違うが、可愛いし、自分の胸ばかりを見る他の男とは違うため、乃南は小野が嫌いでなかった。

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