Hカップお嬢様乃南ちゃん
わたる:作

■ 18

あの清純な美少女がこんな大胆な格好を自分に曝している……

「どう……かな? 似合ってる?」

乃南が恥じらいながら尋ねる。

「うん……とっても似合ってる……よ」

小野が答える。

「そう♪ ありがとう」

乃南が笑いかけ、ほとんど出ているおっぱいを強調するようなポーズをとる。

「にしても混んでるね……」

乃南が呟く。

「あ、そうだ! 僕ぜんぜん混んでないとこ知ってるから……行こ、乃南ちゃん」

小野が言う。これが紙に書いてあった最初の指令。乃南を隅の人気のないプールへ誘うこと。
そこで男たちがカメラを持って隠れているのだ。

「うん、いこっ♪」

乃南が答えて歩き出す。

歩くだけで胸がぷるんぷるんと揺れる。
信じられないくらいに深い谷間。
メロンを凌ぐくらいのサイズ。

乃南のおっぱい。

小野は至福の時を味わっていた。


「ほんとだ、空いてるね」

プールに着いて乃南が言う。
メインの大きなプールから見れば大分小さいが、人はほとんどいない。

大勢の人にこんな水着姿を晒すには乃南は恥ずかしすぎるのでちょうどよかった。

「泳ご♪ 小野くん♪」

乃南が言い、プールに入る。

「うわ……」

それからはもうまさに至福だった。

目の前で乃南のおっぱいが弾む。
潜ってみれば一枚の布越しに乃南の恥丘。
ほとんど出ているヒップ。

「ん……」
乃南は自分のカラダを食い入るように見る小野の視線に気づく。

(あ……見られてる……)

小野も男だ。こんな格好で胸を見せれば興奮するのはわかっていた。
だが、小さい子供に見られているような感覚で、乃南にはあまり羞恥心が沸いてこなかった。

むしろ小野がさらに可愛く見えるのだった。

「小野く〜ん♪」

乃南はわざと胸を揺らして見せる。他の男子には絶対見せない行為だ。


「す……すごい……! 夢みたい……!」

セクシーな乃南に興奮の絶頂だった小野はふいに指令のことを思い出す。

「あ、乃南ちゃん……」

「何?」

乃南が近づいてくる。

「あの……泳ぎで競争しない? そんで今日一日負けたほうは勝ったほうのいうことなんでも聞く……ってことで」

「え……?」

乃南は少し戸惑う。小野らしくない誘いだった。
しかし断るのも少し悪いような気がした。

「うん……別にいいよ?」

「それじゃここから端まで競争ね」

「うん、負けないよ」

乃南が言う。小野は運動は得意では無かったが、水泳では乃南はあの巨乳が邪魔になる。
小野は勝つのを確信していた。

あの男たちからの次の指令。乃南を言いなりにすること。

「よーい、スタート!」

小野が言い、一斉に泳ぎはじめる。
やはり、乃南は抵抗が大きく、遅かった。

三十秒ほどで決着は着いた。

「はぁはぁ……負けちゃった……」

苦しそうに乃南が言う。

「それじゃ……言うこと聞いてね? 乃南ちゃん」

小野が言う。

「うん……仕方ないね……」

「それじゃ……まず……」

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